第36次報告 (original) (raw)
あらまし
こんにちは、けぴのです。
24年11月16日(土) パシフィコ横浜国立大ホールにて開催された「プリティーシリーズ Crossing Live 2024」に昼夜通しで行ってきました。 例年で言えばWinterライブの位置づけですね。今年を締めくくるライブは、なんとシリーズの垣根を超えたライブということで期待感マシマシ。
クロッシング、誰と誰がすんのけーな~って仕事でダルい時にそのことばっかり考えてました。 事前に公式から告知されてたシオン・さらは絶対My Secret heArtbeatsや!絶対やで!!と声に出すところまで来ておりましたが果たして。
また、アイプリ勢はライブ初披露とのことで、めちゃめちゃそれも気になってた(初見さんです)。 チィがやっとバズリウムチェンジしたってことと、たいちょうが頑張ってダイエットしたことだけ知ってた。
以下、じゃ~っと感想です。昼夜入り混じってます。
■ ライブ全体
▶ スタート ~ チャン&マジ勢MC
キラッとスタートのあと、まつりが残って会場がウォォオオオ!!!みたいなってて面白かった。
なんといってもライブでめたくそに盛りあがるスキスキセンサー!!えもの曲はどっちもコーレスが楽しいのぜ。えも&れもんは主人公の近しい友人枠?えもがなんか馴れ馴れしいのと、れもんが歌い始めたら人格変わるのよかったよね。鈴木杏奈、マジで歌が上手すぎて歌い始めた瞬間コイツはどえらい!みたいな感じで会場から笑い声みたいなのがあがるぐらいマジにすごい。良かった~しこたま盛り上がった。
まりあ×みるきも事前に告知ありましたね、Sweetness×Darknessかな~って思ってたけどシアワ星かわいい賛歌。初めてシアワ星って打ったけどすごい星やな。間奏後のところでみるきがまりあをたてるみたいな動きしてたのが良かった~。
インディビジュアル・ジュエル好きなのよな、夜の部で聴けて良かった。おめでとう、おめでとう....になる。二人の出会いの回(まりあがヘロヘロなるまで練習する回)を毎度毎度思い出す。
今回のMCパート全体的にぽやぽやでしたね。マジ勢って結構久しぶり?今年って稼働無かったっけか。あまね様のMC、ヒヤヒヤしながら聞く。結構でもそれが色になってきてる感あり。夜のパートはマジでビビっちゃいましたね。ってかさぁ!俺が言いてぇのはステージ右端に立ってたあうる・めるの身長差についてなのよ。いや、藤寺みのりもしかして成長した?もっちーよりちょっと身長高くてなんかわからんけど宇宙猫みたいな感情になってしもったよ。
▶ 奇跡の降る ~ My Secret heArtbeats
奇跡の降る、マジで毎回「この曲が主人公&天才キャラのデュオなんか!?しっとりや~」って新鮮に驚かせてくれる、好き。今回のイベントのまつりの衣装ビジュめっちゃ良くて、そういやマジ勢の衣装そろそろ新調しませんか??
あうる×りんかで、りんかのパフォーマンスめっちゃ良かったと思った。ダンスがめちぇめちゃキレキレや!ゆっくりの動きが綺麗やった。後ろのデカモニターに映し出されるサイケシルクちゃんね(いや、あれ何...)。
あまりにフル尺あげようや~。語りが入るパートめちゃ好きなのよな、あっこのタメが......嬉しい。ハリケーンの時周りのライトがぐ~るぐる回ってて感動。そんで思ったけどアイドルランド勢って結構男所帯なのよな。最後の挨拶であまね様も言いよったけど男プリもどんどんクロッシングしていこや。
こっからすごいよ、マジですごい、何がってあまね×シオンですよ、マジですごかった。庄司さんの迫力やばいのは言うまでもなく、山北さんがノリノリすぎて草。素晴らしいハモリ・ダンス・演技、素晴らしい(2回目)。合間のMC昼んとき何言うとんか全然わからんでわろとったけど、夜の部はちゃんとわかった。まさに「秘すれば花」でしたね(激ウマコメント)。いやね~、良かったね。たしかに異種じゃなく同種混合という感じで、相乗効果で強くなってた。
ひな×める、個人的にここのライティングがmost良かったなぁ。ミラーボール使って黄色い光が会場中にキラキラ反射しててすげぇ綺麗。この二人の組み合わせ、キャラ的にも曲的にもピッタリで良かった~。盛り上がる曲よね。
メルティック後、さら「僕がクロッシングするのはこの人!」でシオン再登場でわろてしもったが(事前告知あったにも関わらず)、もうフロア大熱狂よ。My Secret heArtbeatsもコーレスが楽しい、スキスキセンサーとは別種の、なんか切実な感じの楽しさ。君のことが、好きだ.....。。シオン、今回バッチリ仕上がってましたね。山北さんがSNSで言うてたけど確かに出番多かった。ドレシ好きなので、というか東堂シオンが大好きなので、めちゃ嬉しかった。
