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次回公演

『ズベズダ‐荒野より宙へ‐』

宇宙へ、躍り出ろ。

2025年2月20日(木)~3月2日(日)

@ザ・ポケット

作・演出

野木萌葱

出演

スタッフ

美術:小林奈月・照明:伊藤泰行・音響:田中亮大・演出助手:皆上匠
舞台監督:吉川悦子・制作:たけいけいこ・今井由紀

あらすじ

第一部 1947〜1957

第二次世界大戦終結から一年。
ソビエト連邦の天才ロケット設計士セルゲイ・コロリョフ率いるソビエト第一専門設計局は、ナチスドイツが開発したV-2号機ロケットの国産化に着手した。
抑留されているドイツ人工学者、ソ連科学アカデミーの協力を得ながら、
彼らはかつて単純兵器だったV-2号機ロケットを、多段式R-7号機ロケットへと昇華させた。
地球周回軌道上へ、人類の手による天体を打ち上げる。
「寄り添うもの-スプートニク-」は静寂の宙に昇った。

第二部 1957〜1964

スプートニクの成功によりソ連最高指導者ニキータ・フルシチョフは、米国を出し抜いた歓喜に震えていた。
しかしアメリカ航空宇宙局-NASAは、驚愕のスピードでソビエトを追走する。
NASAで宇宙開発の先陣を切るのは、ドイツ人天才工学者ヴェルナー・フォン・ブラウン。
コロリョフとフォン・ブラウン。
言葉を交わしたこともない二人が、ソ連第一専門設計局とNASAが、第一宇宙速度を超えて鎬を削る。
ついに設計局はNASAに先んじて人類初の有人飛行に成功するが、
程なく米ソはキューバの弾道ミサイル基地を引き金に、核戦争勃発の危機を迎える。
「人類を、宇宙へ」
人類の躍進を求めたロケット技術は、核弾頭の運び手となるのか。

第三部 1964〜2025

熾烈を極めた両国の競争にも、遂に終止符が打たれる。
軍事、政治と宇宙開発を分離できないソビエト連邦は、次第にNASAに追い詰められてゆく。
限られた権限の中でもがき続ける第一専門設計局。
「有人月面着陸」
自分達の目指したものは、いったい何だったのか。
残す名前のない英雄と、残した名前に縛られた英雄。
そして、赤の広場で弔いの列に並ぶ人々は何を思うのか。
国土の大半を凍土に覆われた極寒の地で、
一人の気狂いじみた情熱に突き動かされ、宇宙への意思は受け継がれてゆく。

上演スケジュール

ズベズダチラシ表

ズベズダチラシ裏

本作は三部構成となります。各ステージ 2 時間前後の上演時間を予定しております。
出演者全員が三部すべてに登場いたします。

受付開始は開演の 45 分前、開場は開演の 30 分前から。
未就学児童の入場はできません。

縦断上演:

2/23、2/24、3/2 は全三部作を 1 日で縦断いただけます。三部作通じて同じお席へご案内いたします。
他の公演日を跨いでのご観劇はできません。

小休憩:休憩 15 分
大休憩:一度、劇場よりご退出いただきます。
第三部開演の15 分前よりご入場いただけます 。

チケット

全席指定席
前売・当日¥4,500
ガガーリン割(27 歳以下・要証明) 前売・当日¥4,000

縦断上演

前売・当日¥13,500
ガガーリン割(27 歳以下・要証明) 前売・当日¥12,000
※他の公演日を跨いでのご利用はできません。

チケット発売日:
一般:2025年1月19日(日)10時~

チケット取り扱い:
劇団公式ウェブサイト
カンフェティ