パレット (original) (raw)

Endless SHOCK 2024

公演期間:7月26日㈮~8月18日㈰

会場:梅田芸術劇場

梅田芸術劇場のSHOCKについて自分の記憶メモとして残しておく用。

8/8追記

※キャスト変更のこととか感じたことの備忘録。コウイチのことは詳しく書いてないです。
※他の公演のキャストを下げる意図はありませんが比較として書いてある箇所あり。

※これを書いている人は2002年からSHOCKを観ている人です。

ライバル役を優馬くんに迎え、ふぉ~ゆ~不在のSHOCK。優馬くんは以前もライバル役経験済みだったとはいえ、カンパニーの緩衝材の一面も担っているふぉ〜ゆ〜の不在に勝手な心配をしてしまったけど、ちゃんと成り立っていてまた新たな表情を持ったSHOCKだった。芝居が強いSHOCKは一段と深みが増すのだという発見もあった。

配役変更

ライバル:中山優馬

コウイチの右腕:林翔太

橋渡し:高田翔

刀渡し:原嘉孝

指輪渡し扇子キャッチ:室龍太

この配役は雑誌*1で初出し。5年目の高田くんが橋渡し役になったことも、それがライバル優馬だったタイミングも(二人のシーンが多いので)バッテリー共演からの再共演が、二人にとって思い入れの強いSHOCKなのも嬉しい配役変更だった。

林くんの右腕役は、彼の真面目さみたいなものがまっすぐ役に投影されている気がした。コウイチをサポートしつつ、そこまでコウイチに肩入れせずにカンパニー全体を見れる感じがショウタで、芝居が好きだな、という思いでコウイチの隣にいるんだろうなという役作りが見える。

Endless SHOCKが大きく変化したのが2013年で、ここで曲とかダンスが変わりトラビス振り付けになったこと、当時のライバル屋良さんメインでの振り付けがあったと記憶しているので、屋良さんの振り付けを普段踊ることが多い優馬くん、PLAYZONEでトラビスの振り付けを経験している林くんの安定感からこのクオリティの梅芸SHOCKになっているのかな、という点と外部芝居経験って伊達じゃないんだなという説得力があった。

室くんのお調子者はさわやか。ギャグ披露が愉快!ここ最近アクロ担当が不在だったので嬉しいかぎり。(ノエルぶりかな?)なんか純粋にユウマの恋を応援しそう。(ショウは自分が面白いからライバルけしかけてるみたいな愉快さがあって、それはそれで好きだった)

原くんはシンメが越岡さんじゃないことで、対お兄さん感がすっぽり抜け落ちていた。林くんはふぉゆに近い年齢だけど元メンバーだからお兄さん感はあまり無い。これは私が梅芸を見て「あ、越岡さんのこと意外と(?)お兄さん扱いしてたんだな(もちろん仲間でもあるけど)」って強く感じたので梅芸のメンバー変更なかったら気づかなかったかも。室くんも高田くんも勝手知ったる仲間たちなのでカンパニーの並列感が強い。

あとはざっくりと芝居の中で気になったところメモ。

一幕

OPENING CONTINUE

・ライバルのユウマ、身体が良くて安定感と安心感を一気に連れてきてくれる。

・背がでかい人がいないのでカンパニーのおさまりがよい。でも高身長スタイル良い人たち(越岡・松崎・寺西)がいるとそれだけで華やかなんだな!という気づきもあった。林・高田のシンメがよいです。

・曲が終わってから幕が降りずに盆が下がっていく。階段と共に出演者捌ける。

Off Broadway

・当たり前の話なんだけど、帝劇からライバルとメンバー3人入れ替わるとカンパニー全体の歌声って全然違うんだな!と面白かったNEW HORIZON。優馬くんめちゃくちゃ声が出ているのでそれもありそう。

劇場のバックステージ

・「立ち止まらないで~」から下手の木箱にハラとリュウタと背中合わせに乗る。27日夜はリュウタが陣地をめぐりお尻ぐりぐりしてたけど、びくともしなかったハラ。

・「立ち止まらないで~」ショウタとタカダは踊る箇所。ふぉ~ゆ~じゃないのが新鮮!

・アンサンブルさん4人とハラ・リュウタで指スマ。リュウタのリアクション大きくて楽しい。

・オーナー登場しステージ中央で写真を撮ってくれるのはタカダ。鏡台からスマホ持ってきて撮影。マツザキほどの騒々しさはない。にこやかに撮影。

・指輪を渡すようけしかけるシーン。ユウマはリカちゃんが歌ってるのをメロメロしながら見ていて、そこにリュウタが話しかけてから指輪を持ってくる。ハラはそれを見て「え!まじ?無理無理!」みたいな感じ。

・指輪を間違えてオーナーに渡してしまったユウマに「リカもう行ったぞ」ってハラが話しかけるのはちょっと茶化して小声で教える感じ。

・ユウマが捌ける際に一人ずつ呼ぶとき、「リュウタ!リュウセイ!タツル!(焦)・・・ハラ!(ちょっと八つ当たり?)」って感じでハラへはちょっと当たりが強め。これは多分次のシーンの屋上でハラが「それは今でも変わってないけどな!」って言うのに繋がっている。ユウマとハラの関係性、茶化したり煽ったりの仲良し系。

劇場の屋上

・指輪もって現れるユウマ、コウイチにネックレス渡すリカを見ちゃってショックで箱を手から落としちゃうのかわいい。そっと拾ってジャケットに突っ込んで去ろうとするところに、ハラ、ショウタ、タカダが来ちゃうの不憫かわいい。

・念願の屋上にタカダがいる。(重要)

・「それは今でも変わってないけどな!」のハラの言い方と表情、茶化して顔でユウマを煽ってる。仲良し。

・ショウタとハラはコシオカのような仲良さは皆無。というか例年コシオカとハラが距離も近い上によく話してたり突っ込んだり(流れ星で)祈ったりしすぎではあったwでも顔を見合わせたりとかのコミュニケーションはする。