こんときにあんなのクロッシング枠がシオンに占領されたことに気づいたけど、まぁ後でツインテールズかTRIal HEARTやるかな?って思ってた(無かった....)。
▶ アイプリゾーン
こっからほぼ初見。そういやアイプリ部の人が開場後の会場の花とかパネルがあるとこでお子さんと交流してるのみてほよ~と思ってたんやった。イベントに来てくれて、嬉しいね。そうそう、最初のMCで子供にレスポンス求めたり、結構子供にウケてんかな?そりゃそりゃ嬉しいこったね。
最初の二人の曲はちょっとだけ聞いてきた。すいません!POPPYはなんかの略ですか!!??になったが、サイリウム振るのが楽しいええ曲ですね。シークレット・ドリーム、生で見ると思ったよりなんかすごい良かったな~になった。いや~、アイプリ見んならんね。
初めてつむぎの曲聞いたんやけど、なんかパリパリした感じの音がめちゃ良かったね。そんでさぁ!キャラ造形がええよね。これでっ黒髪ってさぁ!ドカッて盛り上がりじゃないかもけど、ライブで聴きたい曲よね。久保さんの目がデカすぎて毎回ビビってしまうことは......ひみつ。他にもめっちゃ言いたいことある、まずここまででアイプリ勢の衣装がめっちゃ良いな、って思った。スカートが二層構造になってて、普通の衣装の上に半透明?の薄い生地が被さってるみたいなってんやけど、その半透明の生地が演者の動きに追従してフワ~ッて動くのよね。つむぎのチューリップみたいなスカートでこれが顕著に出てた気がして、めっちゃ良かったのよ。
赤青の人達(サクラ、タマキね)、まぁ~これ最強デュオって触れ込みでしょ、って感じ。説得力ある。タマキの髪がベタな青髪じゃないの、ガチで英断ちゃいます??サクラさん、声良かったよね~。サビんとこ、空飛ぶんか?ってぐらいの疾走感。
いやさ、そんでさ!もうさ!昼の部のネバギバラバーさ、初披露やのにみんなコーレス完璧すぎてがちびびったわ。マジで最初全然意味わかってなかった、「三辺あるのは?」「三角形!」ぐらいで気持ち追いついてきたけど、めっっっっっちゃみんな食い気味です、すごいね....になった(夜の部は波に乗れたはず)。ここもリンリンの衣装が今までにない感じの造形で良かったね、アイリは足放り出されてた。
チィの曲知らなんだけどええ曲でしたね。ここのライティングもめちゃんこ良かったのよ~、星が散りばめられておった。やっぱストーリーありきで曲浴びたいよな、ほんまアイプリ見んならんね(2回目)。ってかさ、まじでたいちょうめためた痩せて無かった?マジで薄ッ!???!?になった。すごい、努力できる人間はこの世に一握りしかいませんからね。すんげぇ美しくなっておられましたね。
アイプリ勢初披露やったけどどれも良かった。視聴します。
▶ アイ&パラ勢MC ~ プリマ☆ドンナ?メモリアル
さて、ここのMCですが、ま~~~じで全員ぽやぽやでヤバかったっすね。いや、面白かったから無問題ですが。チィの人となりが一発でわかって良かったよ。サクラの人、歴結構浅めの人なのね。リンリンもレオナもあ、私か、みたいなっててもうゾクゾクしたわ。教育的内容やったのはお子さん多いから?いや~、まぁこっからこなれてきますから。
こっからクロッシングしていく感じのパートでしたが、正直オムオムライスの衝撃で記憶曖昧です。あまりがつむぎに捕食されたのってここやっけ?普通に笑ってしまった。あまり、余ってましたね~。
ドレシの楽曲久しぶりに聞いた気がするよ、嬉しい。青のペンラ振ってる人いっぱいいて、気持ちは、わかるよ、になった。結構歌詞に調整かかってて嬉しいやら寂しいやら。ドレシの曲盛り上がるよね。昼の後、もしかして夜の部ではGODを...?ってなんか意味不明に緊張したけど無かったのでこれは、正直ちょっと嬉しかった。なんでかね。
あ~そうや、カルテットスターの曲めっちゃ良かった。超展開描くとこ、マジでサクラの人の声に説得力あるってか、ハマってる。
ぱLUCKYの「輝かせる さぁ… 神アイドルへ!!」のとこの歌割りがチィになってて、ェーーンになってしまった。みんな気づきました?愛、愛です。
オムオムライスは会場全員ビックリしたと思う。なんならライブで聴くの初めてやったし。もうね、想像できることってなんでも起こるんやなって。お祭り感よな~、どんどんやってほしい。前回?ワンダプリ聴けたし、久々にとんサマも聞かしておくれよ~。
