240929今週の読書記録 (original) (raw)

おはようございます☀

今週は三連休明け〜お仕事盛りだくさんで疲労困憊しております・・

三連休の戦利品(最初3人で使う!と結束&ワクワクだったのに、そのうち喧嘩のタネに発展してしまったバルーン)!

今週は4冊です📚️

「世界を変えた10人の女性 お茶の水女子大学特別講義」池上彰(著)

女子大生向けの講義収録で学びやすく、歴史に疎い自分のインプットにちょうどよかったです。最後に学生レポート講評会があり、池上彰さんの質問の掘り下げ方も勉強になりました。こういった講義なら私も大学生活もう少し真面目に取り組んだのにな〜というのは、良からぬタラレバですが。笑

10人の女性について、忘れないようにメモ(敬称略)。世界を変えた方なので当たり前かもしれませんが、皆さん意思が明確で強いと感じました。

アウンサンスーチー、アニータ・ロディックマザー・テレサ、ベティ・フリーダン、マーガレット・サッチャーフローレンス・ナイチンゲールマリー・キュリー緒方貞子ワンガリ・マータイベアテ・シロタ・ゴードン

世界を変えた10人の女性 お茶の水女子大学特別講義 (文春文庫)

「じじばばのるつぼ」群ようこ(著)

「そんな人、そんな頻繁にいる?!?!」がたくさん出てきた私ですが、シニアの解像度は上がったような。具体的で軽快なじじばばエピソードを楽しく読ませてもらいつつ、「自分はどんなシニアになりうるか」を考える時間になりました。良い感じのばばになりたいなぁ。笑

じじばばのるつぼ (新潮文庫)

「変身」東野圭吾(著)

脳の一部が別人のものに移植されたらどうなっていくのか、という話。安心や期待から自己崩壊に転がっていくさまは「アルジャーノンに花束を」を連想させました。東野圭吾さん著書らしくミステリー要素も入っていたけど、途中狂っているようにも見えたところは現実離れ感がすごくて(現実ではありえないくらいの手術ということなのか)、隠されていたところの正体は割とわかりやすかったです。意外だったのはこの手術の背景につく人たちの闇と、最後成瀬純一が選んだ結末が人間らしかったところ。アンハッピーの中のハッピーエンドだったように思います。

変身 (講談社文庫 ひ 17-9)

「パンとスープとネコ日和」群ようこ(著)

10年前にドラマ化もされているのですね!小林聡美さんはしっくりくるキャスティングと思いました(しまちゃんも素敵人物でしたが、誰が演じていたのだろう)。ゆったりカフェを開く話なのかなと思ったら、周囲のお節介がすぎるところやSNSの書き込みなどはリアルな社会毒も表されています。二人三脚できた、自然体でいられる存在のたろちゃんとの最後もすごくリアルに感じて、しんみりもした作品でした。

ネコちゃんやカフェが好きな方、いつかカフェを開いてみたいと考えている方はより面白く読めるかも。

パンとスープとネコ日和 (ハルキ文庫)