おきらく旅日記 (original) (raw)

2024年 10月 05日

２０２４・５月高知旅行３泊４日４

四日目（最終日）：

高知城→ひろめ市場→鰻HASIMOTO→宿に預けた荷物を受け取って

空港バスで高知龍馬空港→羽田→帰宅

泊った城西館は創業明治７年（１８７４）の由緒ある老舗旅館で

宿のある場所は「高知市上町」。

そこは坂本龍馬の生誕地でもある。

なので近くには記念石碑があったり記念館があったり、

家紋や肖像があるベンチも置かれていて

龍馬ゆかりの道という案内板もあるので

龍馬ファンはぜひそのあたりを散策してみるといいと思う。

すぐ近くの郵便局（龍馬郵便局）では窓口でお願いすると

郵便物に龍馬の消印を押してもらうことも出来る。

局内には記念スタンプもいろいろ置いてあるので

それらを押して自分宛にハガキを投函した。

あんぱんまんスタンプは高知駅で。

高知城

高知城は土佐藩初代藩主、山内一豊が約１０年かけて築いた城。

高知の町のシンボルだが、この城は規模は小さいながら天下の名城。

攻守を考えぬいた城の構造、雨の多い高知ならではの石垣造り、石樋など

さまざまな工夫が凝らされている。

天守閣からの眺め。

何やら駆け足案内だが、このお城はほんとに見どころが多い。

天守は江戸時代から現存のものだとか。

急階段を上るのは大変だけど

てっぺんからぐるりと見渡せる城の敷地、高知市内の風景は素晴らしかった。

高知旅は３泊ながら充実の日々で

まだまだ行きたいところはあったけど

余韻が残るほどまた再訪したくなるというもの。

また行きたいなぁ、行けるかなぁ・・。

次回があるとすれば、今度は四万十川（四万十のうなぎも有名）

足摺岬にも行ってみたい。

高知旅、げにまっこと楽しかったぜよ！！

# by okira935 | 2024-10-05 15:15 | 行ってミレー、高知♪ | Comments(0)

2024年 10月 01日

高知旅行３泊４日３－２

牧野富太郎博士が生まれ育った故郷、佐川町。

造り酒屋「岸屋」の一人息子として生まれたが実家はすでになく

今は生家跡地にふるさと館として資料館が建てられている。

「名教館（めいこうかん）」は江戸時代に武家の子が学んだ学問所だが

明治初期には庶民も通うことが許され、牧野博士も通っていた。

（玄関のみが当時のまま現存）

佐川は古い酒蔵が軒を連ねており

土佐漆喰の白壁、独特の水切り瓦など趣のある建物が多い。

昔の商家がカフェになっていたりしてのんびり寛ぐ事も出来る。

ゆっくり見学したかったのだが時間がなくて

ばたばたっと駆け足での町内散策だったのが本当に残念だった。

４０年以上の伝統を受け継ぐ蔵元「司牡丹」

「酒ギャラリーほてい」は

司牡丹のお酒はもちろん、酒器や雑貨も売っている。

運転手さんお勧めのお酒をお土産に購入。

「自由は土佐の山間より」

この言葉は自由民権運動発祥の地である土佐を象徴する言葉で

土佐の志も素晴らしいが飲んでもとても美味しい！

本来、司牡丹酒造の人気銘柄は「船中八策」らしいのだが

何やら大人の事情で中身は同じだけどネーミングが違って売られているとのこと。

スッキリ辛口、高知ではすっかり冷酒ファンになってしまった私です。

余談だが、お世話になったタクシーの運転手さんは

「らんまん」ロケの時に移動担当だったそうで

「どうでしたか、役者さんたちは？」とついつい聞いてみたところ

志尊淳君はオーラがあって一番良く喋っていた、

松坂慶子さんはおっとりしていて、神木隆之介くんは普通だった（？）とのこと。

いずれにしても大好きな役者さんたちだけど。

高知市内に戻り、この日は「城西館」に宿泊。

夫の「大きなお風呂に入りたい」という希望があったのと

この宿の周辺に坂本竜馬の誕生地など、ゆかりの場所があること、

有名な老舗旅館であることなどが決め手。

二階の「わら焼きタタキ工房」ではその場でカツオをさばいてわら焼きする実演もあって

その場で試食もさせてもらえてお客さんは大喜び。

夕食はちょっと贅沢をして料亭カウンターでいただくことにした。

ちなみに大浴場の男湯は「いごっそうの湯」、女湯は「はちきんの湯」

はちきんというのは土佐弁で男勝りの女性のこと。

はちきんさんは快活で良く働く。

見習わねば。

# by okira935 | 2024-10-01 13:13 | 行ってミレー、高知♪ | Comments(0)

2024年 09月 30日