ワッチャ!プリーズ!マジック!マジ曲の中でも屈指の盛り上がり、というか超必。ワッチャ!!!!って言うの楽しい・嬉しい・感謝が混然一体となった気持ちになる。大好きな曲です。口上みたいなとこに手が入ってて非常にgoodでした。心が、ワチャワチャ、しています。
ほんで主人公ズでプリマ☆ドンナ?メモリアル、これって久しぶり?振りついてたね。あのさぁ、「ワチャワチャってドンナ?」で会場全員震えたよね、シリーズとしてマジが大切にされててると、本当に嬉しいです。多幸感がすごい。シリーズ名叫ぶとき泣きそうなっています。
▶ お知らせ ~ 特報3連打
お知らせいっぱいあって、良かったな~ン。オルフレのみゃむ、可愛すぎるやろ。
FRENDSHIP PALETTEのとき、みるきがみんなと絡むためにステージ上をぐるっと一周してたのが印象的でした。
特報3連打にはビビったね。いや~2DAYS、アイプリ単独、どうせ全通するからあの、財布が...。好きコンテンツが元気そうで良かった。
アイプリ2期マジでめでたい、アイプリ2期マジでおめでとう、持ち直してきましたね(女児アニメ枯渇時代?)。そういや去年のWinterで発表やったね、あれから1年かぁ。
▶ 御芽河あうるの口がちっちゃくて可愛い
基本的にその日のライブの中で良かったな〜〜ッてキャラのアクスタを買うことにしています あうる(左)の口がちっちゃくて可愛い、まつり(右)の今回の衣装ビジュも良い
いや、御芽河あうるの口めっちゃちいちゃくない?何??最初口無いんかと思って近寄って見たら口あって、そんでもって口めっちゃちっちゃくて、えっ、可愛い....になった。こんなに口ちっちゃいことあります?なんか口がちっちゃくてスン....としとるのが、すんごく、可愛いなって思った。買ってよかったこのアクスタ。あうる、可愛いね、可愛い。
▶ おわりに
クロッシング、全体的にお祭り感が強くて、winterの位置づけとして申し分ないめちゃめちゃ豪華なステージでした。
あとは....マジの新展開よろしくお願いします!!!
もうね、が~っくりきてしまった。色々諸々。あんまし評価されたく無いねェ。
面白に昇華する以外に出力方法を知らない人生だった
全部嫌やよ〜
イメージや見た目で好きな異性、水カン中期のコムアイ、鈴木真美子、岡奈なな子。同性やと長瀬智也、山口一郎、okadada。
犯罪都市 PUNISHMENTを観たのだけれど、「コント 犯罪都市」という感じだった。バラエティのパロディコント番組みたいな。なんか一人にめちゃフォーカスした画面が多かったのも助長してる。部屋真っ暗にしてきのこ帝国聴くぐらいの精神。
あの~...街コン行ったらマルチ業者に補足されて、呼び出されて行ったら全然勧誘されずにただ単につまんない会話しながら飯食うだけでした...。
忘年会の店〜♪もう予約したヨ〜♪♪( ´▽`)
みんなで座卓囲んでうんうん言いながら問題解決の案を出し合ってる時が一番人生が充実しとる気がする
ファラオのチンポコ
朝からぐにょぐにょ、1日かかって装置をバラすの巻
忙の今週、そして正式に昇給試験不合格の通知、ゲーーッ。
最近思う事:一人で生きるの飽きたけど、今更他人と一緒に生きられる気もしないけど、やけどさぁ!
悪手のトリガーハッピーったぁ俺のこった
脳味噌の裏にべっとり張り付いたイカれた眠気
何しょんけおめぇはよぉ、何もわかっとらんじゃろげ、ほんまちゃんとせぇよマジで
どこでどうなりたいんだお前は
出張先のホテルで完全な虚無
近所のカレー屋で身もよだつ経験をしたが、全く心が動かなくてなんというかよくわからん気持ち
LoL面白いのだが、のめり込みたくない気持ちをずっと抱えながらやっている
何らか。そんでもうさみぃ。
目標が無いのにゴールに辿り着けるわけない?一理あるね。1一理あるポイント進呈。
弾力が失われておりやす
中年異常男性【狂】になる分岐条件わかったね
稀代の指示待ち人間たぁ俺のこった
友人の結婚式へ行って、話も聞かずにゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラゲラ
海遊館行ったら縦にめちゃ長い水槽(3階ぶち抜き)になが〜い海藻とアオリイカしか入ってない展示あったんやけど、めっちゃカッコよかった。
愛の使い道
慢性的にしんどい
ぜ〜んぜんなんにも考えられへんくなってるんやけど普通に脳味噌がおかしくなっていますか?
