【緊急事態】HUAWEI端末のGMS封鎖!? (original) (raw)
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こんにちは。HUAWEIの端末にGMSを導入している皆様に緊急事態です。
- GMSって?
- GMS、GSF導入について簡単に
- 色々カスタムをしてメイン機として遜色ない機能を発揮していたP40 Pro、しかし…
- 身構えているときには死神は来ないものだ
- 私の端末の現状とGMS封鎖への対策
- まとめ・感想 HUAWEI端末の今後はどうなるの?
GMSって?
中国の通信機器メーカーHuaweiは米国からの制裁でGoogle Mobile Services(GMS)を端末に搭載することができません。
この名前にある通りGMSは天下のGoogle者から提供されているサービスであり、GMSが搭載されていない端末は、ChromeやGoogle Mapなど、Google社の提供するアプリケーションが尽く使えません。
代わりにHUAWEI Mobile Service(HMS)なるものが搭載されているのですがその名の通りHUAWEI社の提供するサービスなので、はっきり言うと日本で使うにはまだまだ未熟なサービスでした。
私の持つP40 ProもそのGMS非搭載機の一つです。
最初こそGMSナシでも使えるんじゃ?と思って使ってみたのですが、今の生活にGoogleがいかに溶け込んでいるかを痛いほど実感する結果となりました。
使えたもんじゃありませんでした正直。中国で暮らすならなんとかなるかもしれませんが、ここは海を挟んでお隣の国、日本です。Google様の助け無しでは生きていけませんでした。
ここで本来であれば機種変をすることになると思うのですが、このGMS非対応機種をGMSに対応させる裏技がありました。
それが巷では**GMS導入**と呼ばれるものでした。
GMS、GSF導入について簡単に
GMS導入
GMS導入は多少めんどくさい手順を踏めば、Root化などの改造の必要なく、専門知識が無くても行えるものでした。
私のP40 ProはGMS導入済みです。
その上、カスタムGSFというものも導入しております。
カスタムGSF導入
通常、GMS導入を行うと通知機能が死んでしまいます。(私には専門的な知識がないので理由がわかりませんが)
このカスタムGSFはざっくり言うと、**GMS導入で失われてしまった通知を復活させる**というものでした。
色々カスタムをしてメイン機として遜色ない機能を発揮していたP40 Pro、しかし…
GMS導入、カスタムGSF導入という措置を行うことで、まるで米国からの制裁なんてなかったような顔しながらメイン端末として使えていた本機ですが、これらの機能はそもそも本来使うことができない機能です。
GMS導入もGSF導入ももちろん非公式
やるなら自己責任で、いつまで使えるかも分からないというのは当然理解の上でした。
アップデートの度にGMSが使えなくなるのでは、と怯えていた日々ももうはるか昔。
最近はもうGMSが使えなくなることなんてないんじゃねーかと。安心しきっておりました。
身構えているときには死神は来ないものだ
唐突にその日が訪れました。
HuaweiにGMSを入れた端末の開発者サービスが強制アップデートで止まった報告多数あり。手持ちのGMS rule +カスタムGSF(寄付必須)はまだ生存しています
現在、手持ち端末で検証中— まめこmobile(まめこ) (@Mameko_Mobile) October 13, 2021
(Twitterから引用)
(GMS導入でお世話になった「犬と旅する生活」様より引用)
これらの情報によると、日本時間の10月13日の夕方頃、
「GMS導入済みのHuawei端末の開発者サービスが強制アップデートで停止した」
という報告が相次いだそうです。
これが意味するのは
ということです。
Xデーと呼ばれる日が遂に来てしまったのでしょうか…
私の端末の現状とGMS封鎖への対策
私のP40 ProはGS導入済み端末でありながら何故か特に異常なく普通に使えています。
私がGMS封鎖の騒動を知ったのは1日経った昨日(10月14日)の23時くらいで、知ってすぐPlayストア内の自動更新を切りました。
Playストアの設定から自動更新をオフにできます。
これで効果があるかはわかりませんが、とりあえずは今日も使えています。
あれからTwitterの情報をなんとなく見ていると、
今回のGMS封鎖をモロに受けているユーザーと、特に異常なく使えているユーザーが半々くらいいらっしゃる感じでした。
運良く私はその後者だったようです。よかった…
中には封鎖から復帰できたという報告もあり、
「何もしないでも元に戻った」
「GMS導入系のアプリを再度導入し直して直った」
などの意見が散見されました。
GMSが封鎖された時の対処法
前述したまめこmobileさんのTwitterでは封鎖から復帰する方法も併せて紹介されていました。
一応復活しました
初期化せず開発者サービス+GSF+関連アプリ入れ直し&回避で動作
最新のGoogle関連アプリでエラーになるようなので全て旧バージョンにしました
→自動更新停止に設定
これで保てるかテスト中新しい手段出ると思いますが
入れ直しも手間なのでGSpaceなどで代用した方が良さそうです pic.twitter.com/mDE8AibfA3— まめこmobile(まめこ) (@Mameko_Mobile) October 14, 2021
カスタムGSFの開発者様の元にもこの件は届いているようで、
「**GMS封鎖でGMSが使えなくなった時の対処**」(意訳)
といった内容の動画がアップされていました。
私ももし今後GMS封鎖されたらこちらの方法を試すつもりです。
まとめ・感想 HUAWEI端末の今後はどうなるの?
10月13日に突然行われたHUAWEI端末のGMS封鎖ですが、完全な封鎖ではありませんでした。
問題なく使い続けているユーザーや、何もしなくても封鎖が解除されたユーザーもおり、封鎖に対する対処法も各所で紹介されています。
とは言え、今後も様子見が必要な状況が必要であることは間違いなく、これ1台で安心のメインスマホとは言えなくなってしまいました。(もともと不安定なものでしたが…)
GMS導入したP40 Proを使い始めて半年とちょっとが経ちました。
このタイミングで、HUAWEIかGoogleかはたまたその両者に**GMSを封鎖する意思がある**ということに驚きました。
ここまでほとんど野放しにされてきていたわけですから、もうずっとこのままなのかな~なんて甘い考えを持ってしまっていた自分がいました…
今回の一件で、FWのアップデートやアプリの更新などにはこれからはより一層警戒をする必要があるということを再認識しました。
楽観的に考えれば、仮に完全にGMSが封鎖されたとしてもどこかの誰かが抜け道を探し出してGMSを使えるようにしてしまうんでしょうが…
そのイタチごっこ参加するぞ!という姿勢をHUAWEIかGoogle側が持っているという事実が今回の一件で判明する形となりました。
スマートフォンは便利に生きていく上で必要不可欠な存在ですから、できることならこんなこと気にせず安心して使いたいですよね~…
P40 Proのデザインも性能もめちゃくちゃ気に入ってるんですがこのGMSの封鎖や規制が今後もあんまり続くようであればスマホの買い替えも検討しないといけないのかなぁと考えたり。
知識ない私は言ってるだけで何もできないんですが、なんとか落ち着いてくれることを祈るばかりです。