テレビアニメ「俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~」①第1話~第4話 (original) (raw)

テレビアニメ「俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~」を紹介します。

parry-anime.com

配信サイトで見始めたのですが、他の2024夏アニメにはない設定が面白く、今のところ、夏アニメで一番ハマって見ている作品。


小説投稿サイト「小説家になろう」に2019年10月から連載され、2020年9月からアース・スターノベル(アース・スター エンターテイメント)で刊行されている鍋敷の同名ライトノベルを原作にテレビアニメ化され、2024年7月4日(木)からTOKYO MXなどで放送されています。主要スタッフは、キャラクター原案:カワグチ、監督:福山大、シリーズ構成:村越繁、キャラクターデザイン:野間千賀子、メインアニメーター:堀澤聡志、アニメーション制作:OLM など。

公式サイトでは、

世界をめぐり、怪物と戦い、人々を守る。
そんな冒険者に憧れる少年・ノールに下されたのは、
「全てにおいて、一切の才能がない」
という残酷な判定だった。

でも才能がないなら、誰よりも努力すればいい!
身につけた最低スキル──攻撃を弾く【パリイ】を
十数年もの間ひたすら磨き続け、
ついには千の剣を弾けるように成長する。

しかし、どれほど極めても最低スキルだけでは冒険者にはなれず、
ノールはいつの間にか世界最強クラスの力を手にしながらも
それを自覚することもなく、街の雑用をこなす日々をおくっていた。

そんなある日、
魔物に襲われている王女・リーンを偶然助けたことで、
ノールの運命の歯車は思わぬ方向へと回り出す……!

―—これは、謙虚な無自覚最強男が、磨き抜いた最底辺スキル【パリイ】で強者を薙ぎ倒していく物語。

・・・と紹介されています。

ここでは、7月4日(木)深夜に放送された第1話から、7月25日(木)に放送された第4話までを紹介します。

公式サイトでキャストが紹介されている主要登場人物・キャストは次のとおりです。<>内は、第1話~第4話でそのキャラクターが登場(声優が出演)する放送回です。

以上のほかに、役名が付けられているキャラクターとしては、次の人たちがいます。<>内はそのキャラクターが登場(声優が出演)する放送回です。

各話のおおまかなあらすじは、次のとおりです。< >内は公式サイトで紹介されているストーリーです。

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第1話 俺は牛をパリイする

冒険者に憧れる少年・ノールは、王都の養成所で才能なしと判定されてしまう。それから攻撃を弾くスキル【パリイ】を磨き続けること十数年。ノールは千の木剣を弾くまでに成長したものの、最低ランクで冒険者ギルドに登録し、雑用をこなす日々を送っていた。そんなある日、町はずれで魔物に襲われる少女と遭遇する。彼女との出会いで、ノールの人生は大きく動き出す――。>

両親を早くに亡くした少年ノールは、冒険者に憧れ、王都の冒険者ギルドを訪れると、マスターは養成所を紹介する。しかし、6つある養成所の全てで満期の3ヶ月訓練しても、ノールは最低ランクのスキル以外にはスキルを身に付けることができず、冒険者の登録に必要な条件を満たすことができなかった。
家に戻ったノールは、それから10数年、攻撃を弾くスキル「パリイ」など、自らが持つ最低ランクのスキルを1日も休まず磨き続けて、一振りで千の木剣を弾くまで腕を上げる。再び王都の冒険者ギルドを訪れたノールに、気の毒になったマスターは、城内の仕事しかできず、ほとんど使われていない「Fランク」の冒険者としてなら登録できることを教えると、ノールは喜んで登録してもらう。
それから、城内のどぶさらいや土運びなど、雑用をこなす日々を送っていたノールだったが、ある日、遠くで助けを求める少女の声がするのを聞いたノールは、迷宮の入口に駆け付けると、身動きを魔法で封じられた少女の前に、巨大な魔物ミノタウロスの姿があったが、ノールはそれを牛だと勘違いする。兵士たちが少女を守ろうとするが、次々と魔物に殺されていく。ノールは、兵士が持っていた剣を手に立ち向かい、長年磨いてきた最低スキル、パリイや忍び足を使って魔物を倒す。少女はノールに名を尋ねるが、倒したのはただの牛だと勘違いするノールは、名乗るほどの者ではないと言って去っていく。