・コウイチとリカが歌ってる時(最後の方)ユウマは二人の世界だなってちょっとショックを受けつつも穏やかに笑っていて、それに気づいたタカダがそっと寄り添っている。肩組んだり、頭抱き寄せて甘えさせてくれるタカダ。ハラはコウイチとリカ見ながらヒューヒューして冷やかしてる。

・オーナーがちょっといい?って言った後捌ける時はユウマがリカちゃんの腕をちょっと強引に引っ張って捌けていくのが良いです。かわいいユウマ。

・捌ける間際のショウタ、シェイクスピアの知識量がすごい。「ねぇシェイクスピアって(生まれ年から生まれた場所→作品名羅列早口)で合ってる?」このセリフでショウタが芝居大好きなんだなってわかるのがいいよね。ただコウイチに付いてきたんじゃなくてちゃんと能動的にコウイチの右腕としてコウイチの考えに近い所にいるのがショウタなんだと思う。

・屋上下。先頭リュウタ。良い声で登場するので明るくて笑ってしまう。今まで見てきた中でおそらく一番先頭から一番後ろで退場するハラまで時間があるw後半リカを追いかけながらアドリブいうユウマ好きです。ハラは一番最後に追いかけて屋上のオーナー見上げてなんかふざけている。

ニューヨークの街

・公園登場のユウマ、歩き方変えてる?のか謎の風格出ていて本当におもしろい。呼ばれたリカちゃんあわあわしててかわいい。

・コシオカとかマツザキとかいない分、コウイチがリアクション求める先にいるのがハラが多くなった。元々コウイチと顔を見合わせながらIt’s A Wonderful Dayを踊ってたりはしたけど、より増えた感じ。すぐリアクションしてくれるし表情分かりやすいハラ。

・ウエストサイドストーリー風ダンスが始まるとことでリカがみんなのことを両手で守ってくれる。リカちゃんとてもつよい女。姫ポジションじゃないリカはこの時代にあってる感じがして好き。

・コウイチが曲を思いついてハミングするシーン。ここのユウマがすごいよくて!!!コウイチが曲をさらっと思いつく驚きだったり尊敬の念だったり、コウイチの才能への感情がごちゃまぜになった絶妙な表情で。コウイチが「大空が~」と歌いだすと、すごい!って感じでキラキラした表情になるのもまた絶妙。

・パーカッションのダンスはタツル。バレエだったりアクロだったりブレイクダンスしたりして変えてきてるのがすごい。

・大劇場からお呼びがかかっちゃったりなんかして!のハラのセリフの後、コウイチがそんなことないよwって感じで笑いながらハラのことペタペタ触っていて仲良し。

・オーナーが登場してインペリアルガーデンシアターからオファーが来ている、というシーン。ハラは喜び爆発で周り(ショウタ・タツル・リュウタが多い)抱き着いたりしている。

・奥のベンチでショウタが座ろうとするのをリカが「ここはコウイチの場所!」って押しのけている。ショウタは「えーなんでだめなのー?」って頑張って座ろうとしている。コシオカはカラッとして「いいじゃん!」って軽い感じだったけど、ショウタは座れなくてちょっとむくれててかわいい。

リュウタのセリフ「行こうぜ!」にかけてアドリブギャグあり。無言でそれをカシャカシャ撮るタカダ。そのタカダの頭を丸めた新聞でスコーン!と叩くリュウセイ。コントかな?w

・ショウタが「オーナーの劇場の事もあるし」って言う説得力。(オフの劇場で育った恩義と芝居好きの説得力)上記コントに巻き込まれない集中力。

・オンに行きたいユウマの気持ちはもちろん強いものがあるけれど、セリフのニュアンスでいうと自分だけが!という感じはしない。「俺にとって…!いや、俺たちにとって」という所が後ろの言葉にかかっている感じ。コウイチだけじゃなく自分自身が認知されるようになれば!みたいな意図くらいのニュアンス(個人の感想です)

・タカダへ「お前だけはユウマの傍にいてやってくれ」というコウイチ。え?という反応の後、頼む、と言われて力強くうなずくタカダ。

インペリアル・ガーデンシアター

・Dancing On Broadway、正統派でちゃんと踊ってる。あまりカンパニー内で視線を合わせたりしなくなった。「Shine of star Light~」部分も遊びなし。

・MOVE ON!あんな力強いMOVE ONあるんだな!という感動。イケイケで最高。ユウマの強さと色気を堪能しつつ、声の安定感と太さがかっこいい。タカダはマツザキパートになるのでソロあり。歌安定してる&巻き舌もしてかっこいい。

・MOVE ONの台詞っぽいパートが、浮かずに地に足付いてる感じがする。

・ユウマ腕・脇見え衣装最高。身体がしっかりしている。(2年前グローブ座で沢山見た記憶)

SOLITARYのタカダが舌なめずりしていました。ありがとうございました。

・今年度のSOLITARYのハラは強引さなし。(稽古時に女の人には優しくと注意されたため)ニヤッと笑うのは残っててありがたい。となりのショウタはさらっとしている。

・ユウマ飛び出してきて、タカダ回収に来るけど舞台上の滞在時間が短く感じる。ユウマはあまり喚かない。

SOLITARYのクロスになる箇所、ハラショウタでステージ後方に下がる。コシオカはハラの手首掴んでくれていたけど、ショウタとはお互い手首掴まず。手の甲を合わせてバランスとってる?みたいに見えるときもある。→手首合わせてる時もある。奥ゆかしいね。

