台湾の鍼治療のおかげで完治 (original) (raw)

台湾は中医学(漢方とか鍼)の本場ということもあって、あちこちに中医学の病院や診療所がある。

今年の春、左の中指がパンパンに腫れて、手がぐぅーと握ることもできず、ペットボトルの蓋も開けられない。

痛くてコップも持てないし、夜中に痛みで目が覚めることもしばしば、かなり不自由・・・

幸い卓球は右利きなので、まだよかったけど。

とは言え、球を左手で受け取る時に、うまく取れないことが度々あって、かっこ悪い思いをした。

台湾大學病院に行って、色々調べてもらったけど、病名不明。

とりあえず、痛みを抑えるために「ステロイド」を打つことを提案されたんだけど、薬キライなんで、打ちたくない。

それにステロイドなんて、2~3回打ったら、効かなくなる。

ステロイドがイヤなら、手の中の腱を切る手術をしましょう~みたいなこと言われて、

それも嫌だ!

もし失敗して、指が動かなくなったら、洒落にならないよ~

そもそも病名も分からないのに「手術」って・・・!

仮にも旧帝大の台湾大學、台湾医術会最高峰に位置する台湾大學病院、それはお粗末なんじゃないの?

なんだかんだて痛みは3ヶ月以上続いているし、物は持てなくて不便だし、

それなのに病名も原因も分からないまま、恐ろしい治療法を提案されて、悶々としていたら、

友人が台北の鍼の治療院を紹介してくれた。

彼女はそこで治療したら、酷い顔面神経痛が治ったという。

ワラにもすがる思いで、紹介された治療院に行ってみることにした。

場所は、台北の北側、天母という日本人が多く住むエリア。

台湾の一般的な中医学の診療所って、カウンターの向こうに漢方薬が並んでいたり、一昔前の病院臭があるようなのが多いけれど、

こちらの診療所は、シンプルなインテリアで清潔感があって、とてもいい感じ。

紹介された許先生は、50代後半の威勢のいいお姉さん。

ワタシの下手っぴ中国語での説明もちゃんと聞いて下さり、その段階で信頼感がアップ。
(台湾大學病院の医師には、ちょっと冷たくあしらわれた)

許先生は一通りワタシの手や指を触った後、指の付け根に「置き鍼」を打ち(これが一瞬イタかった)、漢方薬の蒸気をシュッシュッとあてる治療を20分間。

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漢方薬のイイ匂い♪

そのあと、許先生は「鍼箱」の中から鍼を選び出し、

結構長めの鍼をグイグイと入れていく・・・

意外と奥まで入れるので、びっくり!

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初回は、鍼を刺すだけだったけど、2回目からは刺した鍼に電流を流した・・・

鍼治療は、刺すときにちょっとチクッとするけど、痛いというほどではない。

でね、許先生の鍼、通院のたびに、指の可動域が広がっていくし、痛みも和らいでいって、

「効いている~」という実感がすごく感じられる。

なので、まじめにせっせと通った。

週に2~3回、一か月通ったら、完全に痛みもなくなり、手もぐぅーって握れるようになった。

台湾大學病院では原因も病名も不明だった手の腫れと痛みが、許先生の鍼でたった一か月で治っちゃった~

ステロイドも手術も逃げて、よかった!

ちなみに治療費は、一回600元(台湾の健康保険使用)

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