From おぺかん (original) (raw)
成分栄養剤
・アミノ酸(消化済)
・脂肪が少ない
・消化機能が広範囲で生涯されている症例(クローン病)
・浸透圧高い=腸管に水分引き込まれる(下痢になりやすい)
例)エレンタール
消化態栄養剤
・アミノ酸、ペプチド(消化済)
(ペプチドはアミノ酸より吸収がはやい)
・消化酵素が必要なし。
・胆嚢、膵臓、胃の切除後や機能低下時。
・浸透圧高い=腸管に水分引き込まれる(下痢になりやすい)
例)ツインライン
半消化態栄養剤(使用頻度多い)
・タンパク質(消化が必要で残渣も残りやすい)
・脂肪は他より多い。
・消化酵素が必要なため消化管の異常はない。
・術前術後の栄養管理。
例)エンシュア、ラコール
分子の大きさ
タンパク質>ペプチド>アミノ酸
重症患者(ストレス潰瘍予防)
・H2ブロッカー
・PP
胃酸分泌を抑制しているので蛋白が分解できないので半消化態栄養剤使用で消化吸収障害の原因になる。
参考
ICLSの進行メモ
気道管理ブース
BVMとエアウェイ・ラリンゲル班
頭部後屈・顎先挙上と下顎挙上法
1人法と2人法
軽く胸が上がる程度(6ml/kg)で 30:2
目線を下げる
経口・経鼻エアウェイ
ラリンゲル
挿管班
物品集めから
非同期で6秒毎
BUPR法
挿管適応
メガコード(生徒5人)
例
前半(VFのみ)
1-1
1ショック戻し。
BLSが行えているか
リズムチェック(2分or5サイクル)がまでアルゴリズムを崩していないか
1-2
1ショック戻し。
安全に除細動が行えているか
1-3
2ショック戻し。(Ado)投与後手動でサイナスに戻す。
※Ado投与前に波形みて迷わないようにするため
薬剤投与のタイミングを思い出せるか
1-4
2ショック戻し。(自動)
Adoの指示を自分で出せるか
蘇生後バイタルサイン測定を行えるか
換気の指示を出すことができるか
いけたらDOA
1-5
1ショック戻しor2ショック戻し
very fine Vfを見抜くことができるか
中断時間10秒で行えるか
ショック適応を理解しているか
2-1
2ショック戻し
前半のまとめ
休憩へ
後半(その他)
2-2
PEA(出血)
PEAの5T5Hの紹介と原因がありますよ。
Adoのタイミング。
患者カルテ家族簡易な検査
2-3ここから周囲の安全確認等省略
PEA(低酸素)
挿管までいけるか。。。
2-4
エイシス
3つのドわかるか
DNARは未確認。
2-5
エイシス
ショックをかける前にVFからエイシスに内部放電実施
DNARあり。
3-1
2ショック戻し
シンプルな復習。
時間のある限り行う。
甲状腺は、咽頭下部から気管上部を覆うように位置する蝶形の器官です
甲状腺から分泌されるホルモン
- サイロキシン(T4)
- トリヨードサイロニン(T3)
- カルシトニン(血漿Ca2+濃度を低下させる)
下垂体から分泌されるTSHにより分泌される。
甲状腺ホルモン異常による疾患
[症状]
甲状腺機能亢進症(バセドウ病)
甲状腺腫、頻脈、振戦、体重減少、総コレステロール低下、筋力低下など40~70%に眼球突出がみられる。
TSHが低下し、血漿タンパク質に結合していないfree のT3またはT4が増加していればバセドウ病が考えられる。
甲状腺機能低下症(橋本病=慢性甲状腺炎)
[症状]
皮膚乾燥、動作緩慢などが特徴である。
新生児甲状腺機能低下症 hypothyroidism of the newborn は、クレチン症 cretinism とよばれ、発育および知能の発達障害が特徴である。
TSHが上昇し、free T3およびT4が正常または低下していれば橋本病 Hashimoto disease(慢性甲状腺炎)が考えられる。
甲状腺腫瘍
悪性の甲状腺腫瘍には、甲状腺がんやリンパ腫があります。分類と割合は、下図の通りです。
甲状腺とヨウ素
甲状腺ではヨウ素を材料として、甲状腺ホルモンを作っています。
ヨウ素を取り続けると逆に甲状腺ホルモンの産生が減って、甲状腺機能低下症になる人がいます。
橋本病があると言われたことがある方は、昆布の食べ過ぎには気を付けた方が良い
慢性甲状腺炎の治療