原作小説の「俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~1」では、「01 才能無しの少年」「02 冒険者ギルド」、「03 念願の冒険者生活」、「04 俺は牛をパリイする」で描かれた部分に対応しています。

俺は全てを【パリイ】する ~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~1 (アース・スターノベル)

第2話 俺は謝礼をパリイする

<ノールが助けた少女は、クレイス王国の王女・リーンだった。恩人にお礼がしたいと申し出るリーンに、「気持ちだけで十分」と断るノール。しかし、譲らないリーンに押し切られ、ついには王城を訪れることに。ノールはクレイス王に謁見することになるも、その事実に気づいていない。国王にも飾らない物腰を崩さないノールに対して、王城には険しい視線を送る者もいて……。>

翌日、ノールが冒険者ギルドに行くと、マスターが森で巨大な魔物が出たが何者かが一撃で倒したと話すが、自分が倒したのはただの牛だと勘違いしているノールは、自分のこととはつゆほどにも思わず、世の中には凄い人がいるものだと感心する。そこに、ノールが助けた少女が姿を現してノールに声をかけ、それがクレイス王国の王女のリンネブルグだと気づいたマスターは驚く。少女はノールに助けてもらったお礼がしたいと申し出る。ノールは気持ちだけで十分だと固辞するが、少女の強い願いに押し切られ、父親に会いに行くことになる。
その途中、少女はノールにリンネブルグ・クレイスと名乗り、リーンと呼んでほしいと話す。ノールは王城に連れていかれるが、豪華な屋敷だと思うものの、王城だとは気づかず、王だと知らぬまま、リーンの父親のクレイス王に謁見する。クレイス王は娘の命を救ってくれた謝礼を贈ろうとするが、領地や宝物などは全て固辞するノールに、玉座の後ろに大事に飾られていた、かつて「還らずの迷宮」の最奥部で発見した「黒い剣」を差し出し、旅先で拾ったお古だと言って受け取らせる。
その帰り、ノールを呼び止めたイネスは、自らの非礼を詫びるとともに、王の前でのノールの不敬な振る舞いを注意する。そこにやってきたギルバートは、付き合ってくれとノールに声を掛ける。

原作小説の「俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~1」では、「05 王女の暗殺」、「06 依頼の完了報告」、「07 王都の中央広場」、「08 リーンの家」、「09 謁見の間と『黒い剣』」、「10 神盾イネス」で描かれた部分に対応しています。

第3話 俺は弟子入りをパリイする

<ノールは王家直属の槍使い槍聖・ギルバートに模擬戦を挑まれる。すぐに決着がつくかと思われたが、二人の戦いは意外な結末を迎える。その後、王城から戻り雑用をこなすノールの元にリーンが現れ、弟子入りを志願する。自身のスキルを披露するリーンだったが、ノールはその申し出を断り、最低位のスキル【プチファイア】を見せる。リーンは改めて彼の「真の実力」を悟る。>

