【感想】学園アイドルマスター「花海佑芽」コミュ 1~10話を読んだ。 (original) (raw)

姉への強烈なコンプレックス。それが「枷」などではなく人格形成に繋がっていたという話。
花海佑芽は最強の姉を持つが故にいつも敗北し熱烈な対抗意識を燃やすようになっていた。
そのため当初は姉と同じ分野で勝つことに始終しておりアイドル自体への関心は薄かった。
故にプロデューサーはそれを「枷」と感じ姉への呪縛から佑芽を解放することで成長させようとする。
だが姉の存在は既に佑芽にとって人格形成の一要素にまでなっており単なる「枷」では無かったのだ。
また大器晩成な佑芽にとって「アイドル」は初めて姉と同じステージに立てたものへと変化する。
単にコンプレックスを解消するという内容ではなくキャラ造形の深い根っこになっているのが良いよね。
大器晩成だからこそ徹底的にレベルを上げておき圧倒的ステータスで敵を磨り潰す方針を目指していく。

花海佑芽のキャラクター表現とフラグ生成過程

速攻で両親に会いに行き育成方針を打ち立てるP

当初アイドルは姉に勝つための手段の一つに過ぎなかった

アイドルとして覚醒を果たす佑芽

姉へのコンプレックスの発露

これは身体能力を褒められた際に肉欲と勘違いしてしまう佑芽

佑芽エンド