・梅芸奥行きがあまりないのでハラが回転しながら手前に移動するとステージギリギリ。女性ダンサーさんが通れるように、最後帽子脱ぎながらちょっとズレる。

バックステージ

・赤手袋外しながら出てくるハラ。「なぁコウイチ、一幕の終わりやっぱり暗すぎないか?」の言い方のトーンが明るい感じ。

・「コウイチ、何とかしてくれよ」と言うタカダの本当に困ってる感。

・仲良くオーナーの差し入れ予想するリュウセイ・タツル・リュウタ・ハラ。オーナーの言葉に〇〇かぁ!ってリアクションする4人ともかわいい。意外な差し入れだと驚いているものよい。コウイチはためらいなく中身(りんご・太巻き)を取り出してあれ?違うけど?ってリアクションしている。あわあわするリュウセイ・タツル・リュウタ。ハラが慌ててだめだめ!とリンゴとカゴ回収。コウイチとハラがもちゃもちゃしながら鏡台へ向かうところが大好き。間違いなくハラがリアクションしてくれるので、絶対取り出すコウイチ。信頼。

・ユウマの「あぁすれば良くなる、こうしたらどうか」の言い方!みんなにアピールしてわざと厚かましく協調しているのがなんとも皮肉めいていて。ユウマの苦悩の限界がわかる。

・このセリフの時、他のメンバーが「おい、」とか「ユウマ、」とかユウマの怒りを嗜めるような感じでセリフの間に挟んでくるのすごい演技班みがあって最高。誰一人セリフを待つという感じではなくその場の感情で邪魔にならない程度の反応をしていてエグい。

・コウイチが「ユウマ、お前はもうステージに立つな」から「俺抜きでな!」の時の演者たち、目の色が変わるのすごいなと。コウイチに着いてきて少し揉めても仲良くしてきたカンパニー、その言葉で少なからず仲間や自分を否定された気持ちになってショックを受けてコウイチを見る目が変わったんだなって。コウイチの想いと裏腹に周りが見えなくなっているという比較がコウイチ、ユウマだけじゃなくてショウタやハラ、タカダなんかの反応ですごいわかりやすい。

・ハラへ「刀の確認しとけ」っていうショウタ。ショウタの言い方のが優しい。ハラの少し前のセリフ「俺らには早かったんだよ、」という苛立ちをなだめようとする優しさのような感じがする。ハラは苛立ちながら「わかってる(よ)」って言うようになった。

・Missing Heartのユウマパート歌詞で「俺の前から消えてくれ」っていう箇所を強調するように歌っているように思えた。(後に繋がってくるので)

Japanesque Show

・ユウマ強い、とても強いです。ハラの剣先を籠手(こて)で受け止める強さ。あと重心が低くしっかりしているので殺陣の説得力と戦う相手が弾かれる理由みたいなものが肉体に宿っている。

・ショウタの殺陣の既視感(…昔のグループのオタクだった記憶が……!)

・殺陣後半の撃たれるハラは正面から(梅芸奥行きないので)撃たれた後、鉄砲の先でぐりぐりされている。対テラニシには近寄らなかったけど対ハラはつんつんされがちなのでアンサンブルさんとのやり取りでどこまでやってくれるか期待。(去年は踏まれたりしていた)

・ジャパネスクの殺陣中のタツルすごい。刀を持ったままくるくるバク宙したりしてる。(あの殺陣で人数がいる中すごい)

・長槍がリュウタに!そして4年長槍だった高田くんが刀へ。「この死にぞこないがー!」がリュウタのセリフに。その直前の刺されたタカダのうめき声の通りがよくて、本当に苦しそう。

リュウタ、最後コウイチに長槍突き立てられた後がとても自然で、刺さったまま綺麗に捌ける。バランス感覚のなせる業。

タツルとリュウセイ、最後不死身のコウイチに怯えてお前がいけよ!って押しつけあってるのすごくいい。恐怖が伝わってくる。

・ユウマがわざと刀を落として焦るコウイチのことを「どうする?」という表情で見つめている。ハラが刀を差しだしてコウイチが抜いた瞬間、ニヤリと笑う。勝った!という表情。(後のセリフ、俺の勝ちだよ!につながる)

・刀を渡した後すぐに捌けるハラ。コウイチに呼び止められ振り返る。コウイチが刀を床に刺した時、はじめて真剣だ、と確信している。

・コウイチが刀を床に刺したときのユウマはさっきまでの勝ち誇った顔から戸惑いに変わる。怯えというよりは戸惑いのままコウイチの迫力にのまれていく感じ。

・真剣だと気づいたハラ「やめろ!ユウマ!!!」「誰か!代わりの刀持ってこい!!おい!!!誰か!」って叫んでる。下手、上手の順に呼びかけている。

・ユウマも「おい!ハラ!!」って言いながら続けつつ戸惑っている。

・ハラ、絶妙なタイミングで階段上に上がり、止められないまま転がっていく。コウイチが血まみれになって階段上でヨロヨロしているときは「コウイチ!コウイチ…!」ってずっと呼びかけている。

・コウイチが階段下に転げ落ちた後、ハラはよろよろと立ち上がり渡してしまった真剣を手に取る。コウイチの血液と本身の刀であることを改めて確認して怖くなって放り投げる。

・最後駆け込んでくるタカダの「コウイチーーー!!!」で一幕終了。タカダの良い声で幕が降りるのが感動した。

二幕

Prologue

・ユウマの告白台詞の声色が切なすぎて二幕冒頭から引き込まれる。(客席の感情引っ張るのが上手い)

Dead or Alive。高田くんが配役替えになったのでリュウセイIN。結構DOA難しいけど踊れていてすごい。タツルは変わらずコウイチの股下くぐりあり。

・幻想としてハラ・ショウタ・タカダ。最初の戻って来いよ、という優しい声と後半の責める声の落差、芝居の強い人たちの声の表現ってすごいんだなってちょっと怖すぎて泣きそうになった。ユウマ、あれを夢に見てると思うと恐怖だと思う。

シェイクスピア芝居。優馬くんのリチャード三世、上手すぎて。(これで一本芝居が観たい)リカ(アン王女)の身体を撫でながら「私をこうさせたのは貴女の女神のような美しさ…」のねちっこくて厭らしい芝居、リチャード三世への知見がちゃんとある人だ!という感動。(ここでも、このカンパニー芝居大好きなんだろうな、というのが分かってしまう)