なんちゅーかさぁ、静かにむかついたときにさぁ!普段通り明るく接してくれるひとがさぁ!嬉しいよなぁ!!ありがとうなァ!!!!
う〜ん、あんまりかも。
モッチョになりねぇ、なんとかせられい。恥とかプライドとか使い道無いものは捨て置きねい。
「豚もおだてりゃ木に登る」の擬人化が俺
爆発は反発じゃなくて結び付きなんだよ〜ン
急に全部無理なんじゃ…の気持ちになってしまうの巻。しかしてやるしかないからやる。
いや〜…どうですかね…..
絶望の果てに希望を見つけたい。きみの色、良すぎた。
「きみの色」を観に行って感想を書きました。オタクは文章書けなきゃならんという強い妄執に囚われています。
金が無いのに金を使えるってんだからええ時代やわ
何かに沿ってコンテンツを解釈して感想書くやつあるやん。あれ憧れなんやけど上手く出来へんね。まぁやってりゃできるようなるんかしら。re-63.hateblo.jp
ずんだもん聴きすぎて頭おかしなるんか思うた
頑張れ負けるな必ず勝て
会社サボって観る映画は楽しいヨ〜
お付き合い頂き誠にありがとうございます
イド約が始まりもいた
バカアホボケカスの日。異物感。
0に輪をかけて0だね
ぐんぐんキャラ掴んでくる
楽しくゲームの日
ソウルイーター展へ行くの巻。少年少女が主人公ってのもあって、ストレートに熱いシーンばかりだった。んでもテスカトリポカの原画が一枚も無かったヨ…..(そもそもそんなに活躍してないっちゃない)。群像劇的な側面もあるし、次回があればジャスティンvsメドゥーサとかも見たいね。
PUNK IPA
イド約、あんましやらないキャラ造形で面白かったな。ば〜っと用語をばら撒いて、ちょこちょこつまむ感じの作劇は結構好み。風呂敷広げて畳まない感じの。
CoC6「イドラの約束」
KP:ちゃむさん
PL:私、困惑K太郎さん、Solverさん、きりたさん、荒玉さん
全生還ーーッ✌️無関心なようでリスペクト感じる自陣でした!普段やらないHO1らしさを堪能できて良かったです。KPPLの皆さんありがとうございました😭 pic.twitter.com/qVSDjB43K4— けぴの (@ke_pi_no) 2024年9月23日
ゆっくりじっくり絶えた感じの燃え尽き方
もう半月ぐらいぐにょぐにょです
ほんのりとする
京都へ。真剣での演舞みたいな会話の応酬。
下鴨神社へ行きました。自然嬉しすぎる、京都は過ごすには良いところやったね。
友人と街コンに。理解と方針、誰かに喋りたくなる。
旧友へ東京案内をする。落ちとるときこそしっかり休んで元気が出たらもっかい休む。
今月の頭に昇格試験あったんやけど全然フィードバックこんから多分落ちてるわ、また来年〜〜😭
■ はじめ
※注意:ネタバレ・独自の解釈・を多分に含みます。
山田尚子監督最新作、「きみの色」を劇場へ見に行ってきました(山田尚子監督作品は全く初見)。
素晴らしい映画だったので感想を書き記しておこうと思います。また、作中で扱われるモチーフについて考えると楽しかったので、それについても言及します。
この感想は、モチーフとかメタファーを下敷きにして語ってるの一回やってみてぇ~と思って書きました。誤字脱字浅慮こじつけなどごめんなさいね、自分でも途中から何言ってるか全然わかってません。でも俺は俺のために生きてるから(?)
書いてるうちにとっちらかってしもったけどしゃーないわ!!もう見晒してくれ〜〜い!!きみの色マジで良かったのよ!!!!それだけ伝われば何でも良いです!!!
