富士吉田市(山梨県)の美味しいランチまとめ〜名店から穴場まで〜 | Retty(レッティ) (original) (raw)
やぶ
地元民から絶大な人気を誇りつづけている富士吉田の和食屋さん
このお店は定食がいろいろあるらしく、選択肢が幅広でいいなと思っての訪問でした。 まだ11:10なので、店内にはお客さんもほぼおらず。 さて、今日は何を食べようか。 そうだ、入り口に「エビフライとヒレカツ定食 1,400円→1,300円」と書いてあったな。 ランチとしては決して安くはなく、観光地価格ってことはない立地だけど... せっかくなのでこれを食べてみるか。 なんてオーダーした後、お客さんがどんどんと入ってくるのをみると、もしかして人気店なのかな。 10分ほどで運ばれてきたエビフライとヒレカツ定食... デカい! お盆がデカいだけでなく、あれ、何故か刺身まで付いているじゃないですか。 フライの付け合せの野菜も超たっぷり、これは圧巻のボリュームだ。 食べ切れるかどうかといった心配なんか無用、盛りが多いと気分も上がりますよね。 よし、それでは頂きます! まずは味噌汁から。 新鮮な三つ葉が香り、具はえのきと豆腐。 出汁にも手抜きはなく、ちゃんとしたお店だとわかる美味しさ。 えのきは小鉢にも、そして胡瓜の古漬けか。 一つ摘んでパリッと、うんうん、これはご飯が欲しくなるぞ。 ご飯もボリュームがあって器が重いほど、胡瓜が残る口に追い食いすると、懐かしさを感じる美味しさ。 で、刺身はどうなんだろう。 千葉県に住む身としては、山梨で海の幸を食べる必要もないんだよなと偉そうに口にすると... むむ、普通に美味いじゃないか。 マグロにタイ、ホタテにタコと、どれを食べても普通に美味。 ご飯も進み、これがサイドでついてくる凄さが人気店たる所以なんだなと。 野菜も量が多く、レタスにトマト、カイワレにキャベツ、おぉ、マカロニサラダまで付いているじゃないですか。 地方に来ると実は一番のご馳走が野菜だったりする、そう感じるぐらいのフレッシュさなんですよね、これ。 なんて道のりを経て、ようやくエビフライにヒレカツに到達、ここまでの道のりは長かった。 ヒレカツを齧ってみると、うん、柔らかいなぁ。 衣にはカラっとした食感はないけど... そりゃそうだよな。 ここに至るまでに時間が経ってしまっているので、揚げたて感が少々失われているんです。 とは言っても、ボリューム感のあるヒレカツは程よく揚がっていていい味。 そしてエビフライもアツアツとは言えなくなってしまいましたけど、噛み心地のいい太さを堪能。 うん、美味いぞ美味いぞ、そしてお腹も結構いっぱいになってきたぞ。 さてさて、あと一つ、残るヒレカツをどうするか... ボリュームがあるので、カロリーを気にして...そうだ、カキフライを食べている息子に譲ることにするか。 これで胡瓜の古漬けでご飯を食べ切ってお終い、そう思っていたところで... 息子が「カキフライ、1個食べる?」と。 ヒレカツを貰ってしまっては、カキフライを提供しない訳にはいかないと思ったらしい。 いや、単に全部食べ切らないようにと思っただけなんだけど... でもカキフライも美味しそうだな。(←強欲な親) ありがとうと一つ貰うと、衣の感じは同じですけどカキの旨味がぎっしり詰まったフライもまた美味。 これでご飯を完食して、いやぁ、お腹いっぱい。 ご馳走さまでした。 よしよし、これでまた歩く気力が湧いてきたぞ。 店外に出ると、息子が「今のお店、『バナナマンのせっかくグルメ』で取り上げられたお店らしいよ。」と。 日村の写真か何かが貼ってあったようですけど、全然気付かなかった。 なるほど、地元の方にとっては、他から来た人に勧めたくなる個性があるお店なんだな。 品数豊富でこの値段、つまりボリュームとコスパがこのお店の特徴なんだということがよくわかりました。
富士吉田駅 徒歩14分(1060m)
和食/天ぷら
毎週水曜日