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テレンス・コンラン モダン・ブリテンをデザインする

Terence Conran:Making Modern Britain

東京ステーションギャラリーで「テレンス・コンラン モダン・ブリテンをデザインする」展が開催中です。イギリスの生活文化に大きな変化をもたらし、デザインブームの火付け役にもなったテレンス・コンランの人物像に迫る日本で初めての展覧会です。展覧会のグッズが良くて、いくつか購入しました。

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若きコンランが座っている椅子はコンランがデザインしたコーン・チェア 1952年撮影

ザ・コンランショップは今年で、日本上陸30周年になるんですね。今でこそ、インテリアショップは数多くありますが、新宿のコンランショップは、大人っぽく夢のようなものであふれていて、あこがれでした。わたしとって、当時も今も、高嶺の花には変わりがないのですが、久々にホームページを覗いてみたら、圧倒的に好きだと思えるものがいくつも並んでいました。月日は流れて、でも買えないんですけどね。

バートン・コート自邸 コンランのコレクション展示

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2001年、バートン・コート自邸にオフィス機能を移す。2020年亡くなるまで、ほぼこの姿を保っていたと思われる。机の上や壁面棚の愛用品は没後、ミュージアムショップに収蔵されている。

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後ろの白壁の棚に置いてあるものが同じようにレイアウトされていました。

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鋸山の地獄覗き

目指すは、関東の富士見100景と呼ばれる千葉の名山、鋸山(のこぎりやま)です。
鋸山は、標高329mの低山で、江戸時代から石切場として栄え、昭和57年にはその役目を終えましたが、現在では登山やハイキングスポットとして、また地獄のぞきという絶景スポットがあります。山頂へは、徒歩、車、ロープウェーで行く3つの方法がありますが、楽そうなのと、高いところからの景色も楽しめそうなので、ロープウェーを選びました。

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ゴンドラの最高速度は秒速5m、40人乗りの全面ガラス張りで、360度景色を楽しめ、約4分間で到着します。小型犬は同乗可能なので、スリングから、ちょこんと顔を覗かせたかわいこちゃんがたくさんいました。

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右手には青い美しい海が広がり、深い緑の中に進んでいく空中散歩は、とても気持ちがいい。

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山頂展望台からは東京湾や三浦半島などが見渡せ、晴々とした気持ちになります。眼下には金谷漁港、久里浜までの東京湾フェリーも出ています。

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山頂から、目的の地獄覗きに向かいます。切り立った絶壁の中を進みますが、これは鋸山が江戸、明治期からの石切り場だった名残です。

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石切り跡の壁面に彫られた磨崖仏“百尺観音”、圧巻の大きさです。
昭和41年に6年の歳月をかけて刻まれたもので、百尺とは30mのこと、航海・航空・陸上交通の安全を守るご本尊になっています。

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突き出た岩の上に造られた山頂展望台に着きました。長い列の先にあるのは地獄覗きのスポットで、手すりはあるものの、連休のため大混雑で1時間以上並んで順番を待ちました。

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展望台は切り立った崖のはしっこにあり、標高329mの岩山から真下をのぞくのは、まるで地獄を覗くよう、スリル満点の絶景が味わえると言います。高所恐怖症のわたしは、遠くから写真を撮るだけ、近くにも行けません。

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黄色いシャツはアインパパ、ぜんぜん怖くなかったみたいで、余裕だった言っていました。

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アインパパの強い希望で、千葉三大ラーメンのひとつ、勝浦担々麺を食べにきました。勝浦の担々麺は、地元の海女さんや漁師さんが寒い海仕事の後に、冷えた体を温める食事として定着して、今では勝浦のB級グルメとして浸透しています。連休のためか、どこも渋滞続きで、ラーメン屋さんについたときは、かなりいい時間になってしまいました。お腹も空いていますが、1軒目の元祖担々麺屋さんは、3時間半待ちだと聞き、あきらめて店がえ、「ラーメン松野屋」で1時間待ちました。

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「ラーメン松野屋」も人気店ですが、電話で2分で着きますから・・・と、お願いして、滑り込みさせてもらいました。餃子が、おいしい。

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勝浦担々麺は、通常のゴマ系ではなく、醤油ベースのスープにラー油が大量に使われ、びっくりするほど真っ赤で、これこそ地獄ラーメンです。
日本の唐辛子に弱いので、食べられるか不安でしたが、、、的中、湯気が上がる麺を一口啜るだけで、むせて、咳が止まらず・・・・うーっ、辛い。アインパパが大汗かきながら、2杯食べました。(おそろしい)
少し冷めたスープを恐る恐る飲むと、鶏がらと鰹節のスープにみじん切りの玉ネギとひき肉の甘味とうまみ、ラー油が混ざり合い、おいしい。