・リチャード三世の芝居から現実と混同していくシーン。「ねぇユウマ」のあーリカちゃんの声の変化もそれに反応してリチャード三世の役が取れて視線が彷徨うユウマの反応も至極。

・夢を見た、の時のユウマは悪夢を見て飛び起きる感じ。

・ Don`t Look Backを歌うユウマ、感情が途切れていないのが分かる。聞き取りやすくて嬉しい。

・しゃがみこんだユウマに傘を差しだすタカダ。自分の傘をユウマにかぶせて持ってきた傘を渡す。ユウマは振り返ってタカダをみる。優しさに甘えられず、うつむき気味に去る。タカダはユウマに傘をかぶせた時点で自分が濡れてもいいという優しさがあって、ユウマが去ったあと、タカダ自身の優しさが届かなずユウマの力にもなれず…みたいな感じで傘をすぐに自分に戻さず濡れているのが切なくてめちゃくちゃ良い。

オーナーの劇場のバックステージ

・ハラ「リカー?まだいるのかー?」ってちょっと責めるような感じ。

・ショウタ「身体、大丈夫なの?」コウイチ「身体は見ての通り!小柄!」ショウタ「確かに」がにっこり和やかムード。

・ハラ泣きながら「よかった……」コウイチ「小柄で?」ハラ「そうじゃない、」間が相変わらず天才。去年は泣きそう、で止まってたけど今年はめちゃくちゃ泣いてるときもある。

・ハラ、泣いた後、切り替えてNew York Dreamでにっこにこ。相変わらずコウイチ見ながら一緒に踊れてうれしそう。今年はHoo!とか Yea!とか少な目かな?(私が慣れただけかも?)

・ハラとショウタは芝居好きだから絶対シェイクスピアやってる!惰性じゃなくてちゃんとやりたいと思ってやってる!と確信。でも、ハラ「それがなんと!」ショウタハラ「シェイクスピア!」は揃わないw

・コウイチ「ショウタ!ジャケットもってこい」ショウタ「わかった!」ハラ「なになに~?!」相変わらずよいです。この「なになに~?」って台詞はハラ初年度から言い始めて帝劇テラニシも言うようになっていた。(はたして博多からはどうか?!)

インペリアル・ガーデンシアター

・ユウマのHigherはコウイチの幻影を振り切らなきゃみたいな強さが見える。

・Higherのハラは見下ろしながらコウイチ来たぜ!ってどや顔アピールしてる。

・ハラ踊りながらコウイチのこと本当によく見てるしずっと笑顔。

・ショウタのHigher、綺麗!癖がない!わりと涼しい顔で踊っているように見える。

・Higherでコウイチ挟んで林原のシンメが見れる日がくるなんて、6年前の私には想像できなかったな。

・ユウマ、コウイチを目の前にしてずっと目が離せないで固まっている。

・記者さんが来たときにオーナーがあなた達(ショウタとハラ)手伝って!って言ってる?いつから言ってるんだろう(捌ける理由付けになっていていいなーと思った)→言ってない日もある。困ります!とか記者さんに言ってるオーナーかわいい。

バックステージ

・タカダがコウイチと手をハイタッチするように握り合った瞬間のタカダの表情。戸惑いと疑問みたいなものが混ざったかんじ。

・その後も手をずっと気にして、もう片方の手でコウイチと握手した手を支えるように確認したり、視線をさ迷わせている。

・ユウマの苦悩と孤独感が全て台詞に乗っていてすごい。今までの伏線全回収芝居の至極。

・ユウマがコウイチに突っかかるのを止めるショウタ。1回目は割と冷静だけど2回目は怒りの感情が大きくて、その差がよかった。

・リカにナイフを渡して「殺してほしい」という願いを渡すユウマの美しさ。

・セリフの無い人たちの、驚きも悲しみも希望も姿勢・表情・首の角度まで本当に全員芝居が雄弁。

・ハラがよろよろしゃがみこんでコウイチが引っ張り上げてくれるのが固定になってくれて嬉しい。

・オーナーがみんながいるよってコウイチへ示してくれた後、一歩コウイチに寄り添うカンパニー、いいよね。

It's A New World On The Earth

・MUGENのまとまりがすごい。一体感。

・太鼓前、リュウタ・タツルがロンダートバク転やってくれる。うれしい。

・たすき掛け下手からハラ・タカダ・ショウタの3人。

・フッキングはショウタ。

・コウイチのLadder Flying。途中で幕が再び開き太鼓。コウイチをじっと見つめながら。

日舞のユウマ、筋力があるのでとても綺麗に舞う。あーリカちゃんもとても綺麗に踊るのでふたりの美しさが際立つ。

・扇子受け取りはリュウタ。

・夜の海、ショウタ・ハラシンメ。不思議とダンスがお互い馴染んでいるように見える。中盤ショウタ・タカダ・ハラでコウイチの後ろで踊る。

・夜の海の途中台詞、みんな台詞の尺割り上手い。発声・気持ちの乗り方のバランスが抜群。

・大桜のユウマ、拾ったネックレスを大事そうに拾って額にあてて俯く。その後リカに手渡すとき、寂しさを分け合っている感じがして、あの表情がたまらなく好きです。

フィナーレ

・CONTINUEのユウマもめちゃくちゃいい表情してる。

カーテンコール

・ユウマ出てきた後、尾崎・松尾・室・原の順でお辞儀。

・ふぉゆポジの林くんと高田くんは登場してお辞儀後、軽く踊る。そのあと歌穂さんと腕くみダンス。

・最後のカーテンコール下手組(尾崎・松尾・林)はおとなしめ。上品にお手振りしたり。上手側(高田・原・室)は仲良く騒がしくちゃぼすポーズ。*2原室で最後の幕が降りる寸前、もちゃもちゃしがち。仲良し。

