犬と一緒に行く日本最古のペット雪丸くんで盛り上がる奈良県王寺町の達磨寺と明神山 (original) (raw)
犬との旅行プランナーのキャンディです。
犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします。
奈良県橿原市在住で、普段、SNSで奈良県内明日香村、橿原市、桜井市、高取町などの愛犬と行ける史跡などを紹介しています。
今回は、橿原市や明日香村から車で約30分の、奈良県北葛城郡王寺町にある聖徳太子の愛犬🐶雪丸が祀られている達磨寺と、奈良、大阪両方が1度に見れる明神山へ愛犬🐶と行ってきましたので、2回に分けて紹介します。
なお、王寺町は町の住みここち日本一に選ばれ、大阪府に隣接するベットタウンで、大阪から観光に来るのにも便利な町です。
第一回目は、奈良県王寺町のマスコットキャラクターにもなっている聖徳太子の愛犬、雪丸が祀られている達磨寺です。聖徳太子は、奈良県明日香村に生誕の地である橘寺があるなど、関係深い場所なので、一度は訪ねて欲しい場所です🐶
1おすすめ
(1)雪丸は、中学校の教科書にもおなじみの、飛鳥時代、十七条憲法や冠位十ニ階を作った聖徳太子の愛犬🐶で、日本最古のペットと言われています。特に、雪丸は、人間と話をしたり、お経を唱えたりすることができたという話が残っています。
雪丸は自分の死期を悟ったときに、奈良県の達磨寺という寺が建てられることになった場所に葬ってほしいと自ら語り、それを聞いた飼い主・聖徳太子がその願いを叶え、達磨寺1号古墳が遺言にもとづいて葬られた雪丸の墓であるとされている。その後、「いつ」「誰によって」作られた不明ですが、江戸時代には石像がありました。
中央にあるのが雪丸。雪のように白い犬だったようです。愛犬の長生きと頭がよくなるように!お祈り!
(2)土・日曜日のみですが、「王寺観光ボランティアガイドの会」による観光案内は、すごくわかりやすいです。また、愛犬は入れませんが、本堂内は無料で入れ、ご本尊の木造聖徳太子坐像、392本の手を持つ木造千手観音座像、木造達磨大師像は必見!
10時から15時に、案内所に待機しているか、案内箇所に待機いるようです。
もう一度、他の人も誘って参詣したいと思うのは、このような地元民の心づかいや雪丸マスコットキャラクターを使用した町全体の後押しは、何か来てよかったなと感じる場所です。
王寺町の役場の車にも雪丸がデザインされています。頭に鳥帽子(えぼし)、手に錫(しゃく)を持った雪丸。
※烏帽子 礼服として和服を着用する場合に被られた帽子のこと。
※錫 朝廷の公事を行うときに、備忘のため式次第。
2 訪問月日 令和3年10月
2 一行 犬(キャンディ)とお供2名
3 乗り物 自動車1台
4 旅程
奈良県橿原市内大和八木駅前広場スタート→国道24号→葛本町交差点左折→中和幹線→土橋町南交差点右折→橿原バイパス/国道24号→寺戸大橋西詰交差点右折→県道14号/5号→池部交差点左折→約25m→達磨寺→明神山へ
5内容
🔴達磨寺由来
613年12月に、聖徳太子が片岡山のほとりに住む道人を訪ねるべく馬に乗り進んでいると、身体が弱つた飢人を見つけたので、食物の飲物と着ていた紫の御袍を与え、その場を立ち去った。翌日、その飢人は既に死んでいたことからその場に手厚く葬られた。その後、飢人が達磨太師の化身であったのではないかと考えた太子は、堂を建て自らが彫った達磨像を安置したといわれています。
🔴境内案内図
達磨寺の境内及び本堂には、多くの見学する場所があります。
🔴江戸時代の奈良の旅行本、大和名所図会にも、達磨寺が紹介されています。
絵の右側の俳句には「秋さびし 問答石に 鳩ふたつ」と書かれています。左ページ中央が本堂で、その下が「門答石」と「太子石」。現在の、配置図と変わつていません。
赤い丸の中は、江戸時代の「こまつか」(狛塚)雪丸塚。江戸時代からあったということです。現在は、より参拝者からの目に留まるように本堂の左側にあります。
🔴駐車場
県道沿いに約30台止めれる駐車場があります。
🔴入って本堂の左側にあり石造雪丸像
本堂下、3号古墳の達磨の墓を守っているとの事です。元旦に雪丸が鳴くと豊作となると言われています。
花崗岩製で、方形の台座とともに一石から犬形の像が彫り出されています。
雪丸と言う名前は、雪のように白い犬からだそうです。
総高さ65㎝、台座は幅37㎝、最大奥行57㎝、最大高50㎝。像部は最大幅34㎝、最大奥行57㎝、最大高50㎝。犬種は不明です。
🔴江戸時代、雪丸像があったところ
江戸時代の奈良の旅行本、大和名所図会に雪丸が描かれていた場所。
また、聖徳太子が密かに法隆寺からと通られていた地下道とも言われています。
🔴本堂
本堂の下には、達磨寺3号墳とよばれる古墳時代後期の円墳があります。
本堂内。収納庫になっています。愛犬は入れませんが気軽に入ることができます。
本堂から振り返り境内を望む。
🔴達磨石
613年に聖徳太子と飢者に身をやつした達磨大師が出会い、歌を詠み交わした場所と伝えられ、この達磨石と太子石を合わして問答石ています。飢者に身をやつした達磨大師が座った石が、この達磨石。これから、約10mのところにあるのが聖徳太子が座った太子石と言われています。
🔴薬師石
眼を閉じて近寄り、両手で抱けば病気が全癒すると伝えられる石です。
『大和名所図会』にも「やくし石」が描かれています。
🔴境内には、雪丸の絵馬が販売されています。
聖徳太子と達磨大師が出会ったことから、縁結び、出会い、復縁の御利益ががいただけます。また、達磨寺からダルマの目が出る(物事がうまくいく)などの御利益があります。
雪丸を形どった絵馬。愛犬の健康祈願も多くあります。
🔴御朱印
雪丸が描かれた珍しい御朱印があり、多くの人が授かっています。
🔴雪丸のお土産
案内所に、達磨の土鈴などとともに雪丸の物が多く販売されています。
車に貼る、交通安全祈願ステッカー300円を購入。これではれて、ペットを飼ってる車の証明の仲間入りです。
🔴参考
雪丸のプロフィールを紹介します。
・性別 男の子
・年齢 おちゃめで初心な1歳
・略歴
王寺町公式マスコット 認定
県内ゆるキャラ大集合&大投票 第1位
ゆるキャラグランプリ2014 第11位
・性格
のんびり屋でおっとり
マイペースなほのぼのボーイ。
人なつっこく甘え上手だが、
好奇心旺盛で興奮したりすると
気持ちを抑えきれずによくドジる。
・趣味
お散歩と日向ぼっこ
・特技
王寺町の道案内・すぐ寝る
・好きな言葉
和をもって尊しと為す
・好きな食べ物
麺類・大福餅・おから・豆乳 etc
・好きな場所
和の鐘・達磨寺・明神山・温もりたっぷりひざの上(太子さまとか…)
🔴その他
・達磨寺オリジナル御朱印帳
犬旅にもぴったし。
聖徳太子1400年御遠忌記念品 聖徳太子の愛犬・雪丸くんがデザインされた カワイイ御朱印帳は 御朱印巡りのお供にぴったり!御朱印帳を持って是非、達磨寺へ参拝にお越しください。
🔴緊急事態宣言が終わりました。是非、愛犬と秋の古都奈良へ!