だいどう豊里駅のおすすめご飯 人気店20選 | Retty(レッティ) (original) (raw)
菓匠あさだ 豊里本店
大阪市東淀川区にあるだいどう豊里駅付近のスイーツのお店
『猫ぜんざい、はじめました』 知人の居る瑞光に行った際は必ず寄る和菓子屋の「あさだ」さん。場所はだいどう豊里駅から徒歩で20分くらいとやや距離があり、周囲は地元の主婦や子供が行き交うのんびりした住宅街に位置してますが町の和菓子屋さん然としていながら店内は広く清潔感があり立派な店構えのお店です。 そして半年ぶりに寄ってみたらいつの間にはイートインコーナーが出来てただけでなく「猫ぜんざい」なるものが始まってました。目的はチョコラスクでイートインの予定はなかったのに「猫ぜんざい」という響きだけでその誘惑には逆らえませんでした。 【猫ぜんざい】(700円) 当然の事ですが注文を受けてから作るので15分くらいかかります。そして手元に届いた猫ぜんざいを見てほっこりして不気味に笑みを隠し切れない男が一人。通報モノです。 猫を象ったお餅も可愛いですが練り切りを使った鈴がこれまたポイント高し。しかもぜんざい自体もたっぷり入っていて猫以外にお餅も3個入っていて全体的になかなかのボリューム。 個人的に感心したのは小豆の美味しさ。和菓子屋ならではと言うべきなのか、餡子や小豆に一家言ありそうな作り込みでこの小豆のサラリと溶ける食感が実に官能的。しかも底にドッサリ入っていて食べても食べてもなかなかなくなりません。猫の可愛らしさに目を奪われがちですがぜんざいとしてのクオリティもかなり高いです。これで700円なら文句ありません。 あとはお湯がお茶ならもっと良かったかな(^_^; 【金色くろとら】(800円/5個セット) 淀の郷銘菓でありこのお店を象徴する代表的銘菓です。黒糖を使った生地は独特の風味を持ち、挟んでいるのは餡子ではなくカスタードクリーム。もふっとサクッとしたどら焼きと違って全体的に糖度の高い作りで手触りもかなりしっとり。どら焼きとはかなり趣向が異なりますが餡子が苦手な若者にはこちらの方が喜ばれそうです。 【天下みかさの染みチョコラスク】(300円/1袋) ここに寄ったらいつも買うのがこれ。見た目は普通のチョコラスクですがパン屋のラスクのようなガリガリに焼かれたハードなラスクではなくベースにクッキーパフを使用した口当たりのいい生地にチョコを染み込ませて焼いたラスクなので口溶け良く非常に食べやすい。 逆に言えば普通のラスクだと口へのダメージが大きいので数個食べたらもう無理となる所をこのラスクだと最後まで行ってしまう危険性もある。故に消費速度はかなり速いラスクです(経験上) 【うたげ】 もなかですが餡子と最中種が別々になっている「ご存知もなか」の系統です。このタイプの特徴として皮種が湿気てないのでサクサクで香りが非常に良いという利点がありますね。ただこの店のお菓子は餡子が個包装されてるので取り出すのがかなり難儀という点。かなり面倒です。見映えはいいので贈り物に最適でしょう。 【幸福のダブルベリー大福】(370円) ミルクの餡を軸とした大福にイチゴを忍ばせ、その外側にはストロベリーのゼリーで取り囲みラズベリーの果肉をトッピングした豪華な大福です。非常にプルンプルンしてますがカップの中に入っているので形が崩れないのもナイスな配慮ですね。ただミルク餡の大福が非常に甘いので甘いのが苦手な人は手出し無用で。 総評です。いつもなら適当に寄って適当に手土産を買って帰るだけのお店でしたが、イートインが完備されて「猫ぜんざい」があるだけでこうも印象が変わるとは。しかし猫ちゃんの可愛さに気を取られがちですがぜんざいその物の完成度も和菓子屋ならではのシロモノ。能あるにゃんこは爪を隠します。 扱う商品も三笠焼きや豆大福などの定番商品からくろとらやチョコラスク、そしてフルーツ大福など独自性の強い商品など多岐に渡り充実。場所柄、容易に行ける地域ではないですが近くに来た際は是非寄ってみてください。意外な掘り出し物に出会えるかもです。ごちそうさまでした。 #和菓子 #猫ぜんざい #金色くろとら
だいどう豊里駅 徒歩11分(810m)
和菓子/和スイーツ/喫茶店
無休