ホームラン記念日(9月3日)|意味や由来・広報PRに活用するポイントと事例を紹介 | PR TIMES MAGAZINE (original) (raw)

9月3日は「ホームラン記念日」。今回は「ホームラン記念日」の意味や由来を解説します。

また、「ホームラン記念日」をきっかけに広報PR活動を行う効果やポイント、実際の広報事例もご紹介。広報やマーケティングネタを探している方、特にスポーツ業界の方や、野球に関わる事業を行っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

「ホームラン記念日」の意味・由来とは?

9月3日は「ホームラン記念日」です。1977(昭和52)年、巨人軍の王貞治選手がホームランの世界新記録を更新したことから、記念日として制定されました。

試合が行われたのは、当時東京都文京区にあった後楽園球場。世界記録を更新した2日後の9月5日には、政府が日本初の国民栄誉賞を贈りました。なお、この出来事にちなんで、9月5日は「国民栄誉賞の日」となっています。

全国的なイベントは少ないものの、「ホームラン記念日」は広報PRにも活かしやすい記念日です。スポーツ業界、特に野球と関連性の深いテーマであれば、多様な切り口で広報活動を企画できるでしょう。

「ホームラン記念日」をきっかけに広報PR活動する効果

「ホームラン記念日」は、メディアがトレンドとして取り上げやすいテーマです。プレスリリースを始め、「ホームラン記念日」に関する自社の取り組みを発信することで、普段は接点が少ないメディアの目にも届く可能性が高まります。

特にSNSの場合、時節やトレンドにあった内容は、企業アカウントの投稿も受け入れられやすいもの。「ホームラン記念日」をネタにした投稿は、ステークホルダーとのコミュニケーションを取りやすく、自社に親しみをもってもらえるきっかけになります。

自社プロダクトやキャンペーン、自社の取り組みなどを合わせて紹介することで、より自社のことを知ってもらえるチャンスが生まれるでしょう。

「ホームラン記念日」を元に発信をする流れ

「ホームラン記念日」をきっかけとした広報PR活動は、以下の流れで行うことが一般的です。

STEP1.「ホームラン記念日」の由来や、意識調査などから情報収集を行い、今年の傾向を掴む

STEP2.コミュニケーションを取りたいターゲットやゴールを決める

STEP3.自社サービスやプロダクトと「ホームラン記念日」をかけ合わせ、発信内容を検討する

STEP4.発信するコンテンツを作成する

STEP5.媒体を選び情報発信する

特に、メディア関係者に届けたい場合はプレスリリースの配信がおすすめです。生活者とカジュアルにコミュニケーションを取りたい場合はSNSを活用するのもよいですね。

トレンドキーワードを元に、広報PR活動に落とし込む詳細は以下の記事からご確認ください。

「ホームラン記念日」を広報PRに活かした事例

「ホームラン記念日」を具体的にどのように広報PRに活かすのか悩む方も多いでしょう。

次に、これから「ホームラン記念日」に関するイベントやキャンペーンなどを検討する際の参考になる事例と、GOODポイントを紹介します。記念日に関した事例ではないものも、今後「ホームラン記念日」を広報PRに活かすうえでヒントになるでしょう。

事例1.動画配信サービスのライブ配信情報をプレスリリースで発表

動画配信サービス「U-NEXT」を運営する株式会社U-NEXTは、自社サービスのコンテンツ情報を公開。2023年6月30日から、横浜DeNAベイスターズ主催の残り39試合となる公式戦のライブ配信が決定したことをプレスリリースで配信しました。

プレスリリースのリード文で概要を端的に説明したあと、ホームランを2本放った牧秀悟選手をはじめ、注目を集める多数の選手について訴求しているのがGOODポイントです。配信情報がメインとなるシンプルなプレスリリースですが、ファンの目を引くビジュアルや、わかりやすくまとめられた構成が参考になるでしょう。

参考:『横浜DeNAベイスターズ2023主催公式戦』39試合をU-NEXTにてライブ配信決定!ヒーローインタビューやチームの様々な情報をお伝えする応援番組『WITH☆ベイスターズ』の配信も開始

事例2.野球観戦を安全に楽しむユニークな工作キットを発売

「日本一おもろい段ボール屋」を目指し、段ボールを使ったさまざまなグッズを展開するマツダ紙工業株式会社は、段ボール工作キット「ECOなホームラン兜」についての販売情報をプレスリリースで配信。

「メジャーリーグを応援する安全な兜を作って欲しい」という要望から誕生した開発背景に触れたうえで、段ボールならではの利便性・安全性にも訴求しています。細かい仕様までわかるパーツの写真だけでなく、実際に着用して野球を観戦する様子もピックアップしているのがGOOD。「ホームラン記念日」にちなんだ広報PRではありませんが、ホームランをフックに自社の取り組みを伝えている参考事例です。

参考:『ECOなホームラン兜』が登場!一緒にメジャーリーグを応援しよう!!

事例3.塁打達成を記念し、限定メモリアルグッズを発売

東京タワーを拠点にIPとファンとのマッチング事業を展開するTEG株式会社は、「ドジャース 大谷翔平 MLB通算200本塁打記念、シリアルナンバー入り限定オフィシャルグッズ」の予約販売を開始し、プレスリリースで発売情報を公開しました。

大谷翔平選手の通算200本塁打達成を記念したメモリアルグッズです。「ホームラン記念日」にちなんだプレスリリースではありませんが、プレミアムな限定商品の発売について認知を広めた好事例といえます。販売時期や概要はもちろん、商品デザインや特徴がわかりやすい画像をプレスリリースに掲載したのがGOODです。

参考:ドジャース 大谷翔平選手、MLB通算200本塁打達成記念!シリアルナンバー入り数量限定MLB公認オフィシャルグッズ2024年8月19日(月)10:00から「RED° E-SHOP」で予約販売開始

「ホームラン記念日」をきっかけに広報PRの取り組みをしてみよう

9月3日の「ホームラン記念日」は、野球を題材とした広報PR活動に活かしやすい記念日です。プロ野球はもちろん、草野球や少年野球、高校野球といった切り口で発信しても良いでしょう。

また、「ホームラン記念日」に限定するのが困難な場合は、8月9日の「野球の日」や、9月2日の「国民栄誉賞の日」と組み合わせて検討するのも一案です。

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