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最後の客だったので、トッピングのネギもチャーシューも売り切れで残念でしたが、お店の方がとても感じがよく、食べられて(正確には食べられていませんが)うれしかった。ラーメン好きなアインパパは、大満足だったようです。ごちそうさまでした。
先日、三大ラーメンのひとつ、アリランラーメンを食べているので、「残すは竹岡式ラーメンだけだな」とラーメン好きさんは呟いていました。

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千葉房総「香豆珈琲」のモンブラン

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三連休の中日、千葉県の房総半島の鋸山までドライブしました。
まずは、鋸山の麓にある自家焙煎の珈琲屋さん「香豆珈琲(コウズコーヒー)」に立ち寄りました。民家が並ぶ、細い道を進んでいきますが、前方に座る猫ちゃんは、車の気配を感じても退いてくれません。のんびりやさんなのか、車を降りて猫ちゃんを誘導します。

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築130年の古民家を店主も参加して、リノベーションされたそうで、なんとなくヨーロッパの農家のような雰囲気です。朝、9時にオープンですが、次々とお客様が来店される人気の珈琲屋さんです。

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梁を生かし、天井は高く開放的な空間で、入ってすぐにカウンター、右奥にテーブル席がいくつかありました。

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テラスからは、赤く染まったチカラシバの群生が見え、風に揺れていました。

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コーヒーとともに自家製モンブランをいただきます。
スタッフ自ら栗を拾い、しっとりとした渋皮煮に仕上げます。ラム酒が香る軽ろやかなふわりとしたモンブランは、注文を受けてから作られ、口に入れた途端にとけていきます。とてもおいしい。

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スペシャルドリップ・とろーり、時間をかけて丁寧にドリップされます。濃厚でとろーりした不思議な口当たりのコーヒーはとてもおいしい。

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オータムブレンド。秋をイメージしたコーヒーはモンブランによく合いました。
さぁ、次は山の絶景を拝みにいきます。

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アインと夏祭りの思い出

ドライブ中、高台からお囃子が聞こえてきて、14年前の深川のお祭りを思い出していました。
暑さがたっぷり残っている夏の夕方にアインはお友達と待ち合わせ、ドキドキのはじめましてです。

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お友達の名前は、ルークくん。
ニックネームは、ル―ちん、S&Pの男の子です。
くりっとした目に長いまつ毛、ほんわりとした表情、しぐさもかわいらしいのです。

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ルーちんのはじめましてのクンクンのご挨拶に、アインは「ガゥウ~」
ピョンピョンしながら、「ウー」。
えー、そんな・・・気の小さいアインの緊張がピキピキと伝わってきました。

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蒸し蒸ししたあまりの暑さに、ずっとハアハアしていた2WANSでしたが、いつのまにか一眼レフを抱えたカメラマンに囲まれ、モデルさながらの撮影会。あちこちからレンズを向けられ、アインの耳はすっかり下がって、オットセイになってしまいました。

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ルーちんは、大きな笑顔でかわいいなぁ。
並んでみたけど、近いようで遠い・・・
微妙な距離に笑ってしまいました。

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2010/08/26 4歳5ヶ月

オーバカナルのステーキフリット

AUX BACCHANALES 銀座

美術館のあと銀座に出て「AUX BACCHANALES 」でステーキフリットの昼食です。メニュー選びに迷った時は、「オーバカナル」の十八番は、ステーキフリットです。

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普段の食事は減塩気味ですが、たっぷりのバターで、かりっと香ばしく焼きあげ、若干強めの塩と挽きたての黒胡椒で味付けしたステーキは、格別です。ディジョンマスタードをたっぷりつけて、カロリーも気にせずフレンチフライも口に放り込みます。グラスワインも飲んじゃいます。

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飲食店も洋服屋さんも、どこも海外の観光客ばかり。

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隣接されているブーランジェリーで、大好きなパン オ レザンとフィセル オ ブールをテイクアウトしました。フィセル オ ブールは、バケットにたっぷりバターが塗られ一口サイズにカットされたもので、中目に住んでいる時は、アインと散歩の時に「太る・・・罪な食べ物だわ〜」と思いながらも頻繁に買っていました。アインはフィセル オ ブールを袋から出すとバターの良い香りに首を最大限に伸ばして、くんくんしては、ほんのちょびっとでももらえないか、いそいそしていました。

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