2024年梅芸SHOCKの気づきとか

梅芸メンバーは特に外部で芝居に尽力してきた人たちが演じていて、そういう人たちのSHOCKの表現はこういう風になるんだ!という気づきが本当に楽しかった。お互いの感情を大事にして、その場の温度と空気をくみ取りながら丁寧に相手に向き合う姿勢が観客側に伝わってきている感覚があった。

これは語弊がある言い方かもしれないけど『コウイチを神格化しすぎないこと』が抜群のカンパニーだったように思えて。もちろんコウイチのひらめき・アイデア・努力・引率する力は素晴らしいもので、でもそれ以上に『カンパニーというもの』の家族性がナチュラルで、先輩後輩じゃない出で立ちで個々が存在している空気感が素晴らしかったなって。確か、このカンパニーは孤児たちが一緒に育ってきた設定だった記憶があって、その説得力みたいなものが行動・セリフすべてから見えてくるように思えたのが強かった。どうしたってSHOCKは役名が本人とリンクしてくる特殊な舞台で、今までの関係値の大切さもあるしそれがエモいのもあるけれど、EndlessSHOCKという芝居の構成が年々キャスティング含めて『演じること』に重きをおいてきた歴史があったように思えていたので。

芝居が好き!という信念がこのカンパニーに溶け込んでいることも最高だったし、孤児たちが一緒に育ってきた設定で、コウイチが率いてきたカンパニーが芝居好きな人間に育ってくれたこと、何も間違ってない気がしたSHOCKだった。

願わくばこのキャストでEternal観たい。

8/8ちょっと追記。

書き残したいことがあったら追記予定

※あえて「ジャニーズ」という言葉を使うので不快な方はブラウザを閉じるか自衛お願いします。

風間俊介くんが2023年12月末日をもって退所すると発表されたのは2023年12月16日の19時でした。

ひとまず、1997年5月18日に入所して、26年間と7か月ちょっと。
ジャニーズ事務所でのお仕事、お疲れ様でした。まだ数日ありますが、心境をちょっと書き留めておきます。

金八先生をきっかけに16歳から40歳まで24年間、風間くんのオタクとして過ごしてきて、本当に幸せの日々でした。
風間くんがいたからジャニーズを好きになったし、舞台やコンサートの楽しさを知れて自分の人生はとても鮮やかなものになりました。

私が見てきた24年は、全然平坦な道ではなくて。NEWSがデビューして以降の20代前半は年にお仕事が1本とか、単発ドラマや舞台があるのが生存確認できる唯一の場で、ジャニーズショップにも写真が売られることが無くて。いつ辞めてもわからないんじゃないかってものすごくビクビクしながら過ごしていたなぁとか、「Jr.」が.取れたの2015年で32歳とかだったなぁwとか思い出しながら、30代で売れっ子になった40歳の風間くんを見て、懐かしい気持ちになっています。今は人当たりの良い人物として認識されてるけど、決して聖人君子ではなかった*1貴方が好きでした。

風間くんを24年見てきて今になって思うことは「圧倒的なカリスマ的人気が無くても売れる」という見本をつくれたことなんじゃないかって思います。人気が無いというと語弊があるか。実際にお金を使うオタクが少ないという意味で、それでも世間の好感度はめちゃくちゃ高くて、誰と絡んでもうまいことやってくれて、気遣い屋さんで、傷つけない言葉のチョイスをしてくれる人。お芝居もうまくて現場にいれば雰囲気作ってくれるしスタッフとの緩衝材になる人。そういう絶対的信頼で仕事を得ている人。
そういう人になりたくてなったのか、というのは実際の所知りえないけれど、元々のトーク力やバランサーの能力、道化にもなれる器量に加えて、芸能界で生き残るためのプライドみたいなものがあるんじゃないかと、勝手にずっと感じていました。
本当に尊敬もするしそうやって厳しい芸能界で生き残ってきた風間くんが大好きです。ZIP!での「これから出会う人たちに、この仕事を一緒にしたい、この作品を応援したい、そんな人になっていきたいと思っています」という言葉に表れているように、そこに仕事を一緒にする人たちへのメッセージ色が強い。それが彼の仕事のスタイルなんだろうなと思います。

でもふと、「応援してくれた方々への感謝」という言葉で満足できない強欲なオタク心がちらついてちょっと寂しい気持ちもあります。
メディアに出続けることがファンの為にもなる、というのは重々承知です。仕事の仕方も含めてまさにその通りになっている。
でもね、自分としては会員向けサイトのジャニーズWebを更新してくれたり、ジャニーズショップで写真を買うことが何よりも幸せで嬉しいことだったので、フリーランスになることによって、どのくらいの比重でファン向けに動いてくれるのか、が気になってます。

「応援する!」ってまっすぐ言えないのは愛がないからだって言われるかもしれないけどそれはまぁ他人が測れるものではないからね。

私の愛はここに詰まってます。

rippleshyt.hatenablog.com

好きな気持ちがなくなるわけでは無いので年明けからしばらく様子を見ながら動向を伺います。
仕事がなくなるとかの心配は全くしていないです!風間くんなら大丈夫。信頼を築き、今の不安要素が多い事務所を抜け出す決断をしたことを支持しています。フリーランスで自分で仕事の裁量が出来る分、好きな仕事が出来ますように。逆に風間くんの好きな仕事が私の好みととまったく合わない仕事がきたらどうしよう!って笑えるくらいには今後を楽しみにしています。(4月の舞台にはいきます!)

今までジャニーズを辞めないでいてくれてありがとう。

風間くんのその姿勢が大好きでした。

*1:ラジオでリアルファーストキスの話をしたりとか、嫁は元業界人の舞台共演者とか、よく女性と出歩いていたの目撃されているとか、結婚も子供も隠したがってたとか、某歌手の歌詞を引用して炎上するとかいろいろやらかしてた

Endless SHOCK 2022

公演期間:9月5日㈪~10月2日㈰

会場:博多座

原嘉孝くんのオタクが原嘉孝くんを中心に観劇した覚書。

博多座公演編。

自分の記憶メモとして残しておく用。

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Endless SHOCK -Eternal- 2022

公演期間:4月10日㈰~5月31日㈫

会場:帝国劇場

原嘉孝くんのオタクが原嘉孝くんを中心に観劇した覚書。

ずっとメモ書きしていたものを9月の博多座前に書き出し。

自分の記憶メモとして残しておく用。ちゃんとした感想とかは無いです!

