PLASTOCの不安定アンテナ (original) (raw)

コントレックス! 田舎産まれ、汚部屋育ち、要らないものはだいたい友達な PLASTOC です。

唐突に始まりましたが、今回は私の大大大嫌いなお片付けについて書いていきます。好きなことについて書くのはさることながら、嫌いなことについて書くというのもまた趣があるものです。おほほ。

一応前置きですが、私は現在進行系で汚部屋の民であり、とくに片付けに役立つ知識や手法などは持ち合わせていないので、有益な情報を求めている方は速やかに当ブログを離れることをおすすめします。

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コントレックスiPhone なんて大嫌い、PLASTOCです。

今年も買いました、新型 iPhone。もうね、iPhone のレビュー記事なんて掃いて捨てるほど巷に溢れかえっています。だからここではレビューなんてしません。ここにあるのはただのぼやきです。

ここにあるのは独断と偏見に満ちた "ぼやき" であり、読んで気分を害したとしても筆者は「ざまぁww」としか言いませんので悪しからず。

それでは、は~じま~るよ~。

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我々はなぜブログを書くのか(哲学)

コントレックス

ブログ再開から2本目にして早くもネタ切れな PLASTOC です。

タイトルだけで今回書きたかったことはすべて語り尽くせます。約物を除けばたった9文字です。シンプルで素晴らしいですね。世の中にある文章は回りくどすぎる。分量が多いほうが売り物として立派に見えるから仕方ないのかもれないですけれども、簡潔な文章がもっと肯定されるようになってほしいものです。

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コントレックス

お久し振りです、PLASTOC です。みんな元気にしていたかな?

6月に発生した角川グループに対するサイバー攻撃のニュースを見て、久しぶりにニコニコのことを思い出しました。知っている人は知っていることですが、私はニコニコとは浅からぬ因縁がありますので、やはりこのニュースは注視せざるを得ないものの一つであったわけです。

私はうなぎもクリスマスケーキも恵方巻も食べませんが、祭りには便乗したいのです。だって、食べ物はせいぜい翌日に会った知人に「そういえば昨日うなぎ食べたんだよねぇ」と世間話として消費する程度の賞味期限しかありませんが、祭りの記念パピコは下手をしたら一生涯の思い出になるかもしれないんです。そう考えると、祭りの便乗はものすごくお得な思い出づくりなんですよね。

ということで、角川へのサイバー攻撃に便乗して、その動向を高みの見物するために、わざわざブログを再開することにしました。とはいえ、筋金入りのめんどくさがり屋であることと、どうせ三日坊主になるだろうということでものすごく腰が重くなり、サービスがダウンした6月から早二か月が経過してしまったんですが。

そしてとうとう先日、ドワンゴからニコニコサービスの復旧予定が発表されました。発表によると、8月5日に動画を始めとする大部分のサービスが再開。そして、我らの生放送はというと、8月上旬に再開予定とのことでした。

このとき、私はあることに気が付きます。

「コミュニティってどうなるの?」

ニコニコの文脈に疎い方向けにコミュニティとは何かを簡単に説明すると、YouTube でいうところのチャンネル機能ですね。ややこしいことに、ニコニコにもチャンネルという機能があるのですが、こちらは主として月額課金方式で動画やライブ配信などを行うための機能で、基本的に企業や知名度のあるクリエイター向けに供される機能です。他方でコミュニティ機能とは、一般ユーザーがライブ配信を行うための基本的な活動拠点となるものです。ちなみに動画投稿に関しては、ユーザーアカウント単位になるのでコミュニティはとくに必要ありません。

そして、ニコニコの公式発表にはこのような記載がありました。

■新バージョンで再開しないサービス

・ニコニコミュニティ

※ニコニコミュニティは、復旧に必要なデータおよびシステム消失により、サービス再開を断念せざるを得ない状況に至りました。別途あらためて告知いたします。

~ニコニコ動画が8/5に再開、新バージョンに~ ニコニコの復旧状況およびサービス停止に伴う補償について|ニコニコインフォ

はい、終了です。私の配信人生がこれにて終了しました。南無阿弥陀仏

今まであまり表に出して来なかったのですが、私が配信者として最も大切にしているものが、ニコニコのコミュニティでした。その理由は、私の配信者としての歴史を証明してくれるたった一つの証拠だったからです。

私がニコニコでライブ配信を始めたのは丁度15年前です。15年という期間をどう思うでしょうか。人によってはただ時間をドブに捨てただけと思うかもしれません。当然この15年間で私にもいろいろなことがあり、それを振り返っても配信をしていたことで得られたものは決して多くはなく、むしろ失ったもののほうが多いかもしれないとさえ思います。

この15年でネットもずいぶん変わりました。「昔のネットは楽しかった」と愚痴をこぼしながらも、なんだかんだでネットにアクセスしない日はありません。とくに個人による動画やライブ配信活動の普及は、15年前には全く予想していなかった水準にあると感じています。私も現在はこの体たらくですが、仮にも配信者の端くれなので、やはり YouTuber をはじめとする動画やライブ配信で活動する人々のことは気にならないといえば嘘になります。

別にこの現状に不満があるとか、後悔しているとかはありません。自分の性格として、他人に見られる活動というのは向いていないのだということは理解しています。ただほんの少し、もしどこかで何かの間違いがあったら、自分がこうなっていたのかも、と思うことがときどきあります。

そうして不満や後悔をある程度自浄してこられたのは、15年前という過去があるからに他ならないと私は考えています。有名な配信者の多くは、私より後に活動を開始していて、それは1億円稼ごうが1000万人の視聴者がいようが変わらない事実です。配信者としてはなんの結果も残っていないけれど、配信に関しては先駆者であるという過去があることで、私は自分自身を防衛することができました。

でもそれももうお終いです。確かにその過去は変わりません。しかし確たる証拠であったコミュニティがなくなってしまったのでは、それはもはやただの自己申告に過ぎません。永遠に続くものはないというのは当たり前のことです。人はいつか死ぬ、物はいつか壊れる、サービスはいつか終了する。これから私は何を心の拠り所にして、ネットを歩いていけばいいのか。これからも続いていくネット文化とどう向き合えばいいのか。もう何もわからなくなってしまいました。

ニコニコ生放送は8月中に再開するかもしれませんが、PLASTOC はまだまだ復旧の目処が立っていないので、8月中の配信はありません。もういっそのこと踊る阿呆だったことなんて忘れて、完全にただの見る阿呆として生きていきたいです。

意外と半年くらい経ったらケロっとしていて、夏野の悪口とか言うようになっているかもしれないですけれど。

以上、PLASTOC がお送りしました。ばいばい。