ルスツ、今年も大幅値上げ (original) (raw)

ルスツが前年比で+3000円/+26%の大幅値上げです。

これでこの3年で、6500→8800(web8500)→11500(9700)→14500(11200) と窓口価格は2.2倍以上になります。

ニセコ全山は2年連続の+1000円値上げで10500円となり、ルスツに続く1万円超えとなります。

ルスツは1h単位利用の25h券(早割は30h)は値上げ幅を抑えていて、早割のweb購入なら1h当たり1050円になるので、これならうまく使えば1日3150円でもそこそこ、5250円ならかなりしっかり滑れます。ホテル宿泊だと+5000円程度でリフト券付きになるらしく、「日帰り単発は高いけど、ホテルに泊まるかシーズンに5~6日来るなら高くない」という方針が明確です。

当日1日券はどんどん上げていくが宿泊者やリピーターはそんなに値上がりにならずにすむようにするというのは、滞在型リゾートとしては合理的な戦略で、富良野・サホロといったルスツ同様にホテルとゲレンデの経営主体が同じところはもちろん、ホテルとゲレンデの経営主体が同じでなくても、地元宿にはリフト券を安くで卸すというのは以前からされている(されていた?)ことであり、キロロ・富良野・サホロ・安比蔵王・志賀・野沢・白馬などは追随してもおかしくなさそうです。

リフト券の当日窓口料金の引き上げを続けるのであれば、1日券とシーズン券の中間的位置づけでの1h単位時間券の拡充なども追随して、シーズンに何回か来るお客さんにはせめて優しくあってほしいと思います。