【感想】僕ヤバ151話「関根萌子√志望校編~市川渾身のギャグにより名門女子校受験の決意を固める萌子~」 (original) (raw)
身分不相応な志望校を親に言い出せず葛藤していた萌子がついに腹を括る話。
関根萌子は優秀な兄を持つが故に劣等意識を抱き自分はギャル化することで存在理由を得た。
しかし萌子は名門私立女子大付属校進学という淡い夢を抱いており市川に励まされ続けてきた。
だがこの期に及んでもまだ尻込みしており志望校を親に伝えてすらいなかったことが判明する。
関根萌子は諦める理由を探していたのであるが市川との問答を経て自分を見つめ直していく。
ラストは市川渾身のギャグが炸裂。萌子の苦し紛れの一言を拾い、自ら道化を演じて背中を押す。
これを受け萌子はついに腹を括り、自分が着たいのはメイド服ではなく制服だと決意する。
「え~~受けなよ~」(女声で)by市川
萌子が文化祭に乗り気でなかった理由
- 山田エンド後の僕ヤバシナリオの原動力
- 市川×萌子の関係性の方が読者にウケている
- と、いうことで市川が関根萌子に志望校を受験する覚悟を決めさせるのが今回の話なのである。関根萌子は未だに親に名門私立女子大付属校を受けたいと伝えることができておらず、グジグジしまくっていた。文化祭見学も行けば諦められなくなるから来たくなかったとグチグチする。そんな曇っている萌子に対して市川は発破をかけるのだ!この二人のやり取りは今回最大の見せ場なので是非読んで欲しい。
- 関根萌子の決断
- 我慢していた感情を市川に吐き出した萌子は「(気遣われるのではなく)逆にさえ~~受けなよ~~っなんて軽ーく背中押してくれたらさ。軽ーく親にも言えんのにな」と親への引け目があることを告げるのであった。そんな萌子に対して市川は普段やらないような渾身のギャグを炸裂させる。女声を作ると「え~~~受けなよ~」と萌子に云うのだ!!まさか、そんな、市川が!!読者たちに衝撃が走った。これを見た関根萌子は思わずトゥンクし、市川にきゅんきゅんする。こうして覚悟を決めた関根萌子は主体的意志で進路選択を実現する。社会の中で自己の役割を果たしながら自分らしい生き方を実現していくキャリア発達とかいうやつ。腹を括った萌子は志望校の制服を指さすと「萌が着たいのはコッチなんで」と言い、OGの先輩に校内案内をお願いするのであった。
関根萌子の葛藤
今回のハイライト
市川の身体を張った励ましにトゥンクする関根萌子
腹を括った関根萌子