ノールは、王家直属の槍使いで「槍聖」の二つ名を持つギルバートに勝負を挑まれ、訓練場に連れていかれる。最初は余裕だったギルバートだが、ノールはその槍をすべてかわす。ギルバートが手加減していると思ったノールは、もっと本気を出していいとギルバートに言い、ギルバートは自身の最強の技をたたき込むが、ノールはギリギリのところでそれもかわし、自分の負けだと敗北を認めて去っていく。これまで敵なしだったギルバートは、自分の攻撃が一発も当たらない完膚なき敗北に自信を打ち砕かれるが、これからやっと楽しくなりそうだと思うのだった。
一方、王城から戻ったノールは、これまで同様、どぶさらいの仕事などをこなしていると、そこにリーンが現れ、弟子入りを志願する。ノールに弟子入りを認めてもらおうと、リーンは自らが修得した高度なスキルを披露するが、それを見て自分には教えることは何もないと思うノールは、それを納得してもらおうと、自分ができるスキル「プチファイア」を見せ、これがどういうことか分かるか?と告げて去っていく。しかし、リーンはそれを見て驚愕する。
かつて、リーンがかつて学んだ魔法の教師オーケンが、プチファイアも訓練次第で大きくすることができると見せてくれたことがあったが、リーンは何度か挑戦してもプチファイアを大きくすることはできなかった。しかし、ノールが見せたプチファイアは、オーケンよりも数倍大きい規格外のものだった。リーンは、ノールは力だけでなく精神も強い、その強さを学ばなければならないと決意する。
ノールは自分や王家に必要な人間だと確信するリーンは、食堂から出てきたノールの前に再び姿を現して「ノール先生」と声をかけ、弟子と認めてもらえる日が来るまで、その後ろを付いていくと宣言する。

原作小説の「俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~1」では、「11 槍聖ギルバート」、「12 王女の願い」、「13 『才能無しの少年』」で描かれた部分に対応しています。

第4話 俺はゴブリンをパリイする

<リーンがシルバーランクの冒険者であることから、ノールはついに念願の城外クエストに挑めることになる。意気揚々とゴブリン退治へ向かったが、森で出会ったのはそこに居るはずのない巨大なゴブリンエンペラーだった――!一方、王都周辺で調査を進めるレインは、隠密兵団から上がってきた報告書の内容に、王国を揺るがしかねない陰謀の臭いを感じ取っていた。>

レインは、父であるクレイス王が「壊れずの剣」とも呼ばれる貴重な剣をなぜ簡単にノールに渡したことを訝しむが、この国を覆う不穏な空気を感じとった父が、これから起こる何への切り札としてて、ノールに賭けたのだろうと考える。
ノールは、自分を「先生」と呼んで付いてくるリーンに自分が大した人間でないことを分かってもらおうと、冒険者ギルドに2人一緒にできる仕事を探しに行くと、マスターは、リーンがシルバーランクの冒険者なので城外の仕事もできると、北の森のゴブリン退治を紹介する。初の城外クエストに喜び勇んで出かけるノールだったが、森にゴブリンの姿は見当たらない。さらに奥に進むと、ノールが木々の間に襲われたゴブリンの亡骸があるのに気づき、リーンがスキルを発動すると、魔力で姿を隠していた巨大なゴブリンエンペラーが姿を現す。その巨大さにリーンは怖気ずくが、初めてゴブリンを見るノールはこれが通常のゴブリンだと勘違いして、果敢に挑む。リーンはゴブリンエンペラーが負傷してもすぐに回復するのは額に埋め込まれた魔石だと気づき、ノールはリーンの助力も得て、その魔石を取り除き、最後はリーンがゴブリンエンペラーを仕留める。しかし、ただのゴブリンを倒しただけと勘違いしたままのノールは、まだ自分は弱い、と更なる研鑽を心に誓うのだった。
隠密兵団からその報告を受けたレインは、隣国・魔導皇国の陰謀の匂いを感じとる。
一方、ノールとリーンは冒険者ギルドにゴブリン退治の報告に戻るが、討伐の証拠として必要な右耳を採取を忘れて燃やしてしまっていた。

原作小説の「俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~1」では、「14 王子の憂鬱」、「15 はじめてのゴブリン退治」、「16 魔獣の森」、「17 ゴブリンエンペラー」、「18 俺はゴブリンをパリイする」と「19 不穏な動き」の前半、「20 討伐報告」の前半で描かれた部分に対応しています。

続きはまた改めて。