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舞台hedge1-2-3を観劇。とても素晴らしい舞台だったので感想と覚書。

※ネタばれあり

serialnumber.jp

【日程】2021年7月8日(木)~19日(月)
【会場】あうるすぽっと

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「両国花錦闘士」
2021年3月26日21:00から2021年3月28日21:00まで
以下のサイトで48時間限定配信をします!

f:id:rippleshyt:20210313130235j:image

配信媒体

WOWOWオンデマンド

www.wowow.co.jp

●PIA LIVE STREAM(チケットぴあ)

【動画配信】『両国花錦闘士』アーカイブス(ドウガハイシンリョウゴクオシャレリキシアーカイブス) | チケットぴあ[演劇 演劇のチケット購入・予約] (pia.jp)

●Streaming+(イープラス)

両国花錦闘士のチケット情報 - イープラス

●ローチケ LIVE STREAMING(ローチケ)

【配信】『両国花錦闘士』アーカイブス配信-48時間限定!!-|ローチケ[ローソンチケット] 演劇チケット情報・販売・予約

2021年3月13日 12:00チケット販売開始!
チケットぴあ・イープラス・ローチケ ¥3500

WOWOW 初月無料 月¥2500
WOWOW入り方ガイド

www.wowow.co.jp

2020年12月に明治座、2021年1月に新歌舞伎座博多座で行われた舞台です。
主演をジャニーズJr.原嘉孝くん。
原作は漫画家岡野玲子先生の書かれた「両国花錦闘士」。
お相撲を題材にしたエンターテイメントです。

評判を聞いて行きたかったけど諦めちゃった人も、楽しかったのでもう一度見てみたい人も、ぜひこの機会を逃してほしくない!
48時間限定なので!

両国花錦闘士とは

「歌って踊って暴れて笑ってポップでセクシーな裸祭りにようこそ!」というキャッチコピー通り、HAPPYで観ているととても楽しい舞台。
でも「楽しい」だけじゃないのが!演出がとても素晴らしくて(青木豪さん演出)エンターテイメントを求めて劇場に足を運ぶ人たちの感情を全肯定してくれていたのがとても嬉しい舞台だったので!是非ともエンターテイメントに飢えている人は配信を見てほしいです。

公式サイトSTORY

両国に爛漫と咲き乱れる力士たちの花舞台・国技館。その土俵の上では、宿命のライバルの取組が始まろうとしている。東はソップ(やせ)型で美形の昇龍[しょうりゅう](原嘉孝)。西はアンコ(ぽっちゃり)型の雪乃童[ゆきのわらべ](大鶴佐助)。何もかもが正反対な二人だが、思いは同じ。「コイツだけには負けたくない!」

熟戦を取材するのは、ワールドベースボール社の相撲雑誌の記者・橋谷淳子(大原櫻子)。野球雑誌の記者志望なのに相撲雑誌の担当になった彼女には、相撲の良さがさっぱりわからない。

稽古の合間の息抜きに、雪乃童は付き人たちとディスコへ繰り出すと、密かに想いを寄せる、部屋の一人娘・沙耶香と鉢合わせする。親方もおかみさんも心配していますよ、と窘めるが相手にされず撃沈。

昇龍も力士と分からぬようにオールバックにスーツでディスコを訪れるが、鬢付け油の匂いはごまかせない。その甘い香りに誘われるかのように大手芸能事務所パピーズの女社長・渡部桜子(りょう)が現れる。数多の男たちを欲しいままにしてきた彼女は、出会ったことのないタイプの種族・力士の昇龍を篭絡せんとする。

勝利も美女も手に入れるかに見えた昇龍だが、次第に桜子の歪んだ愛情に翻弄され、不調の力士に惨敗を喫するなど、心に乱れが生じる。

昇龍は桜子の欲望に呑まれてしまうのか。雪乃童との勝負の行方は。

淳子の見つめる土俵には、愛と欲望が乱れ咲く。果たして、その先に見えるものは……。

相撲だから、とかは難しく考えずにとりあえず見てほしい。

舞台上に流れる音楽のどこか耳なじみがある曲とか(昭和や平成をテーマに作られた曲たち)*1、それにちなんだ振付(梅棒さん振付)とか、見ているだけで気分が高揚してくるはず。

裸の男の人たちがまわし姿で舞う迫力を画面から是非浴びてください。

祭りとは神事であり、相撲も神事であることがこの舞台の肝なので、それを味わえる厄払い舞台となっています。

デブは嫌いなの!

お相撲さんって身体が大きくていかんせん自分の琴線に触れないんだよね、という人もいると思う。…まぁ分かる。私もジャニオタ。細い男が好きです。(じゃあなんで原担なのかという話はいったん置いておく)
この舞台の中で、太った男が嫌いという女性が二人出てくるんですけどこの二人がその気持ちをズバッと代弁してくれる。
ひとりは相撲記者の橋谷。野球の取材がしたいのに相撲取材をしなければいけない状況に「これ以上デブを見るのは絶対に嫌!」って言っている。
もうひとり、相撲部屋の一人娘の沙耶香は育ってきた境遇から、「デブは嫌いなの!生理的に無理!」って言いきっちゃう。
この二人がどうなっていくのか。見届けてほしい。
ちなみに相撲部屋のおかみさんは原作ではデブ嫌いなのに、この舞台上では太った身体が好きと変わっていて、若い二人のデブ嫌いとの比較がとても良いのでバランスって大事だなー!って思えるのでそこもぜひ注目です。

