カーミージー海浜公園 (original) (raw)
沖縄は梅雨入りしました。
例年より遅い梅雨入りです。
それはそうと先週の晴れた平日休日の朝、急に思いたち その日妻は仕事だったので一人でバードウォッチングに行ってきました。
最近の私は計画無しの思いつきで鳥見に行くときは大体ここに行くことが多いのですが、 豊崎海浜公園から探鳥開始です。
強風の中で野鳥を探すこと1時間。
強風のためか野鳥の姿が見えなかったので 隣接するショッピングモールのイーアス豊崎に行き妻の誕生日プレゼントを探すことにしたのですが、ピンとくるものが見つからなかったので、浦添市のパルコシティへ バードウォッチングを兼ねて行ってみることにしました。
というわけで浦添市に移動。
満潮だったのでイノーの岩礁が水没しておりシギ・チドリの姿は見えなかったのですが、大きな獲物を抱えた季節外れのミサゴを見つけました。
ミサゴ(浦添市2024年5月16日)
沖縄ではミサゴは冬鳥とされており通常この時期は北へ渡ったあとなのですが、一部の個体が居残って越夏します。
ミサゴ(浦添市2024年5月16日)
公園の上をウロウロ飛び回って落ち着いて食事ができる場所を探していた模様。
ちなみにカーミージーとは方言で「亀瀬」という意味で、岩の形が亀が伏せたような姿に見えることからそう呼ばれていて、亀を指す「カーミー」と岩礁を表す「ジー」が語源。
沖縄の言葉で、サンゴ礁に囲まれた浅瀬のことを「イノー」(礁池)と呼び、この場所は干潮時にイノーが広がる絶景ポイントでもあります。
米軍基地に隣接する白浜にも野鳥が居ます。
この日は橋の上からクロサギを観察。
普段は見上げてばかりの野鳥を上から見下ろすのも面白いですね。
クロサギは繁殖期以外もペアで行動していることが多いのですが この日は単独行動しているようでした。
沖縄県浦添市の海岸にある「イノー」は、都市部近くに自然が残ることから「奇跡の海」とも呼ばれているのですが、この一帯は開発計画が立ち上がっており米軍の牧港補給区が返還されたら商業開発で消えてしまう可能性が高い。
今に始まったことではないのですが、いいかげん観光資源を潰して観光開発という沖縄の悪癖は終わりにしてもいいのではないでしょうか。