Motherland (original) (raw)

1999年より、カナダ・トロントに移民。写真を撮って、その時々の気持ちを言葉にして添えています。 by plum_mui Motherland_e0016576_1939573.jpgそれは褪せるはずもなく 心に残る私という名の 原点学校が9月6日から始まったのですが、もうかれこれ2週間経ちました。一言で言えば「大変」。でも悪い意味での大変ではなく、心からエンジョイしているという意味での大変、です。教科書の分厚さに驚き、読む量に圧倒されました。授業は先生によって黒板にきっちり書いて説明してくれる先生と全く書かない先生がいるので、ノートを取るのも一苦労。一番困ったのは先生が話す速度と同じ速度でノートが取れないこと。これには参りました。気付いたその日の帰りにボイスレコーダーを買い、授業を全て録音して家で聞くことにしました。Motherland_e0016576_20235579.jpg学期始めに一人の教授がこう言っていたのです。「生徒はいつも黒板に書かない教授を批判するけれど、あなた達一人一人に勉強スタイルがある様に、私達にだってそれぞれ教えるスタイルはあるのですよ。大切なことは一人一人の教授のやり方を受け入れる事です」と。その通りなのですよね。当たり前のことなのですが、私にとっては目から鱗でした。新しい友達もできました。アジア人以外の女の子の友達は初めてなので、話していて面白いです。特に一番仲良くしている子は全く黒板を見ず、教科書も授業中は開かないのです。教授の一語一句をノートにすごい速さで書きとめるのですよ。これにはびっくりしました。彼女の姿勢が好きだと言ったら笑って「ありがとう」と言う彼女。今ではお互いにノートを交換して聞き逃した所を埋めたりしています。(もっとも彼女のノートは完璧すぎて私のノートなんて要らないと思うのだけど)今日、この写真を載せたのは訳があるのです。23年間過ごした実家にある私の部屋のベランダからの風景なのですが、これを見ると初心に戻ります。何があっても私は自分を信じて頑張ろうという気持ちにさせてくれるのです。って・・・私の出身かばれちゃいましたねきっと!(笑)追伸。更新やお返事が多少遅れることがあるかもしれませんがお許し下さい。お一人お一人の暖かいコメントを読んでいると、私の居場所はここにもあると感ぜずにはいられません。いつも良くして下さって本当にありがとうございます。
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