ɹǝʇʇıʍʇ˙ƃd (original) (raw)

moznohayanie:

まず相手の立場を理解することは、どちらが正しいか白黒をつけることではなく、いかに効率のいいコミュニケーションを成立させるかということなのだ。こっちから理解しようとつとめると、相手は自分の言うことを聞いてもらっている、自分はわかってもらっているんだと感じる。それがよりよい人間関係につながっていく。(…)

自分の正しさをたえず証明するには多大なエネルギーがいる。ところが、相手に正しさを主張させるにはほとんどエネルギーがいらず、むしろエネルギーが増大する。

相手の立場や意見を理解すると、幾つかのすばらしいことが起きてくる。

第一に、新しいことが学べる。視野が広がる。第二に、あなたがきちんと聞いていることがわかると、その相手はあなたにたいしてもっと敬意をはらうようになる。相手をさえぎって自分を主張すると、その相手はもっと独断的になったり自己防衛に走ったりする。

ほとんどの場合、あなたが態度をやわらげれば相手もやわらげる。すぐにそうなるとはかぎらないが、やがて必ずそうなるものだ。相手をまず理解しようとすることは、自分の主張よりも相手にたいする愛と敬意を優先させるという意味だ。これは無償の愛の練習でもある。

さらに、その相手があなたの意見に耳を傾けるかもしれないという利点もある。相手があなたの意見を聞くかどうかの保証はないが、確実なことが1つある。あなたが耳を傾けなければ、相手もあなたに耳を傾けないということだ。先に相手の意見を聞こうとすることによって、この頑固な輪を断ち切ることができる。

人間関係に困らない人が無意識でやっている「納得の方法」