原則として甲状腺ホルモン剤(チラジンS・レボチロキシンNa)を1日1回服用します。
甲状腺に働きかけて甲状腺ホルモンを分泌しているわけではない。
甲状腺ホルモン剤を同容量内服してTSHが低下している場合は内服の止め時。
甲状腺全摘後
甲状腺がんやバセドウ病で甲状腺を全摘した場合は甲状腺ホルモンの内服が生涯必要と考えられます。
参考
関節軟骨は滑らかな潤滑性や荷重時の衝撃吸収などの役割を担っています。
層状構造であるため、圧迫力には耐久力がありますが、擦るような動き(剪断力)には弱いのが特徴です。
関節軟骨は神経も栄養血管もリンパ管もなく、細胞成分に乏しいため、自然治癒が難しいと考えられています。
関節軟骨損傷は治せるのか
初期の病変においてのみわずかに軟骨修復も期待できます。
ヒアルロン酸やplatelet-rich plasma (PRP)などの関節内注射も試みられます。
軟骨修復術
骨軟骨柱移植術(OATS)
自家培養軟骨移植術(ACI)
OATS
膝関節内の非荷重部(採取しても大きな問題が生じない場所)から採取した骨軟骨柱を荷重部の軟骨欠損部に移植する方法です。
荷重部から採取できる骨軟骨柱には限りがある
OATSの資料
https://arthrex.g.kuroco-img.app/v=1646374434/files/topics/46916_ext_04_0.pdf
ACI
再生医療の1つ
軟骨欠損面積が4cm2以上の軟骨欠損部位に適用する場合に限る。
関節軟骨の一部(約0.4g)を採取し、4週間かけて培養した3次元培養シートを欠損部に移植します。
培養軟骨が脱落しないよう脛骨から骨膜を採取する必要がありました。この骨膜は痛みを感じる部位であり、できれば避けたい処置です。この承認変更により骨膜の代わりに人工のコラーゲン膜を使用できるようになりました。
ACIの資料
https://www.jpte.co.jp/customers/medical/JACC/documents/Package_Insert202307.pdf
参考
B細胞とは
造血細胞から作られる白血球の一種
ウイルスや細菌(抗原)が侵入してきたときに、形質細胞に変化して抗体を作って攻撃したり、メモリーB細胞となって1度目の感染を記憶して、次回の感染に備える
B細胞は獲得免疫のひとつ
B細胞は生きていく中で獲得していく獲得免疫です。
B細胞は液性免疫の中心となる存在
液性免疫は直接攻撃するのではなく、抗体を作って攻撃するという特徴があります。
抗原が侵入すると、まずはマクロファージという免疫細胞がヘルパーT細胞に抗原の情報を伝えます。すると、ヘルパーT細胞がB細胞を活性化し、B細胞は抗体を生み出す形質細胞へと変化します。抗体は全身に広がって貪食細胞を活性化したり、抗原の感染力や毒性を失わせたりして体を守ります。
びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)とは
非ホジキンリンパ腫は、細胞の起原(B細胞リンパ腫、T細胞、リンパ腫、NK細胞リンパ腫)や組織型(ろほう性、びまん性など)により分けられている。
DLBCLはB細胞が“びまん性”に(組織全体にはびこるように)増殖して広がるもので、病気の進行が月単位で進む中悪性度のリンパ腫です。
がん化した細胞は異常に増殖するようになり、本来のB細胞の機能を果たさなくなってしまいます。
B細胞は血管やリンパ管を通って全身をめぐっているため、DLBCLは身体のさまざまな臓器から発症します。リンパ節で発生することが多いですが、約4割の患者さんはリンパ節以外から発症します。
DLBCLの症状や病期
お腹や背中に圧迫感や痛みを感じることがあります。
触診で肝臓/脾臓の腫れがわかる場合もあります。
B症状と呼ばれる以下の3つの全身症状が発現する場合があります。
- 体重減少
- 盗汗
- 発熱
DLBCLが原因で起こる合併症
- 日和見感染
非ホジキンリンパ腫の進行度
- 進行の遅い(インドレント)タイプ
ろほう性リンパ腫、MALTリンパ腫
- 進行の早い(アグレッシブ)タイプ
びまん性大細胞リンパ腫
Ann Arborア ン ・ ア ー バ ー分類
DLBCLの検査・診断
