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おきらく旅日記

2023年 03月 24日

「太平洋序曲」・感想

３月某日、久々の日生劇場へ。

何年振りか？

というのは、都合が悪くなって行けなくなったというチケットをいただいてしまったからで

その日の予定ガラ空き、芝居好きの私が代わりに行くのに何の不都合が？！

むしろ喜び勇んで行かせてもらいました♫♪

某Y子女史に感謝！

お話の内容は簡単に言うと舞台は江戸時代末期、鎖国中の日本に黒船がやって来た。

その歴史の転換点を現代の目から狂言回しが物語全体を語る、というもの。

舞台美術や衣装のテイストは和風、役者さんも全員日本人なんだけど

アメリカ人が作ったものをイギリス人が演出します。

音楽はソンドハイム氏（現在、御年９０歳を超える）

率直な感想だと私が今まで観て来たミュージカルとはちょっと異質なもので

楽しい、はじける、夢があるとか

またはドラマチックな非日常的なものではなくて

確かに存在した歴史のひとコマをミュージカル仕立で学ぶという感じ？

１２００円のお饅頭を買おうかどうか迷った。

（近くの人が美味しかったと言ってました）

劇場内に展示されていた写真はにわか勉強にもってこい。

ペリー記念館にも行ってみたくなった。

帰宅してから史実を調べたり、パンフをじっくり読んだりしたので

もう一度観たらある意味、沼にハマるかもしれない。

実際、楽曲も難しかったのだけど

役者さんたちに言わせると最初はとても大変だったけど

練習しているうちにとても心地よくなって聞けば聞くほどクセになってしまうんだとか。

この日は終演後にアフタートークもあって

狂言回しの山本耕史、香山弥左衛門役の廣瀬友祐、ジョン万次郎役のウエンツ瑛士の

イケメンお三方をじっくり見る事も出来た。

これから観る方、たとえば贔屓の役者さんがいたら

へぇ～、この人はこんなこともするんだと感心するかもしれない。

何年も前に観たエリザベートの朝海ひかるさんは

こんな面白い役回りもするんだ～って思ったし

同じく昨年のエリザベートのルドルフ、立石俊樹のジョン万役も見たかったし

ストレートプレイでもいいんじゃないのと思いはしたが

海宝直人の歌はやっぱり聞きたい。

舞台セットがシンプルながら工夫されていてとても美しかったです。

コロナもやっと落ち着いてきて

この何年間かの反動がこわい。

鎖国中だった私の道楽が一挙に開国しはじめちゃったらどうしよう？！

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by okira935 | 2023-03-24 15:13 | 観劇 |Comments(0)

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うれし楽し。旅は私のおまつり。

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