【MTG】「とにかく強いゾンビデッキが組みたい」と悶絶するお話~魂の洞窟不要!創意工夫で楽しむ!最強ゾンビデッキの構築を目指す~ (original) (raw)

こんにちは、ダンナです。
以前書いた「とにかく強いゾンビデッキが組みたい」というお話が好評で、多くの方に読んでいただき、また、色々な視点からアドバイスも頂きました。
コンセプトが「無限コンボは採用しない」「他に組んでいるゾンビデッキと同じような動きをしない」「高額なカードは採用しない」という、実にカジュアルなものである故、「本当に強いゾンビデッキを組むつもりがあるのか?」と思われてしまいそうです。
部族デッキであれば「魂の洞窟」は必須レベルで入れるべきとは思うし、呪文ももっと軽く上位互換のものを使うべきではと言われるかもしれません。
しかし、良いのです。デッキビルド中は自分の範囲内でどこまでできるのかを考えるのが楽しいのだから…(負け惜しみ)。

はじめに

さて、今回は前回書いた記事の第2弾です。たった1年ではありますが、ゾンビの数が増えました。アーティファクト・ゾンビが追加されたり、既存ゾンビの上位互換が出てきたり、Falloutの特殊なゾンビから、ならず者まで…本当に色んなゾンビが収録されました(歓喜)。ゾンビが出るたびに、一つ一つ吟味し「世間では弱いと言われているけど、使い道はないかな?」とか「ピーキーなゾンビだ!なんか面白いことできそうだぞ!」とかとか、常に考え、楽しんでいます。デッキビルドの時間が一番楽しい…。
どんなゾンビも、どんなヨワヨワでも、愛情をもって、切り捨てることなく接するのが僕の信条なのです(_Extremely Slow Zombie_なんて可愛いゾンビの代名詞とも言えます)。

デッキリスト

ダンナ・オブ・ザ・デッド2024のデッキリストは以下の通り

【土地(22)】

1 やせた原野
1 アガディームの墓所
1 泥炭の沼地
18 沼
1 魔女の小屋

【クリーチャー(30)】

4 屍肉喰らい
4 滅びし者の勇者
4 墓所這い
4 呪われた匪賊
4 アンデッドの占い師
1 戦墓の巨人
3 ゲラルフの伝書使
3 疫病吹き
3 宝石の手の汚染者

【呪文(8)】

4 激しい腐敗
4 打ち砕く希望

【サイドボード(15)】

4 強迫
4 根絶
4 望み無き悪夢
3 無駄省き

画像付きリストのリンクはコチラ(晴れる屋)

前回と比較すると大きく顔ぶれが変わりました。
アグロデッキの弱点は「息切れする(手札不足)」「打点が足りない(パワー不足)」「全体除去に弱い(小粒揃い故)」だと思っています。たぶん。
また、ダンナ・オブ・ザ・デッドは「ゾンビらしいゾンビデッキ」を目指しています。ゾンビが強いから怖いのではなく、ゾンビが大群だから怖いのでもなく、そこにゾンビが居るから怖い…。そういうデッキに仕上げるよう努めています。

デッキ解説(クリーチャー)

例えば「滅びし者の勇者」は怖いです。初手1ターン目に唱えられたら「やばい!早く対処しなきゃ!」となることでしょう。ゾンビが出てくるたびにサイズが大きくなるのは優秀と言わざる得ません。また、このカードと上手に作用するのが「**墓所這い」「呪われた匪賊」「戦墓の巨人」「ゲラルフの伝書使」です。基本、すべてのゾンビに上手く作用しますが、特に気に入っている動き方であったりします。
墓所這い」は言わずもがなで、倒れても倒れても蘇るゾンビ・オブ・ゾンビなカードであるため、蘇るたびに「滅びし者の勇者」を強くします。
呪われた匪賊」は3マナで使いづらかった「肉袋の匪賊」というゾンビ版布告除去が、使いやすい2マナという軽さになり、除去+サイズアップというお得感が増しました。基本は布告除去として使います。
戦墓の巨人」や「ゲラルフの伝書使」は盤面を整えたり、相手へ直接ダメージを与えたりと嫌らしい動きができます。序盤に無視した「滅びし者の勇者**」が3~4ターンもすれば大変なことに…。

