キタムラフォトライフ@BLOG (original) (raw)

毎週更新、カメラのキタムラお得情報、読んで楽しい写真情報。 by kitamuraphotolife ●のん気に景色の写真など撮っていられる、平和な日々に感謝。● カメラ・デジタルカメラが日本の代表的な輸出製品で、台数としては、国内より海外で使われているカメラのほうが多いということは、新聞記事などで読んで、既にご存知の方が多いと思います。では、そのカメラは外国ではどのように使われているでしょう? いまの日本では、写真撮影が趣味の1ジャンルとして広く定着していますから、その感覚が、世界共通のものだと思われるかもしれません。もちろん、先進国では思い出づくりや芸術表現のために、一般の人々が普通にカメラを使っている例が大半です。しかし、それ以外の国では、一般家庭ではカメラを1台も持っていないことさえ決して珍しくはなく、写真を撮るのは、軍人かジャーナリストだけという国・地域も、まだあります。 そして、日本の外では、たとえカメラを持っていても、個人には「写真を撮影する自由」がない場所もあり、景色の写真を撮ることさえ、国防上の理由から許されないという例もあるそうです。つまり、国民に表現の自由が認められていて、原則的には(他人の迷惑にならない限り)、どこでも好きなところで自由に写真を撮って良い国というのは、世界中を探しても、この日本くらいということ。写真を撮るという趣味一つも、実は、私も含めたみんなが当たり前の日常だと思っている「平和」に支えられているのです。そして、中学生のお小遣いでもデジカメが1台買えて、街をちょっと歩くだけで、どこでも必ず写真屋が見つかるような国も、おそらくは日本くらいのものでしょう。そう考えると、写真が芸術作品としても成立している、この国のカメラ・写真事情は、全地球規模で見れば、実は、かなり特別な状況なんだということに気が付くと思います。 みんなが撮る写真が1970年代までは白黒だったことを、既に知らない人が多くなったように、気の向くままに写真を撮る自由があることの意義にも、なかなか気が付きにくい時代。しかし、もともとカメラは、戦艦に搭載する大砲の照準を合わせるための技術を、戦後、民間向けに転用して発展したもので、これが日本の高度経済成長を進展させてきたという史実もあります。つまり、日本製のカメラが世界に普及したことと、写真を撮って楽しむという文化が、当たり前のように日本人の全体に根付いていることは、ともに、ある意味では戦後平和の象徴と言えるものなのかもしれません。 まもなく終戦記念日を迎えますが、当時から60年以上の歳月を経て、日本人の半数以上が第二次大戦を知らない世代になりました。しかし、そこで平和を語り継ぐために、私たち若い世代は、いま2つの方法を持っていると思います。一つは、戦争を体験された方が残した記録と記憶を、絶やさず後世に伝え続けること。もう一つは、軍事技術から平和利用に転じて発展したカメラを使って、日本と、そして世界にある、美しい自然や街の風景、そして人々の姿を、誰もが自由に写真に撮れるということの大切さ、その、いま目の前にある幸福をしっかりとかみしめること。レンズを向けた先に、写真を撮ることを心から楽しめるものが存在する限り、そこに「平和」はあり続けるのです。 # by kitamuraphotolife | 2007-09-10 18:00 イワサキのツウ学 ●一眼レフを使いこなす●露出モードの選び方現行機種の一眼レフカメラには、デジタルでもフィルム用でも、全機種に必ず付いている露出モードが、4つあります。自動露出系のプログラムAE、絞り優先AE、シャッター速度優先AEの3モードに、マニュアル露出の1モードを合わせて全部で4つ。コンパクトデジカメでは、プログラムAEと、それを拡張したシーン選択機能のみを搭載した機種も多いですが、一眼レフでは、この4つの露出モードを撮りたい状況に合わせて選ぶことで、より正確で快適な撮影ができます。今回は、それぞれの露出モードについて、実践的な使い方をガイドします。