気になるもの目録 江崎実生の谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座 (original) (raw)

何年か前に
谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座』ってのを何となく観たら、
あまりの馬鹿馬鹿しさに衝撃を受けたんで
また観てみたっす。
昔の日活の監督の中では、少しエッチで安っぽく軽い感じがするんで
江崎実生の作品って私はあまり好きじゃないんすが、
谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座』は飛び抜けて変というか、
宍戸錠のムジ鳥の弾けっぷりとか色々凄くて気になるんすよ。
江崎実生監督の作風から日活ロマンポルノに行きそうなのに行かなかったのは
なんか矜持(プライド)があったのかな?
宍戸錠はけっこう変な役をやる人だと思うんだけど、
ムジ鳥役を断らないで引き受けたのは仕事を選ばないのか?
それともプライドがないのか?
谷岡ヤスジは1970年代頃に絶大な人気だったみたいなんすが、
私が初めてその漫画を読んだのが1980年代初め頃で、
絵が下手でシュールなギャグだけどワンパターンだな。とかしか思わなかったかな。

標題:(保留)

分類:映画>邦画>コメディ

■題名:谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座

監督:江崎 実生

脚本:
山崎 巌
鴨井 達比古

音楽:坂田 晃一

主題歌:ヤスジのオラオラ節 - 谷岡 ヤスジ

出演:
三波 伸介
藤江 リカ
武智 豊子
松原 和仁
アタック 一郎
宍戸 錠
郷 鍈治
悠木 千帆 (樹木 希林)
笑福亭 仁鶴 (三代目)
前田 武彦
ルーセル 麻紀
相川 圭子
沢 知美
川奈 ミキ
若水 ヤエ子
安東 結子
涌井 智美
桜 京美
谷村 昌彦
榎木 兵衛
南 利明
宮地 晴子
柳瀬 志郎
桂 小かん
宮尾 すすむ
酒巻 輝男 (勝 利太郎)
川口 英樹
佐瀬 陽一

発表年:1971年

製作国:日本

評価:不能

■雑記:
オラ山ダメ次(三波伸介)と妻のメタ子(藤江リカ)と
息子の小学生のガキ夫(松原和仁)と赤ん坊のキン太(アタック一郎)と
祖母のウメ(武智豊子)のオラ山一家の日常の話なんすが内容はギャグとエロとバイオレンス。

喧嘩や乱闘になると人間の代わりの人形になりボコボコにされる。
エッチな場面が満載なんで子役のコンプライアンス的に今では絶対無理な作品だな。
セットは安っぽいし使い回しっぽいのに、
出演者がやたら多くて(モブシーンとか)予算がかかってるのかな。
『盲坊主 対 空飛ぶギロチン』で座頭市のニセモノを演じている
勝新太郎のモノマネの)酒巻輝男が署長役で出てる。
「ヤスジのオラオラ節」の出だしが「移民の歌 - レッド・ツェッペリン」っぽい。