【感想】僕ヤバ154話「山田に釣り合う人間になろうとすることで市川が成長する的な感じ」 (original) (raw)

芸能界における山田のマネージャーから文化祭不参加の理由を説明される話。
山田からの事前連絡も無しに文化祭不参加を知らされるが市川は冷静であった。
寧ろ事務所側がわざわざ直接説明しに来てくれることの配慮に感謝の意を示す。
だが頭では分かっていても、心から納得できるわけではない市川は山田を求める。
山田は不参加ながらお忍びで学校に来ており、クラスの出し物の巨大迷路の中にいた。
市川は山田を見つけると弱音を吐き詫びを入れ外で会うのをやめようと提案する。
山田はそれを優しく受け入れ度量の大きさを示し市川の理解者っぷりを発揮するのであった。

芸能界という巨大な社会に対して無力感を抱く市川を山田が癒す

山田に弱音を吐く市川

山田芸能界編。萌子の志望校の文化祭に同伴した際、偶然映りこんだ写真がネットで晒された山田。事務所の迅速な対応で炎上はしなかったが、山田は自校の文化祭参加を禁じられてしまう。何も知らされず急遽決まった判断に憤る市川だったが、事務所側の丁寧な対応により、怒りは挫かれる。市川というちっぽけな存在にまで説明責任を果たしてくれる事について感謝の意を表明するのだ。だが頭で理解っていても、心で納得できるわけがない。市川は縋りつくようにして山田のスマホに電話をかける。そんな折、クラスの半沢さんのアシストもありクラス内出し物の巨大迷路奥にいる山田を見つける。山田は市川が企画し皆で制作した出し物を本番中どうしても見たくて特別に許可を取ったのだとか。山田を目にした市川は芸能界という巨大な社会に対し自分が何も出来ない無力感を吐露する。そんな市川を優しく受け止めた山田は市川の涙を舐めとり、度量の深い大人の女としての魅力を示したのであった。市川は山田に釣り合うように努力し、それにより成長していくというオチになった(イイハナシダナー)。

市川の自虐ムーブを受け容れる山田

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