急転直下の主演交代

この舞台、元々伊藤健太郎くんが主演として開催が予定されていた公演でした。
2020年は健太郎くん自身舞台の年だったみたいで横浜流星くんとの「巌流島」の舞台も立ち上がっていたのだけど、コロナで結局公演が行われることはなくなってしまい。
「巌流島」制作が日本テレビで、売れっ子キャスティング&一ヶ月の期間に地方巡業という予定がまっさらになってしまって(しかも東京は「両国花錦闘士」と同じ明治座公演だった)弥が上にも両国花錦闘士への健太郎くんへの期待値爆上げ!の真っ只中にいたような記憶がある。

10月中旬から両国花錦闘士の稽古が始まって、あの事件が起きたのが28日。
29日に報道が出て、「両国花錦闘士」の存続が一気に危ぶまれてしまった。

公演初日は12月5日。あと一か月。

舞台が中止になるかもしれない。
代役を立てるとして、この短い期間で主演を引き受ける人がいるのか?
美形力士の役、それなりの体格で顔が良い男が都合よくスケジュール開いているわけないのでは?
コロナが理由じゃなく中止になる可能性を考えていなかったな。
こんなに舞台エンタメ界隈が苦しい情勢の中、キャスト24名とスタッフのお仕事がなくなってしまったら…?

本当に毎日いろいろなことを考えて食事が喉を通らない日々を過ごしている中で、粛々と出演者の皆さんがSNSで「稽古中だよ」「出来ることをやってるよ」という言葉を紡いでくれていたこと本当に精神の安定になっていた。

11月9日、代役の発表。「原嘉孝主演」の報。
予定通り12月5日から上演。元々原くんが演じる予定だった役で木村了くんが出演。

12日間、(勝手に)苦しんだ末のこの発表がどれだけ救いだったか!

後日プロデューサーの浅生さんが「原嘉孝しか考えられなかった」って言ってくれたことは涙が出るほど嬉しかったし、原くん自身も「役に向き合うことしか出来ないけれど、自分が主演で成り立つのなら」と言って受けてくれたことを明かしてくれた。

というわけで一か月を切った段階で役柄をまるっきり変えて主演となることに。
稽古中の一か月間、出演者・スタッフ全員が原くんのことを支えてくれて、りょうさんがお弁当作ってくれたりとか、代役で入ってくれた木村了くんが芝居アドバイスしてくれたりとか、ライバル役の大鶴佐助くんが電話で励ましてくれたりとか、全員がこの舞台を成功させる!と気力に満ち満ちていたパワーもすごかったな。メタルマクベスで共演していた大原櫻子ちゃんや徳永ゆうきくんがメンタル面をサポートしてくれて。それこそ出演者じゃないのにメタルマクベスがご縁の尾上松也くんが稽古場まで差し入れ&激励しに来てくれたりしたのは本当に嬉しかった出来事でした。愛されてるのはもちろん、ベースに彼を評価してくれていると思えたので。

主演をすることが決まった時、直前まで一緒に舞台をやっていた岡本健一さんとかふぉ~ゆ~の辰巳雄大くん、SexyZoneの中島健人くんも久しぶりに連絡をくれたそうで、こういう時に応援してくれる人が身近にいる心強さが舞台の成功に繋がった気がしている。

原嘉孝くんについて

以前のブログにも書いたんですけど「主演が必然だったのではないか」という説得力で舞台上に存在していた。

とても魅力的な昇龍。

「美しさ」がこの舞台のテーマの一つで、相撲の所作の美しさも、芸事の中で生きている美しさも、強さ逞しさを兼ね備えている美しさも、全て表現してくる力量がすごい。

相撲の所作に関しては「きっちりやるより流したほうがこなれ感が出る」みたいなことを言っていて、その通りの所作で『本物の相撲取りだ…!』て思えたことが本当に嬉しかった。(相撲が好きだった経緯があるので)

ジャニーズタレントが好きな皆様へ

WOWOW、驚くべきことに今たくさんジャニーズが出演中です。

中島健人の今、映画について知りたいコト。
中島健人

WOWOWオリジナルドラマ 世にも奇妙な君物語
#2 リア充裁判(松倉海斗)
#3 立て!金次郎(佐藤勝利
#5 脇役バトルロワイヤル(上田竜也

★文豪少年~ジャニーズJr.で名作を読み解いた~
(少年忍者)

★連続ドラマW インフルエンス
宮近海斗

WOWOWに加入していれば、オンデマンドはタダです。

www.wowow.co.jp

1つの契約につき5台まで見れるので、アプリを入れてWOWOW加入時のアカウント登録をすれば携帯からでも見れちゃう。
テレビの大画面で見たい人は「Google Chromecast」や「Amazon Fire TVシリーズ」「アクトビラ」からも見ることができます。

佐藤勝利くんと松倉海斗くん、宮近海斗くんの3人は原くんと同期という間柄。松倉くんとは原くんがTeethファミリーの研修生という関係性。
中島健人くんは主演に決まった時に連絡をくれて、尚且つWOWOWオンデマンドの宣伝隊長なので、もうアプリを入れている方も多いのでは?

是非とも26.27.28日の中の3時間を「両国花錦闘士」に使っていただけますと幸いです!

SnowManの担当の方もぜひ!

あとSnowManのファンの人も是非見てください!
佐久間大介くんが来る予定がダメになっちゃったのと目黒蓮くんが一緒に内容を語り合いたいと申していますので!

現在出演中の舞台

ちなみに現在「BARNUM」という作品に出演中です。
また種類の違ったミュージカルです。

musical-barnum.jp

【BARNUM/バーナム】
※キャストBでの出演です

東京
東京芸術プレイハウス
2021年3月6日~2021年3月23日

兵庫
兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
2021年3月26日~2021年3月28日

神奈川
相模女子大学グリーンホール
2021年4月2日

Next舞台

原くんのお芝居好きだなーと思ってくれた方に、今後の舞台の予定です!