2024・５月高知旅行３泊４日３ー１

三日目：

観光タクシーをチャーター。

JRホテル→名越屋沈下橋→にこ淵→安居渓谷（水晶淵）

→佐川町→高知市内城西館→付近の散策→館内にて夕食（泊）

この日のプランは観光タクシー（手配予約済み）の運転手さんと

相談しながら半分はお任せだったが、こちらの希望は二点。

１：仁淀ブルーと呼ばれる美しい水の景色を見る

２：帰りに牧野博士の生まれた佐川町に寄ってもらう

それでも往復５時間（昼食時間込み）はぎりぎり必要とのことで

超過分の料金は追加でという事だったが、

若干の超過はおまけ（？）運転手さん、いい人だった！

市内を抜けて山間部へ向かう。

まずは名越屋沈下橋。

沈下橋とは欄干のない橋で

増水時に橋が水中に「沈下」することを想定し

水の抵抗を少なくするために欄干を作らないまま川にかけられている。

そんなに広くないけど、車が行き来する、れっきとした生活道路。

慣れない運転ではちょっと怖いかも。

にこ淵（いの町）

ここは仁淀ブルーの聖地とも言われているが

仁淀川支流の秘境にある滝壺。

ここには水神の化身である大蛇が棲んだという伝説があり

もともとは地元の人も立ち寄らない神聖な場所だった。

ところがある時ＮＨＫのなんちゃらいう番組が紹介したことによって

あまりの神秘的な美しさに人が押し掛けるようになり

崖を谷底に降りるのが危険なので町が階段を設置して

あっという間に人気の観光スポットになったとのこと。

（運転手さんからの受け売り）

山道からこんな階段を降りて行く。

たしかに絶景だが、足の悪い方はやめておいたほうがいい。

安居（やすい）渓谷（仁淀川町）

この渓谷も素晴らしい景観で

緑の中を歩きながら、美しい水の流れ、淵や滝を楽しむことが出来る。

ただしここも遊歩道になっているとはいえ、石の上、水に濡れた落ち葉の上、坂を歩くので

ヒールやサンダルでは滑って危ないので要注意。

これは川の流れの中にある石。

ほんとうに信じられないくらいに水が澄み切っている。

この後は宿泊施設もある山のバンガローでお昼を食べて

高知市への帰路の途中で佐川町へ。

（箸袋に注目♡）

ここ以外には中津渓谷という美しい渓谷がもう一つあって

そこも滝や渕、石柱など見どころが多いらしい。

運転手さんの言うにはそちらの方が若干遊歩道が整備されていて

高齢者やそんなに健脚でない人の場合は中津川渓谷の方を案内するとのこと。

いずれにしても仁淀川町観光協会は要チェック。

もっと余裕があれば高知アイスだの日高村のオムライスだの

いの町の土佐和紙などにも興味はあったが

いつかまた来れることを期待して、

さて次はいよいよ牧野博士の生まれた町、佐川へ！

つづく

# by okira935 | 2024-09-30 15:15 | 行ってミレー、高知♪ | Comments(0)

2024年 09月 25日

高知旅行３泊４日２－２

クロード・モネ（１８４０～１９２６）は

印象派を代表するフランスの画家。

印象派とは細部を丁寧に描写するよりも色彩や光の印象を

大胆に表現することを重視しており「光の画家」とも呼ばれている。

４３歳からフランス北西部、パリ郊外のジヴェルニーで暮らし、

亡くなるまでそこで数々の作品を生み出した。

いわゆる「モネの庭」は彼が手掛けて作った庭で

それをこよなく愛し、睡蓮の池を描いた連作はモネの代名詞ともなっている。

北川村の「モネの庭」はそれを模してつくられたものだが

クロード・モネ財団からその名を付けることを許されているだけあって

ほんとうに美しい庭だった。

常時手入れされている方たちのご苦労のたまもの。

復習地図

この日は園内レストランが休館と知っていたので

お昼は買ってきたパンを園内のベンチで食べた。

緑に囲まれて、まるでピクニック気分。（虫もいたけど）

こんな木陰にベンチがあります。

あちこちにモネの複製画が置かれており

描いたと思われる場所を模して庭づくりがされている。

ボルディゲラの庭にあるカフェで休憩。

後から気が付いたのだがソフトクリームのトッピングは

高知県民のソウルフード（菓子）ミレーのビスケットだった。

（このビスケットは美味しい！）

入口まで戻り、駐車場をはさんでギャラリーショップのある建物へ。

その奥はまたもや色とりどりの花の庭。

帰りはまたバスに乗って、ＪＲに乗って・・