- 公式サイト
- 公式ポスト
https://x.com/kiminoiro_movie/status/1829353348786528554
▶ 全体の所感
観終わって最初に思ったのは「優しいな~」ということ。悪人という悪人はおらず、幸福感に満ちているように思いました。
また、「喧嘩せんでえんやな」ということ。思い返してみれば、自分が摂取するコンテンツでは意見の衝突などのぶつかり合いの中で他者を理解し中が深まっていくものが多かったのですが、「きみの色」では諍いはほぼ存在しません。それは最初に述べた幸福感みたいなものにつながっているのかな~。でも、あとでよく考えてみるとトツ子の交友関係とか、きみの両親、ルイの兄など、フォーカスすればトゲになりそうなものは提示されています。特に触れないのに描写したのは何故なんだろう?と感じました。
また、もう一つ強く感じたのは「個人が交わらない」ということです。冒頭でもあったように「色」=「光」であって、同じ光源から同時に違う光を出すと合成され違う色になります(光の三原色)。いくつかあるキャッチコピーのひとつには「私たちの色、私たちの音」とありますが、しろねこ堂の3曲はそれぞれのメンバーを強く反映していてサウンドが統一されていないように感じました。昨今のバンドものでは「バンドとしてのサウンド」に重点が置かれている印象なので、ここは少し気になりました。
「水金地火木土天アーメン」という素晴らしい劇中歌があります。予告でも流れていて、結構耳に残っていたのも映画を見る一つのきっかけになりました。この曲を聴いていて少しぎょっとしたのが"こいつは絶対 三体問題"という歌詞です。中国発のSF「三体」で脚光を浴びた「三体問題」は、3つの相互作用する天体の運動についての問題で、簡単に言うと2つの相互作用する惑星では簡単に軌道を予想できますが、3つの惑星の場合の軌道を予測するのがすごく難しいということです。この歌詞から、「きみの色」では個人を「惑星」として捉えているのかな?という考えにたどり着きました。
ここからは惑星モチーフを出発点にした映画の感想と、疑問についての自己解釈をだらだら書いていこうと思います。
▶ 「水金地火木土天アーメン」に見る惑星モチーフ
トツ子の他者と異なる秘密として「人が色で見える」ということがあります。例えばきみは青、ルイは緑、森の3人組は...という感じですが、自分の色は見えません。最初、トツ子の見えている「色」は自分から他者へ向けた印象の反射(色は光)なのかな?と思っていたのですが、惑星モチーフをもとに考えてみると少し違う見方ができます。
- わたしはわたしは惑星
それぞれの個人が「惑星」だと解釈してみます。トツ子は「わたしはわたしは惑星」とうたっています。これはトツ子の性質にピッタリだな~と思っていて、惑星は他の星を観測することができますが、自分自身の姿を観測することはできません。また、トツ子は幼いころにバレエを習っていたせいか、くるくると回っているシーンがよくありました。これは自転を表しているのかな?
惑星なら、自転ともうひとつ「公転」という要素もあります。自転がひとりでくるくる回ることだとすれば、公転は大きな流れによってできるレールの上を滑っていくようなものだと解釈できます。トツ子の部屋できみと一緒に遊んでいたスピログラフは自転・公転を組み合わせたおもちゃですね。
しかし、トツ子は公転しているでしょうか?トツ子の行動は衝動的な側面が大きく、確たる行動指針に沿って軌道上を滑っているようには思えません。講堂で祈りを捧げたりしているのは、何か沿うべきものの一端をその中に見つけようとしているとも感じました。
ここまでで聡明な皆さんは「公転しない惑星なんかあるんけ」と思ったことでしょう。実は自分も調べて初めて知ったのですが、公転を行っていない「自由浮遊惑星」という惑星が存在します。 - とつぜんとつぜん現れました
自由浮遊惑星とは「はぐれ惑星」とも呼ばれ、何らかの理由で理由で惑星系から放り出されてしまったと考えられています(諸説あり)。この自由浮遊惑星を下敷きにして、トツ子・きみ・ルイの三人を以下のように解釈してみました。- トツ子:公転周期を持たず、フラフラと漂う
- きみ:プレッシャーによって学校という惑星系から飛び出した
- ルイ:勉強・島育ちの境遇のせいで友達がいない、はぐれ惑星
三人はそれぞれの理由(家庭環境・人に話せない秘密)が原因で惑星系から放り出され、はぐれ惑星になっています。
きみを探してさ迷っていたトツ子、惑星系から飛び出したきみ、そしてルイ。この三人が突然しろねこ堂で出会い、突然バンドを組み、突然相互に作用しあうことになります。それは人間同士の「三角関係」ではなく、惑星同士の「三体問題」である、というわけですね。
作品のキャッチコピーにある「私が惹かれるのは、あなたの色」というのはまんま惑星同士の引力の事だと解釈できます。二人の奉仕活動明けに三人で再開したときに手をつないで回るところとかね。惑星系から放り出されたはぐれ惑星たちはバンドという惑星系に所属することになります。
- 迷ってさまよって導かれました
