【2025年教科書改訂】中学英語はさらに難しくなりそう (original) (raw)

来年、中学の教科書が改訂される。

前回の改訂が2021年。そのときに大きな話題となったのが英語の改訂。以前と比べて圧倒的に難しくなった。さすがに来年の改訂は英語は少しは易しくなるかと思いきや、さらに難しくなるようだ。

来年から使う英語の教科書がヤバい。

今使ってる2021改訂教科書すら難しすぎるのに、さらに難しくなるとは思わなかった・・・。

これ、多くの中学生保護者がみたら「中1の2学期くらいかな?」って感じるんじゃないかな。

でも、Part1-1ですからね。

・be動詞
・一般動詞… pic.twitter.com/7XlcptAxCk

— しのはら塾長@兵庫いぶき塾 (@shinohara_ibuki) 2024年10月9日

中1でアルファベットがテストに出るのは昔の話。今は中1の一番最初の定期テストから長文が出される。ABCが書けない子は知らない子、簡単な単語の読み書きができない子、そしてbe動詞や一般動詞の区別などがわからない子はもう置いていかれる。

このくらいは今の時代小6でマスターしておかないといけない。でも、この事実を知らない親御さんが一定数いる。なぜなら自分が中学生だった頃はABCから始まったから。兄弟が上にいたり、先輩ママ友から話を聞いていればわかるかもしれないけど、そうでなかったらなかなかこの事実は知らないだろう。

こういうのも情報の格差だよね。知っている人は早めに塾などに入れるし、知らない人は、中1でテストが取れない現実を知り、慌てて塾に入れさせる。ここで行動すればまだいいけど、中2、中3まで何も対策をしてこないと、なかなか高校受験は厳しい。

我々塾講師ですら、この英語の難化はびっくするくらいのペースで進んでいると感じる。つい先日も、中学3年生の英語の定期テストを見ていてその難しさに非常に驚いた。大学入試か!ってくらい難しい。初見問題の長文は当たり前、しかもその中学では段落整序問題が出てきていた。

段落整序問題ってのは、英語の段落がバラバラの順番になっていて、それを正しい順番に並べ替えるっていうもの。こんな感じ↓

参照:https://ameblo.jp/sirius-minnade-goukaku/entry-11761956453.html

しかも、段落がかなり長いのと、5つも段落を並べ替えないといけなくて相当大変だった。さらに40問近くあるうちの1つの問題にしか過ぎないというのもびっくり。公立の中学で英語の先生は何を生徒たちに求めているのだろう?

いずれ、小学6年生で英検凖2級をとっても普通みたいな世界になるのかもしれない。英語に関しては私立中学受験にないので、公立中に進学する子の方ができるかもしれない。英語教育の難化・早期化が進んでいるね。小学生でアルファベットも読めない書けない子って今後どうなってしまうのだろう。。。