【「連敗明け」ファイターズが目指すところ&(秘)元木大介「プロ野球」ここまで言って委員会354】メランコリー親父のやきう日誌 《2023年7月27日版》 (original) (raw)
新潮で掲載されていた中山秀征の連載がこの度、最終回を迎えた。
平時、タレントとしての彼をあまりおもしろいと感じたことはないのだが(笑)、軽妙な筆致で綴っていた当該連載はなかなかに読み応えあり、また業界の裏話が訊けて参考になった。近ごろ芸能界復帰もウワサされるS尻エリカをゲストに招いたとき、おもいっきり袖にされた際のエピソードも、怒気をオブラートに包みながら?回顧すれば、若き日の元木大介と交わされた秘話も披露。
それによれば、ちょうど巨人戦試合前に放送されていた【TVおじゃマンボウ】という番組内。放送席やドームのベンチ内に映像が切り替わることがあったのだけれど、そこで元木がよくカメラの前に登場し、おどけた様子を見せていた。こういった「余興」は当時としては珍しく、まして緊張感漂う試合開始わずか数分前にそんなことをする選手は他に見たらなかったのだがw、これは中山ヒデが『なにかおもしろいことをやってくれ』のリクエストに、元木が応えたものだったという。‥なるほど、曲者・元木のテレビ人としてのエンタメ性はここで磨かれたのか。
そういえば同番組にも携わっていた、現役時代の小野寺麻衣(高橋由伸夫人)、元日テレアナを某所で見かけたっけ。明らかに一般人とはちがうオーラを纏っていて、おもわず三度見くらいしてしまった記憶がある。
(C)amazon 元木の妻も元日テレアナ
26日、ファイターズが球団記録の一歩手前、13連敗でストップした。
一時は2点のリードを追いつかれ、直後の一死1、3塁の勝ち越し機で万波中正があっけなくカウントが追い込まれたとき、仙台で幾度も観てきた(気がする)サヨナラ負けも覚悟した。しかし、今回は万波がなんとかバットに当ててくれて、タイムリー内野安打‥。決勝点をもぎ取ってくれた。やはり、万波という選手は何かを持っている。
この超大型連敗でファイターズが失ったものはあまりにも大きいが、過去、同じ13連敗を喫した2017年シーズンの読売が、最終的には貯金「4」でフィニッシュしている。だが、残り試合の関係もあって、ファイターズが貯金を持って終えるのは、それこそ25連勝くらいしないと(新庄監督談)難しいのであるが、たとえば18連敗の日本記録を持つ1998年の千葉ロッテは「連敗明け」貯金10の快進撃?で、年間ではマイナス10にとどめた。
‥ここなら現実的な線であり、他チームとの兼ね合いもあるが、うまくいけば最下位を逃れられるかもしれない(苦笑)。何度も書いてきているように、とにかく連続年最下位だけは御免。酷暑な日本列島では比較的涼しいほうの北海道で試合ができるの強みに終盤戦、ファイターズの意地を見たい。