何回か引用されるニーバーの祈りの言葉に出てくる「変えられないもの」「変えることのできるもの」。これは冒頭で触れたきみ・ルイの家庭環境と、話すことを躊躇っている秘密に相当するのかな、と思います。私たちに変えられないものを受け入れる心の平穏を与えて下さい。
変えることのできるものを変える勇気を与えて下さい。
そして、変えることのできるものとできないものを見分ける賢さを与えて下さい
三人はとことん他者の内面に切り込みません。そしてゆっくりと相互に作用しあいながら少しづつ、時間をかけて変化していきます。普通なら何か大事件が起きそうなもんですが、「きみの色」では解けない三体問題を計算し続けるがごとく、ゆっくりと世界が進んでいきます。他者との相互作用の中でニーバーの祈りの言葉にある「変えられないもの」を受け入れるための心の平穏、「変えることのできるもの」を変えるための勇気、を手に入れます。そしてここで言う「賢さ」は自己理解のことなのかな。自分の中で、自分の問題と向き合って、じっくり考えて、ゆっくり変わって行く。
▶ ぶつからない惑星たち
さて、この映画の中には諍いは存在しません。自分は人が衝突の中で形を変えながら成長する物語ばっかっり見てきたのでこれは衝撃でした。
え、喧嘩とかせんでええんやな、ほー、って感じ。
でも、しろねこ堂の三人はぶつかり合うことはありませんが、相互に作用しあっています。目に見えない力で引かれあう天体のように。そしてその軌道は予測できない方向に進んでいくことになります。三人は雪の中で互いの秘密を打ち明けますが、特に明確なアクションへとつなげるように諭したり強要したりすることはありません。人の話に耳を傾けて、しっかり聞く。これは惑星同士がある程度の距離を保ちながら軌道上を滑っているのと同じように思います。そして、相互作用を受け少しづつ内面が変わっていく。
これが、この映画を見て「優しさ」を感じた理由なんだと私は思いました。他者との衝突の中で己を知る、という話以外に人の成長をこんなふうに描く/描けるのか.....と驚嘆しています。「きみの色」は本当に今まで見たことのない物語の形でした。
▶ 私たちの音、私の音、私の色
三人が組んだバンド「しろねこ堂」の三曲は各人が交じり合っていないように感じられます。
「バンド」というよりは、三者三様、服装もバラバラでしたしね。「私たちのバンドの曲」というよりは、「きみちゃんのつくった曲に、ルイ君のつくった曲」というセリフの通りそれぞれの色に少し他者が力添えするような形です。
これは相互作用がみんなが感じられる形に世界に現れたものなのだと思いました。トツ子が人を色で心象描写するとき、その相互作用はトツ子にのみ見える/感じられるかたちで世界に現れます。しかし、他者は相互作用を色として感じることはできず、他者と違うことにトツ子は思い悩んでいます。
音は波長という点でいえば色・光と不可分なものです。三人の相互作用によって世界に現れた曲を感じる中でトツ子はようやく他者と同じものを感じ、そして理解できたのかな、と思います。「私たちの色、私たちの音」とは自分の色が見えなかった、自分が他人にどういう風に影響をもたらしているかわからなかった、そんなトツ子がやっとたどり着いた場所のことなのかもしれません。
▶ 宇宙の果てまで
自分はトツ子のバレエシーンがこの映画の白眉だと感じました。バンド演奏に先駆けて秘密を打ち明け、すっきりしたきみ・ルイとは違い、トツ子は何も———
ゴギギ!!ここのことどうやっても言葉にできん!!!!ガガゴゴ!!!!見に行って感じてくれ!!!!そんで誰か言語化してくれ!!!頼むから!!!!!!!
■おわり
「きみの色」、少し触れましたが自分の中では結構革新的な作品でした。色彩や構図などの画面も素晴らしく、何度観ても嬉しい、愛しい、楽しい気持ちになれる映画ですので、是非劇場へ足を運んでみてください。
また、この感想の中で触れられていないたくさんの要素があります。トツ子のように、あなたにしか感じられないものがあなたにも必ずあるはずです。「きみの色」を観た皆さんも感想を書いてみてください。
▶︎ おわり2
ここでは、自分が思ってたけど全く言語化できずぺしょぺしょになってしまったけど、どうにか誰かに伝えたい気持ちをつらつら書いています。
なんか折りたたみにしますここ、やり方調べます
- あんまし交わってないと思ったけど、しっかり互いに惹かれあって及ぼし合って、こんなのめちゃオシャレちゃいます??
- トツ子の色、ただの透過やん?と思ったけど、彼女自身が自分で自分の色を認識したと言うのが重要なわけであって、あの、言語化力が無い……悔しいです…….
- 私たちの色、私の音、っていうのは我々観測者に向けての言葉なのよ!!(?)
- サントラとか、色々ちゃんとそれも吸収していきたいよ。私、本当にこの映画のことが好きになりました。
- 水金地火木土天アーメン、劇場出てからず〜〜〜〜〜っと聴いてる。嘘じゃ無いよ、ほんとだよ。この曲、めちゃ簡単なつくりなのに、めっちゃ耳に残る。ギターのフレーズがめっちゃ耳に残る。ちょっと中華っぽいのはラーメン→中華って感じかしら。
- 色、光、音は波長で不可分なのです
- 恒星は誰なのかしら。産まれたての星は光っていて、ガス状なため境界が曖昧らしい。
- 足首のカットがめちゃ多いのは監督由来??
