正方形ディスプレイが魅力のエミュポータブルゲーム機。『Powkiddy RGB20SX』レビュー (original) (raw)
おにじと申します。
今回は中華ゲーム機のレビュー。
最近お世話になっているBanggood様から、『Powkiddy RGB20SX』の方をご提供頂いたので、ご紹介していけたらと思う。
こちらはディスプレイが正方形という、中々にユニークなゲーム機となっている。
こちらの方をレビューしていこうと思うぞ。
開封
ということで開封していこう。
箱。
なんじゃこの箱!?
なんかあんまり見たことないデザインで結構驚いた。
汚れてるんかお前みたいなデザイン。そんなことはないです。ハイ(
中身は以下の通り。
Powkiddy RGB20SX本体
USB-C to Aケーブル
説明書
ステッカー
割とシンプルなラインナップ。
このステッカーはなんだ?(
外観チェック
ということでまず外観を見ていこう。
縦型のゲーム機としては、割と普通に見えそうな感じもするんだけど、結構違うんだよなこの感じ。
ボタンレイアウトは右側にABXYボタン、アナログスティック。
左側に十字キー、アナログスティック。
中央上にスピーカー、スタートセレクトボタン、ファンクションキーという感じ。
真ん中にスピーカーあるの珍しいな。あとアナログスティックあるの、こういうのだと珍しいね。
裏面はこんな感じ。
LRのボタンがある。
各種インターフェイスも確認していこう。
下部。
USB Type-Cが2つ。こちらは充電用と、コントローラー用となっている。
あとイヤホンジャック。
左サイド。
電源ボタン、リセットボタン、ストレージ用のMicroSDスロット。
右サイド。
ボリュームボタンとシステム用MicroSDスロット。
使ってみよう
では、実際に起動して使っていこう。
電源をオンにするとこんな感じ。
このディスプレイは4インチ正方形のIPSパネル。
解像度は720×720となっている。
画面はキレイだなあって感じ。
3.5インチの液晶ディスプレイとなっており、解像度は 640 × 480、画素密度は229PPI。
ベゼルは基本狭いが、下がちょっとだけ広めかな?
なんというか画面が大きいんだよな。正方形ディスプレイは初めて見たけどこんな感じなんだなあって。
こちらしっかりフルラミネーションディスプレイとなっている。
スピーカーは必要十分な音は出ている。
まぁ別によくはないけど。こういうスピーカーってキンキン系で耳に刺さる!みたいなこともあるけど、そういうことはないんじゃないかなと。
OS JELOSってのが今回入っていた。
では、操作性の方を見ていこう。全体的に詰まっている感じはあるんだけど、言うて悪くはない。
ABXYボタンはマットな雰囲気がある。
ABXYの印字は凸凹での印字である。
少し遊びはあるのかなって感じではある。押し心地は少し柔らかめな感じ。
十字キーに関しても、少し柔らかめになっている感じなのかなと。
アナログスティックは高さがそこまでない感じ。
多分Switchのスティックと近い感覚だと思うなと。
STARTボタンとかは押し心地が強めな感じだね。
LRボタンは高さや形状も違う感じで独立している感じ。
なんか形が変わっているんだよな。ポコポコ鳴る感じで、あんまこんな感触のイメージないなほかでは。
ゲームをプレイしてみよう。
と言っても筆者PSのグランツとか、大昔に買ってあの頃は色々と出来すぎたPSPのデータとかしか持ってない。
まぁレースゲーで動けば基本動くでしょうということでここは一つ頼むわ(
ゲーム起動後のメニュー画面とかは、SELECT+XボタンでRetroArchのメニュー画面が出て来たりするみたい。
まぁ普通のシステムメニューはSTARTボタンで出るし、SELECTでクイックメニューが出るみたい。
A:決定
B:キャンセルX:ROMメニュー表示
SELECT:クイックメニュー表示
START:システムメニュー表示
L1 / R2:ゲームメニュー移動
音量上下:音量調整(RetroArch)
SELECT+START(2回):ゲーム終了
SELECT+上下:音量
SELECT+音量:明るさ調整
SELECT+R1:クイックセーブ
SELECT+L1:クイックロード
SELECT+X:クイックメニュー
SELECT+Y:FPS表示
とりあえずグランツーリスモ1を動作させてみたが、特に途切れとかもなく動作してくれた。
PS1の動作は問題なさそうかなと。
スペックとしてはRockChip RK3566を搭載している。
PS1やDSが快適に動いて、PSPとか64とかはソフトによって動く感じの動作感である。
グランツーリスモとかの動作なら本当に問題なさそうだった。
でもコイツはアスペクト比1:1であることを考えると、レトロゲームとかの方が相性は良さそうなんじゃないかなあって感じはある。
ゲームボーイ系は似合うんだろうなあってなる。しかし画面がデカく感じるね。
ちなみにWi-FiとBluetoothで動作するみたいなんだが、背面を見た限り技適がなかったので触るのをやめておいた。電波法違反したくないので…(大体ないなあ…
UIから日本語設定も可能になっていて、こうすれば結構視覚的にも使いやすくなりそうな感じがするね。そりゃそうだけども。
全体的に楽しく使える感じ。
〆
今回は『Powkiddy RGB20SX』をレビューしてみた。
とにかく正方形のディスプレイが特徴で、でっけえ画面でプレイできるってのが面白いと思う。
ただこのサイズを活かせるゲームがどれだけあるのかっていうと限られる感じはするので、選ぶ人が選ぶゲーム機って感じではあるのかなと。
ただ遊び心があるゲーム機だなとも思うし、こういうのが出てくるのが中華ゲームの面白さなんじゃないかなと思ったり。
クセあるけど、それが面白いゲーム機に仕上がっているので、気になる方はぜひ。
以上。