さすがに各駅では時間がかかるので普通に高知行き快速電車にしたが

ほぼ一日がかりのこの日の行程は疲れたけどとても実のあるものだった。

もっとお手軽に行きたい方は旅行社のツアーもたくさんあるし

たとえばここは高知龍馬空港からは近いので

空港から直接来れば東京からの日帰りもむしろ可能かと。

とにかく私としては高知旅の目的の半分は無事に達成した事だし

その上この日のご褒美は大好きな鰻を食べて疲れを癒すことなのだ。

うなぎパワーで体力回復、活力全開！

このお店（鰻 HASHIMOTO）はあれこれ調べて決めたお店だったが

大当たりというか、備長炭で焼き上げた鰻は外はカリっ、中はフワッ、

とても美味しくて冷酒ともバッチリ。

実は注文の前に酒弱の夫はウーロン茶だのコーラだの迷っていて

私が「せっかくの鰻にコーラ？！」とか言っていたのが大将に聞こえてしまって

「いいんですよ、無理に飲まなくても。お茶をお出ししますから」

とわざわざ言ってくださり、ありがたくも夫はうな重を堪能し

私は地元の日本酒でうざくやう巻もとっても美味しくいただいたのだった。

このお店はすっかり気に入ってしまって

最終日のお昼に再訪問。

高知はお酒もうなぎもうまいぜよ！（ミレーもね♪）

# by okira935 | 2024-09-25 19:19 | 行ってミレー、高知♪ | Comments(0)

2024年 09月 23日

2024・５月高知旅行３泊４日２ー１

二日目：

高知駅→土佐くろしお鉄道・しんたろう２号乗車→奈半利

→北川村村営バス乗車→モネの庭（マルモッタン）

→同ルートで奈半利・後免・高知駅→とさ電はりまや駅

→鰻HASHIMOTO（堺町）→ホテル

この日のメインは列車に乗って奈半利まで行き、村営バスで北川村へ。

目指すはモネの庭だが、目的地までにもう一つのお楽しみがある。

オープンデッキのある「しんたろう２号」に乗車すること。

この列車は高知駅を出発してJR土讃線・御免駅から直通で奈半利駅まで行け、

車両の一部がオープンデッキになっているので外のデッキに出て景色を眺めることが出来る。

わざわざこの列車に乗るための時間調整で朝もホテルでゆっくり、

お土産屋さんを覗いたり駅構内を探検したり・・

（アンパンマン広場でスタンプを押したりとか）

このところ「乗り鉄オヤジ（おこちゃま）」になっている夫のために

前述Y子女史の旅記録をじっくり検証して（？）よし、これだ！と決めたプランなのだ。

都合の良い事に駅員さんにお得切符を教えてもらえたので

かなり割安に往復出来ることになった。

のんびりと列車の旅を楽しみます。

車体にはやなせたかし氏のイラストがたくさん描かれており

それらは駅ごとに設定されているマスコットキャラクターたち。

海沿いを走るので気持ちがいい。

ただし風が強いので帽子を飛ばされないように！

途中駅にある安芸球場は長く阪神タイガースのキャンプ地だったが、

今は一・二軍とも沖縄に移ってしまったようだ。

名残のトラ模様の列車がまだ走っている。

さて、高知駅始発のしんたろう２号、

１時間４９分かかって奈半利に着いた。なんと２５駅経過。

さらに村営バスに乗って北川村へ。

（モネの庭行きが出ている）

このバスは希望者は中岡慎太郎館にも連れて行ってもらえるそうだ。

↓北川村村営バス。（案内がとても親切）

やっと、念願の「モネの庭」に着いた！

モネの庭（マルモッタン）

ここも園内は広い。

まずは睡蓮の咲く水の庭へ急ぎます。

（睡蓮は午後になると花を閉じてしまう）

来て良かった。

ほんとに美しい庭だった。

フランスまで行かなくてもこれで十分だ。

その上お天気が良すぎて暑い！！

（参考まで）

「青い睡蓮」を見ることは出来なかった。

残念ながら５月は花の咲く時期ではなかったので。

もしまた機会があるとしたらぜひこの花を見に

季節を変えてもう一度訪れたいと思う。

（↓写真はよそからお借りしています）

モネの庭、まだ次につづく。

# by okira935 | 2024-09-23 13:13 | 行ってミレー、高知♪ | Comments(0)

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うれし楽し。旅は私のおまつり。

by okira935

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