→続きはWEBでどうぞ(URLをクリックしてください)詳細はhttp://www.kitamura.co.jp/express/column/?pl=447 ●富士フイルム/横顔にAFが効く、進化した顔認識機能搭載の1200万画素「FinePix F50fd」(8月下旬発売)【基本性能】有効1200万画素、1/1.6型スーパーCCDハニカムHR、光学3倍ズームレンズ、CCDシフト式手ブレ補正機能搭載、顔認識機能あり、最高感度ISO6400、ブレ軽減機能あり(自動感度式)、プログラムAE/シャッター優先AE/絞り優先AE切替可、3:2画面モード切替可、内蔵メモリー約25MB、xD-ピクチャーカード(~2GB)・SD/SDHCメモリーカード両対応、液晶モニター2.7型、高速赤外線通信機能対応、専用充電池使用、カラー2色富士フイルム独自の顔認識機能、「顔キレイナビ」が大幅に進化。これまではレンズに対して正面を向いている人の顔しか検出できませんでしたが、「横顔」や「斜め顔(首を斜めに傾けた顔)」でも、カメラの自動機能だけで、瞬時に見つけてAFを作動することができるようになりました。また、新たに手ブレ補正機能(CCDシフト式)も搭載され、自動高感度設定と高速シャッターによるブレ軽減機能と合わせて、ブレの少ない写真を簡単に撮ることができます。有効画素数は、超高画質の1200万画素。xD-ピクチャーカードと、汎用性の高いSD/SDHCメモリーカードのどちらにも対応しています。厚さ22.9mmの薄型ボディも特徴。カラーは2色で、シルバーから先に発売。ブラックは、9月下旬発売予定です。(メーカー希望小売価格/オープン) ●ケンコー/カールツァイスが使える! 完全マニュアル式フィルム一眼「KF-3YC」(8月24日発売)【基本性能】35ミリ判フィルム用レンズ交換式一眼レフ、ヤシカ/コンタックスマウント対応、露出計内蔵(中央部重点測光/自動露出なし)、マニュアル露出モード専用、シャッター速度最高1/2000秒、外部ストロボ同調X1/125秒、手動巻き上げ、手動巻き戻し、LR44/SR44電池使用(露出計用)フィルターメーカー大手のケンコーが発売する、フルマニュアル機械式フィルム用一眼レフシリーズで、往年のコンタックスと同じマウントを採用したモデル。高画質で知られる、カールツァイスレンズで撮影できます。マウントは、コンタックスの「RTS」「Aria」などで使用するMF専用レンズに互換性があり、AF用レンズはMFでも使えません。35ミリ判のカールツァイスレンズは、現在はソニー「α」マウント用になっていますが、以前は、コンタックスのボディで使うレンズでした。(ソニーマウントとの互換性はないので、お間違えのないようご注意ください。)コンタックス用レンズは、既にメーカーが販売を終了しているので、購入する場合は中古で探すことになります。このカメラの基本性能は、ニコンレンズ互換の「KF-1N」と同等ですが、フラッシュのシンクロターミナル(コード接続接点)と、絞りのプレビュー機能、多重露光機能の3点は省略(ホットシューで外付けフラッシュは使えます)。これらの機能が絶対に必要という方は、ニコンレンズ互換タイプの姉妹機を選んでください。本機は、コンタックス用レンズを既に持っていて、なおかつ用途が屋外でのスナップや風景撮影中心という方なら、興味を引かれる製品となりそうです。ちなみに、ケンコーKFシリーズ3機種とも、外付けモータードライブはありません。(メーカー希望小売価格/オープン) こんにちは、ナカヤっちです。巷は、お盆休み。旅行や帰省など、お出掛けの方も多いことと思います。くれぐれも、車の事故・水の事故にお気をつけて、楽しいお休みをお過ごし下さいませ…(^-^)それでは今週も、ちょっと息抜きしましょ。 ●今週の脱力アワ~【レトロ?な味】● http://www.kitamura.co.jp/shop/photolife/datsuryoku\_hour/?pl=447
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