【ネタバレ】赤い衝撃▼第6回『今夜限り お別れします』 (original) (raw)

TBS 1976年12月10日

あらすじ

大山友子(山口百恵)は矢野(谷隼人)に誘拐されてしまった。そして、三浦半島にある大山家の別荘に連れ込まれていた。

赤い衝撃

2024.8.2 BS-TBS録画。

peachredrum.hateblo.jp

作:安本莞二

*

大山友子:山口百恵

*

新田秀夫:三浦友和

*

新田雄作:田村高廣

*

大山豪介:中条静夫

*

矢野ジロー:谷隼人

*

捜査二課長:名古屋章

*

大山政子:原知佐子

大山豊:中島久之

*

菊千代:江夏夕子

松川弁護士:福田豊

*

大杉:林ゆたか

石田刑事:灰地順

ナレーター:中江真司

*

北川和彦:長門裕之

*

神田兵吉:大坂志郎

*

大山鈴代:草笛光子

*

監督:瀬川昌治

友子が矢野に誘拐されて大山家に戻っていた鈴代。平然とご飯を食べている豪介と政子。落ち着かない鈴代と心配そうな豊。課長が来て、捜査本部を作りたいと言うが、矢野を逮捕できなかった警察は信用できないと協力を拒否した。大山家の前にいた雄作は人間として友子さんを助けたいという秀夫の言うことを拒絶。

矢野は苦労して岩場に友子を運んだのに、結局、別荘に運び込んだ。この別荘は、元々は矢野家の別荘だった。豪介が多くの人に非道なことをしていたことを友子に教えた。

大山家に電話をした矢野は今日の12時、三浦半島に来るように豪介に言う。

豪介が車で家から出ていくのを課長、雄作の車で尾行した。雄作たちと一緒に行けなかった秀夫は鈴代に頼み込んで場所を教えてもらう。

矢野は潮の満ち引きが激しい浜辺に友子を担いて下ろした。すでに足先が海についてる。冬の海、寒そう〜!

豪介が車から降りた。後ろには城ヶ島一周ハイキングコースの地図。

peachredrum.hateblo.jp

城ヶ島の雨」を思い出すね。

豪介は後ろから刑事たちがついてくるのを承知で北川を置いて、一人で歩き出した。

矢野は豪介を至近距離で狙うが、今度は雄作が矢野を撃って逮捕した。秀夫も現場に到着。矢野もごちゃごちゃ言ってないで、すぐ撃て!

友子は今にも波に流されそうになって「お母さん、助けて」と叫ぶ。秀夫は岩場でメダルを見つけ、声のするほうへ走った。思った以上に波が強い。友子を助けて岩場まで運んで自分の上着をかけて友子をさする秀夫。友子は秀夫を拒絶する。

秀夫は友子を好きだから生き続けて、一緒に戦ってほしいと言うが、友子は自分のことを石ころだと言う。友子をビンタする秀夫。「痛いか? 痛いだろう? 君には僕の顔が見えるだろう。僕の声が聞こえるだろう。それでも石ころか。それでもただの人形か。君は生きてるよ。君が生きてる限り、僕はどんなことがあっても君のそばを離れない。世の中で僕にとっていちばん大事な君だ。どんなことがあっても離れない。離さないよ」と抱き合う2人。

友子は一緒に戦うことを約束した。だけど、くじけそうになった人を殴るのは、やめてくれ。

大山家

食後の豪介と政子。部屋にいてご飯を食べない友子を心配する鈴代に豪介は友子の部屋に行き、なぜご飯を食べないのか聞く。友子は矢野から聞いた金を稼ぐために多くの人を犠牲にしてきた豪介を責めた。

友子の部屋を出た豪介は悪口を吹き込んだのは新田のせがれと思い込む。んなわけ! 友子は矢野といただろうが。

車椅子を押して散歩していた鈴代に豪介のことを聞く友子。鈴代は豪介のやり方にハラハラしているが、覚悟していると話した。

料亭

豪介は大杉に3億円を貸す代わりにマロン製菓の株券を手にすることができた。北川は尾行していた新田親子にポロリと漏らす。

警視庁

課長は秀夫の裁判を気にしていて、松川弁護士は秀夫をかばった友子をこちら側に引き込んだらどうかと提案した。雄作は反対したが、課長は賛成。

大山家

松川弁護士が友子にお願いにきて、友子は承諾した。

陰で聞いていた政子は嬉々として豪介に電話。政子の面白さだけが楽しみ。

家に帰ってきた友子を怒鳴りつけ、殴ろうとした豪介を止めた鈴代。豪介は友子をお姫様抱っこしてベッドに下ろし、部屋から出るなと言う。鈴代は友子から離れようとしなかったが、豪介にあのことを話すぞ!と言われてひるんだ。

神田家

鈴代が結局、帰るところは実家だけ。鈴代と一緒になって豪介の悪口を言う兵吉。

大山家

鈴代から友子を出して欲しいと言われて、車椅子に乗せて電話のあるところまで連れていく政子。いやいや、車椅子に乗せるの大変よ。友子だって、トイレどうしてるのよ。

神田家

銭湯から帰ってきた兵吉は友子と泣きながら電話している鈴代を目撃。こんなメソメソしてる草笛さん、初めてだ。

大山家

豪介に見つかり、友子は鈴代を許して欲しいと頼んだ。鈴代を家に戻してもいいが、秀夫と二度と会わないと言えと迫った。豪介は秀夫を大山家に呼んだ。

政子が秀夫を歓迎してるの面白いなあ。豪介は政子に席を外すように言い、友子は「会うのも話すのもこれで最後です。今夜限りでお別れします」と秀夫に言った。友子は目にいっぱい涙を浮かべてる。静かに大山家を後にする秀夫だった。(つづく)

あまりにも恋愛脳すぎて…と言いつつ、今日も見た。政子の出番を楽しみに見ていこう。