- 合宿、合宿です。のとき、シスターがロザリオかちゃかちゃするの、祈り?手癖??
- 「何かを人と作る事の楽しさ」みたいなものを、「相互作用」っていう側面から描いてんのかな。
- 惑星やって考えるとぶつからないのも内面に切り込まないのもなんかわかる気がする。
- すっと馴染む感じの映画。
- 三体問題、最後にルイが関係の中からすっ飛んでいっちゃって、そんでSee Y♡uになったってことは惑星と惑星がぶつかって超新星爆発ですか?その瞬間映画が終わるのは世界終焉ってこと??
- トツ子、よくわからんけどこの世に居て欲しい。「この世の何処かにトツ子がいる」という事だけで、なんだか頑張る気力が湧いてくる。
ちょっとした部屋の掃除をするの巻
粗相を
クッソ長丁場やけど楽しかった。Wだいあは光。
大変な事ですよこりゃあ
終わりにしてくれんけ
褒められたくないヨ~、優しくもされたくない、惨めな気分なるだけ
きぶんあげてこ
せよ
いのち だいじに
蛾と踊るを久方ぶりに回す。このシナリオは上位の好き。
楽しい飲み会。自分の短所は露悪的・すぐ調子に乗る・えぐい虚栄心の3つで、これが合わさって最悪の結末を迎えまくってきている。
結果や変化ではなく継続のみに価値を見出すべき。大プリパラ展にてもうドレシを生で見ることは無いのだろうな...今までいっぱい見れて良かったな...になるなど。
恥の感情の使い道を熟慮するべき。モノノ怪観た感想、こんなにガチャガチャしなくても….。
ゲッゲッゲッゲ!ギーッギ!!
集中力の欠如、そもそもそんな物は無い
なんにもできない日
ものすごい眠り。キンドラ応援上映へ行くの巻。最高に楽しい時間でした。もうちょっと応援が成熟してきたらもっかい行こかな、バルト9とかで参加してみたさある。
ソラミ単独へ。いつもの単独とは趣が違って、シリーズの総括ともいえるような、主人公チームらしい内容でした。ライブの構成(セトリ・幕間含めて)は今までの良いとこ全部盛り!みたいな感じ。解放乙女ヴァルキュリア見れたし満足。
2017年からコソコソやってるこのはてブ、いつのまにか3000アクセスを突破したらしい
キレてり
お前はイーブィではない、せいぜいコイルといった所か。怠惰の擬人化。
説明を端折りすぎ。
近所の水族館へ行くの巻。めちゃ楽しtimeであった。高まる自然への憧憬。
なんにもできてないよ〜
うららならどうする?
自分の性格的に事故る可能性大なので、自己肯定をめちゃくちゃ絞っている。それでも結構事故る。そんな感じ。
どうせ振るなら白旗なんて早く振ったもん勝ちなんやから
何してんねんマジでさァーーッ!
もうこっから1週間は脳味噌ん中でマリオの無敵の音楽かけていく。アンタたち!ついて来なッッ!!
わかった。俺は恩を売るのが好きなんだ。
ゾンビものみたいな夢を見た。海辺にたくさんのゾンビが集まってきていて、翌朝見たら全員消えていた。みんな海に還ったのか。あと実銃を撃った。
これから写真撮るときは毎回椎名林檎の本能のジャケとおんなじポーズで写ろうかな
なんかな~あんま評価せんでくれよな~
空になってるように見えていつまでもスタックが空にならない
俺っちとの、秘密だニョ!
GMが、うまいなぁ
顔の獲得の価値
粗探してるだけになってないか?
一人で生きすぎ
キチキチスケジュールこなすだけ。浅めの時間に餃子突きながらビール飲む時、王。
俺はマジで言語化が苦手だから例え話作成能力だけ上手くなっっちゃってなっっちゃってもう大変なのよ
ネガティブしがんでんじゃねぇー!!
毒や薬になる事をやっていきましょうよ
3連休初日からついてないね
集団の中で感じる本当の孤独。観た映画の感想を書いた。「首」の感想。美談に落ちない死。 - 第36次報告
もうちょい。俺は光を見たいだけなんだ。
楽しいが、楽しいだけとも感じる
無
長く続いたVOIDの終わり。最強の手。
キレる気にもならんね
グレンラガンvsキルラキル展へ。色んな事を思い出す。https://twitter.com/ke_pi_no/status/1814552859910025721?s=46&t=jMBqW5EJxsKEER2B3HjCCQ
だいあだいあのMEMORIES FOR FUTURE -Ray-はね、楔。運命って言葉が好きなのでさだめも好きだぜ。俺は荻野目苹果だ。
怒り心頭に発する
小立ち回りで反省
ねんむ〜
なんでもええから轟いてくれへんか
しっかり怒る人がいないからやりたい放題するぞ普通に。
喉枯れるまではしゃいだの何年ぶりよ。そしてガゼルパンチ。
仰いだ青い空が青すぎるけど渦になるほどでは無い
満喫ゲーミング
ガン眠
疲労を披露
前提
ネタバレを多分に含むので注意してください。あと浅い自己解釈も多分に含みます。
◼︎ 私は首を見ましたよ。
皆さん首、見ました?https://movies.kadokawa.co.jp/kubi/
↑公式ですが、この感想を書いている時点ではKADOKAWAが攻撃を受けているため見れないかも....