診断時や治療効果の判定時、経過をみる際には、問診や触診のほか、以下の検査が行われます。
血液検査データ
基準:120−220U/L
LDHは、身体のなかに病気や炎症が起きると増える酵素です。血液検査でLDHを調べることは、全身の病気の有無を確認するのに役立ちます。
ALP
基準38~113U/L
ALPは胆汁の中に多く含まれています。胆汁は肝臓で作られる消化液のことで、脂肪の消化を助けています。最終的には肝臓で処理されて胆汁の中に流れ込むため、胆石やがんなどで胆汁の流れ道である胆道の流れが悪くなるとALPが血液中に放出されるようになります。
sIL-2R
2,000U/ml以上:リンパ腫,成人T細胞白血病/リンパ腫(ATLL)
TLLと非ホジキンリンパ腫の病勢や治療効果の評価,再発の検出の目的
DLBCLの治療
標準的な化学療法 CHOP(または CHOP-R)療法を3コ− ス行った後に放射線療法を追加す ることによって 70%以上の患者さんに治癒が期待できます
リツキシマブ(R:Rituximab)
シクロホスファミド(C:Cyclophosphamide)
この薬は、体の中で分解され、尿に含まれて排泄されます。
膀胱に炎症を起こすことがあります。
普段より多めに水分を取り、排尿の回数を多くするとよいでしょう。
間質性肺炎(頻度はごくまれですが、頻度はごくまれですが)
ドキソルビシン塩酸塩(H:Doxorubicin Hydrochloride)
1~2日の間、尿や汗に色(赤色・桃色・橙色等)がつくことがあります
心毒性(息苦しさ、胸痛、足のむくみ、頻脈)
ビンクリスチン(O:Oncovin)
CHOP療法におけるビンクリスチン注は点滴ではなく、短時間で静脈内注射します。
注射部位に違和感や痛みを伴うようなこと がありましたら、ただちに看護師にご相談ください。
プレドニゾロン(P:Prednisolone)
ステロイドはリンパ球を傷害する効果が期待でき、リンパ系腫瘍の抗腫瘍薬として、併用して使用されます。
食欲増進作用や、吐き気止めとしての作用も期待されます。
を組み合わせた治療法である。
R-CHOP療法は、分子標的薬を用いた薬物療法です。アルキル化剤やステロイド薬など4種類の抗がん剤を組み合わせて治療を行います。
抗がん剤治療の後に病変部位への放射線治療を行うことがあります。
参考
https://www.rinpashu.jp/examination-diagnosis-treatment/dlbcl/index
https://oici.jp/file/201907/slide_201903.pdf
https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/division/pharmacy/010/pamph/DLBCL/010/index.html
https://www.macrophi.co.jp/special/1889/
後方プローチ
Posterior Approach(PA)
切開筋は
- 大殿筋
- 外旋六筋
のため脱臼をしやすい。
脱臼肢位は屈曲+内転+内旋。
術後 3 カ月過ぎて関節周囲の軟部組織が安定してくると脱臼率は低下する
※外旋六筋
→梨状筋・上双子筋・内閉鎖筋・下双子筋・外閉鎖筋・大腿方形筋
PAのメリット
- 術野が確保しやすいため、大腿骨の処理が非常にやりやすい
- 短時間で終了できるため感染等のリスクは低い
PAのデメリット
- 大殿筋を大きく切開するため術後の座位での痛みが出やすい
- ADL上よくみられる股関節の深屈曲にて後方脱臼のリスク
- 大殿筋・外旋筋を切開するため、術後の股関節伸展・外旋筋力の低下
外旋筋の縫合
- ご高齢で活動量も低いと判断された場合は外旋筋は縫合しません。
→短時間で終わらせたい事と、活動量の低い高齢者ならば脱臼するほどたくさんは動かない
→残存する外旋筋は大腿方形筋の一部のみになります。縫合されずにいる外旋筋はやがて萎縮し身体内にて吸収されほとんどが消滅
参考
https://www.f-wajirohp.jp/storage/uploads/block/202103/20210329_183050.pdf