【舞台 逆転裁判 ~逆転のパラレルワールド~】

東京
シアター1010
2021年5月13日~2021年5月21日

【喜劇 老後の資金がありません】

東京
新橋演舞場
2021年8月13日~2021年8月26日

大阪
松竹座
2021年9月1日~2021年9月15日

最後に

コロナ禍で、生の舞台を観に行くことがまだまだ難しい状況です。そんな中でこの「両国花錦闘士」の配信で楽しんでくれれば幸いです!原くんのお芝居が見れるのは過去放送されたWOWOWでのメタルマクベスdisc2しかないので、この機会をお見逃しなく!!!

*1:作曲和田俊輔さん

楽しかったー!

この1ヶ月間、本当に楽しくてたくさん幸せをもらいました!

『Retrial:実験室』

re-trial.jp

【日程】

東京:2021年2月5日~14日

品川プリンスホテル クラブex

大阪:2021年2月27日・28日

COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール

【Cast】

江田剛

松本幸大

原嘉孝

小川優

【Staff】
作・演出:マギー

振付:藤田善宏(CAT-A-TAC/コンドルズ)

ブレーン:佐藤満春

【SPOT CM】

youtu.be

SPOT CMを見たところで何が起きているか分からないのがこの舞台の魅力で不思議な所。簡単に説明するならば、短編の芝居やコントが組み合わさって、その合間に様々なジャンルのダンスがあり、最後に短編の回収をしオチがつく舞台。

芝居とコント

こんなに自分が楽しめたのは、出演者4人のやりたいことをマギーさん達が汲みとって、可能な範囲で芝居に落とし込んでくれていたこと。そして4人それぞれの特性を生かした配役の絶妙さと、人間らしさを面白に表現していた脚本の奥深さ。

江田くんが記者会見で「フライングをやりたい!」と発言したところから作られたという『江田くんの夢のフライング』は遊園地で宇宙体験が出来るアトラクションというストーリーだった。実際にフライングをした訳ではなかったけれど、人力という発想も、身体の使い方ひとつで笑いが取れるところも楽しく抱腹絶倒だった。笑いながらもその話のストーリーの中には同調圧力っぽいニュアンスも入っていて、4人の絶妙な配役具合も相まって考えれば考えるほど奥深かった。

コロナウイルスワクチン開発の話では副作用で動物になってしまう⁈という設定が本当なのか嘘なのかの曖昧さ、紙飛行機作りのアルバイトの芝居も「何のために使うのか?」「このメンバーである意味は」って理由を探して疑心暗鬼になっていくサマ、メンバーカラーの大臣達がお城の壁の色を自分の担当カラーにしてほしいと進言していく様子。人間ならではの面白さとか滑稽さ、愛おしさが詰め込まれていてさらに4人が魅力的で大好きになっていく構成が素晴らしくて、ずっと楽しかった。脚本の奥深さも考えることが出来て頭が回転する快感も体感できた。

ダンスの話

椅子を使ったコンテンポラリーダンスは4人の表現力の高さと色気と肉体の美しさを存分に堪能できて、思わず美しさに息を呑んだ。江田くん・松本くん・原くんの3人に関しては筋肉の印影が照明で美しく映え、小川くんは元来のリズム感と手足の長さと長髪を生かした色気。4人とも踊ると雄弁でなんと魅力的なことか! その後すぐに始まる銀衣装は疾走感のある動きの速さと下半身の強さがよく出ている振り付けで宇宙Sixぽいニュアンスもふんだんに盛り込まれていて非常にかっこよかった。

他にもOPダンスのスローな動き、糸電話を使ったもしもしダンスは電話をモチーフにした振り付けがとてもかわいらしく、駒込ピペットを使った伝染感とリズム感が小気味いいダンスも、全て「見たかったもの!」が詰まっていた。かわいい、かっこいい、セクシー、面白い。全部が全部素晴らしい振り付けで、藤田さんには本当に感謝してもしきれないくらい。こんなにダンスパートがあって多幸感がすごかった。ずっとずっとジャニーズで培ってきた経験を含めた「踊っている彼ら」を見たかったので。

宇宙語漫才は後半のダンスありきの漫才で、初見の「ポカン」からの「なるほど」が快感でした!

アイドロイド

最後のオチのアイドロイド*1も本当に素晴らしい構成でびっくりしっぱなしだった。父から受け継いだAIのアイドル開発のお話は、今までのアイドルのストロングポイントを結集させたAIなので昭和感が満載。その流れを汲んで作られた曲は、昭和のアイドル曲みたいな絶妙さを踏まえて作曲を割田康彦さん*2作詞は天才マギーさん。アイドロイドの4人組“銀河スターズ”が歌う『銀河の王子様』がエンディング。

『Retrial:#実験室』銀河の王子様 歌詞公開! – plus a/プラスエー (plusa-theater.com)

色々あって、アイドル姿を見る機会が減ってしまったので、本当に嬉しかったなー。その反面、アイドルって虚像という側面があると私は思っているので、それを巧みにAIドルとして表現してきたのには本当に恐れ入った。完璧なAIを作るには人間の過去が必要という設定も、結局人間らしさを切り離せない部分も、自動セキュリティシステム*3があるから完璧なアイドルだという皮肉も、全部、今目の前の人が好きな私たちにとっては意味のある事だった。

AIドルという設定の銀河スターズに向けて自分が手拍子をしているのも自分が実験の一部に参加させられている感じがして少しゾッとしたのを覚えている。アイドルの特異性を上手く表現しているマギーさん、本当にすごい。

約1時間半の公演の中で、ずっと4人が捌けることがないことも満足度が高くて、待機中に他の人の芝居を見ながら笑ってる姿も貴重だったし、着替えも普段見れないことが見れる幸せもありがたかったなー。元々は宇宙Sixが2020年にやるはずだったステージだったけれど、このメンバーでこの公演が行われたことに意味があったんだな、と思えたことも嬉しかった。

またこの4人と、同じ製作陣の方々で新しい実験室が続きますように!