NETFLIXで見れますヨ!https://www.netflix.com/browse
◼︎ 全体的に感想
あるジャンルの面白さにカウンター喰らわせて別軸の面白さみたいなものをプラスするのが上手いな~と思った。アウトレイジの時もおんなじ事を感じていたフシはある。
今回だと時代劇でよくある武士特有の「君主に忠義を尽くす」「何よりも名誉を重んじる」みたいな価値観をこれでもかと踏みにじっているような感じ。それでいてものすごいエンタメ。
かっ〇寿司の炙りチーズサーモンみたいだね(?)
▶︎ 利己的な人々
軽く触れたけど、武士のイメージといえば忠義・滅私奉公・名誉ある死、みたいなワードが思い浮かぶ。
だけど、この映画に出てくる人々は徹底的に自分のことばっか考えてる(切腹した人は例外かしらね)。
あんまり触れて来なかったコンテンツだけれけど、一般的な時代劇とは一線を画してるんじゃないのかな〜と思った。お約束を反故にしてるというか。
敵将の首を友人を殺してでも奪い取る茂助や、互いに前線に立ちたくない秀吉の家臣、必死に切腹を止めようとする坊主など。新左衛門の「みんなアホか」がピッタリというか。
金をばら撒いて士気をあげたり、いつでも裏切りの機会を伺ってたり。建前の裏側を表側に描いてましたよね。
そういった人々の振る舞いは、今までに勉強してきた歴史の中に現れる侍像よりも親しみやすいというか、ある種の正しさみたいなものを感じられて良かった。
(義務教育以上の教育を受けていない小並感ですが....)
▶︎ すべてが軽薄
なんか全体的に軽薄な雰囲気が漂っているように感じた。それはみんなから「ま、こんなもんでしょ」みたいな雰囲気が滲み出ているように思えたからですね。
それこそ信長の前にいっぱい人が集まるシーンなんかは緊張感というより諦念みたいなものがうっすら漂っていて、目ぇつけられたらどうせ命なんかないよな...みたいな。
人がバッタバッタと死ぬし、笑顔で喋ってた次のシーンには人殺す話してたり。諸行無常さというか、真面目にやってもな〜んも意味あらへんね、という。
この辺のギョッとするよう切れ味とか、ブラックジョークはある種お家芸といった趣がありますね。舞台が戦国時代になるとこんなに面白くなるのか!と感じましたね。不謹慎ギャグ的な。
この全てを馬鹿にしたような空気感は、今まで持ってた「時代劇は堅い」という先入観を打ち砕いてくれました。
▶︎ 美談に落ちない死
個人的な話。自分の出身地は約50人でムカつく奴を殺しに行った忠義に篤い武士の町だったため、情操教育にもうその「尊い価値観」を教え込まれてました。んでも当時の価値観としては尊ばれることとは理解してましたが、その反面「いや、ただの殺人鬼やんけ」という気持ちの方が強かったです。歴史に全く興味が持てなかったのもなんか良い側面だけフィーチャーしてへんか?という心の現れですかね。それはそれとして「自分で責任取るなら最悪人殺しても良い」という価値観を小学生に刷り込むのはどうかと思う。話終わり。
自分は船の上で切腹する殿様を茶化すシーンがこの映画の中で最も好きですね。「さっさと死ねよ!」「まだやってんのかよ!」禿同。
常々歴史に対して思ってたのは、死ぬことが美談化されすぎやろ!ということ。死ぬ前に信長が舞を踊ったとか、どうでもええねん。誰か見てた奴おんのけ?ほんまにしょうもね〜、自分に酔ってるだけやん。そんな気持ちを秀吉が言ってくれたような気がします。誰が死んでも一緒やろがい、どうでもええがな。
俺は百姓だよ!に集約されてますね。武士の価値観なんかどうでもええねんという。
最後の茂助の首を見てみんなでケラケラ笑った後、苛立った秀吉がもう一つの首(おそらく光秀?)を蹴り飛ばすところも愉快でした。
◼︎ おわり
愉快痛快!スーパーエンタメでした。
グロ描写についてはアウトレイジの時よりも現実感が無かったので全然耐えられました。
万人受けは謎やけど、歴史の授業が大大大っ嫌いやった人も楽しめる時代劇になってるな〜と思いましたよ。