アンデッドの占い師」「戦墓の巨人」「疫病吹き」は居るだけで怖いゾンビの代表格とも言えます。ただでは死なぬ…そういった強い怨念のようなものすら見えてくる子たちで、息切れや打点不足を大いに補ってくれます。この子たちにも「呪われた匪賊」が大活躍で、布告除去を唱えただけなのに、ドロー・ゾンビ1体・1点ダメージというおまけがついてきてしまいます。この子たちも対処しないと後が怖いぞ…。

ここまで工夫しても息切れや打点不足に悩むことがあります。アグロデッキの宿命と言わざる得ません。また、全体除去はないにしても、盤面が膠着することもしばしば…。そういった場合、非常に便利で有能なのが「宝石の手の汚染者」さんです。このデッキをレガシーたらしめる原因…(要因…)。盤面が膠着してしまい、もうどうしようもない!というときの後押しになり、サイクリング後に全ゾンビで殴り掛かれば勝てるという場面もしばしばあります。あと1~2点なら小粒なゾンビが多いこっちの方が有利だからね!

…「屍肉喰い」のことを忘れているのでは?だって…?そんなことありません。寧ろ好きオブ好きなゾンビを語らないわけがないのです。能動的にコスト無しでサクることのできるゾンビは非常に優秀。しかも1マナ!軽い…!
インスタントタイミングでサイズアップ&サクリファイスが出来るため、打点を集中させたり、「**墓所這い」をもぐもぐすることで「滅びし者の勇者」のサイズアップに一役買ったり、「疫病吹き」「アンデッドの占い師」ゲラルフの伝書使**」のメリットを能動的に誘発させたりできるのです…。可能性は無限大だ…。しかも、もぐもぐすると自分もちゃんと大きくなれる。個では脅威となりにくいのですが、集により恐怖の対象となるゾンビと思っています。可愛いやつめ…。

みんなはどのゾンビがお好き?

デッキ解説(呪文・土地)

以上がゾンビたちの可愛い所自慢でした(違うか)。お次は呪文たちのご紹介。今回は除去とカウンターのみとしてみました。ダブルシンボルの重々スペルたちです。

まずは以前から使いたいと思っていた「打ち砕く希望」です。この子は「カウンターorダメージ?(にちゃあ」という変態的なプレイが出来るカードです。マストカウンターではありませんが、相手の背負うダメージは5点とそこそこ重いです。ことアグロにおいては終盤になればなるほど嫌われる動きが出来ます。ライフ5しかなかったらマストカウンターですからね!強い強い。

また、モダホラ3で収録された「激しい腐敗」も採用しました。「汚涜」と迷ったのですが、プレインズウォーカーを無視しながら殴れるって強いのでは?ということで採用されました。破壊不能やプロテクション、全体除去は「打ち砕く希望」に任せました(重責)。

土地については随時色々考えている最中です。難しいよね、土地って…。それこそ高額カードを買えば解決してしまうものも多いのです。工夫でどうにかできる範疇を超えているものが多々あります。であるからこそ、カジュアルに遊びたいと考えているので、なるべく創意工夫だけで楽しみたいのです。土地の差はデッキパワーの差に比例すると思っています。

唯一気に入っている土地は「泥炭の沼地」です。10円位で拾った子なのに、2ターン目で3マナが出せるというのは優秀すぎる…。

さいごに

さてさて、ここまで書いてきましたが如何でしょうか。
前回も言いましたが大会レベルでは大したことないかもしれません。しかし、そうであっても面白い動きや嫌らしい戦い方を常に考え、どんなデッキにも立ち向かえる「とにかく強いゾンビデッキ」を組んでいきたいと思います。
コメント等で「このカードと相性よさそうだよ!」というのもお待ちしております。とても嬉しいです。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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