【感想】こづかい万歳56話感想「覆面調査の謝礼目的のレポートは労力に見合うか」 (original) (raw)

今回は驚きの職業シリーズ。謝礼が貰える「覆面調査」にクローズアップする!
フツーに働いた方がよっぽど稼げるが子育て主婦の趣味と実益を兼ねた内職という感じ。
覆面調査をしてレポートを書き、評価項目を満たしていれば謝礼が貰えるシステム。
純利益は微々たるものであるし、レポートの手間を考えれば労力の割りには実入りは少ない。
しかし調査を機に様々な店を利用できるので、色々な体験価値を得られるのかもしれない。

子育て主婦のステルス労働力動員~労力の割には実入りが少なく労働力搾取っぽい~

覆面調査員はレポート提出があるので労多くして実入りは少ない

今回のテーマは謝礼が貰える覆面調査員。おもしろ職業紹介シリーズといった感が強く、聞きなれない覆面調査員がどんな仕事なのかを描くことで1話持たせるのだ。今回の主役となるこづかい超人は育児休暇中の主婦。学生時代から覆面調査員で謝礼を貰っていたが、それを現在まで続けているのだという。与えられた指示に基づき評価項目をチェックしてレポートにまとめて提出するというお仕事。

覆面調査といっても利用料金がロハになるのではなく、謝礼から支払うとい仕組みなので、純利益は低く、労力の割には実入りが少ない。それでも育児休暇中の主婦にとっては時間に拘束されず、隙間時間に実施でき、20万円以内なら税金もかからないので、選択肢に入るのであろう。少しでも家計の足しにするために覆面調査の依頼をこなす。これだけこなすんだったらフツーに働いた方が稼げそうとも思うのだが、様々な依頼を経験することで世界が広がっていくのだ。物より、思い出。プライスレス。

そしていつものようにこの超人だからこその特殊事例なんですよオチとなる。作者は謝礼のことを知り稼げる方法を知ったとウキウキになって家に帰り妻に話すのだが、全く相手にされず終わる。稼ぐだけならフツーに今の仕事しろよと。柱のツッコミでもマメな人じゃないと難しいかもとコメントされてオチが着く。

20万円以内なら税金かからない=年間20万も稼げない

レポートは多くとも1日3つが限界

こづかい万歳感想まとめ