とある忘れんぼうの日常と生活 (original) (raw)

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ダイソーで見つけたヘアカラー

当然、なんと、100円です。
市販品はだいたい1000円前後しますから、10分の1。
この価格でどこまでできるのか?おそるおそる、試してみました。

ダイソーのヘアカラー

準備と実行

まずは、洗面台をサランラップで覆います。
カラーをするとあちこち飛び散るので、こうした準備が大切です。

あっ足りない!

仕方がないのでゴミ袋で代用しました。
さらにゴミ袋をちょきちょき切って頭からかぶり、ガムテープで止めます。

準備完了。

1剤と2剤を器にだして混ぜます。
ウッ、く、くさい!!!
近年まれにみる刺激臭です。
最近のヘアカラーは臭いも刺激も少なめでお肌に優しい処方になっていますから・・・なるほど、これが安さの秘密。

換気扇を全力で回し、猛烈なアンモニア臭に耐えながらカラー剤を塗っていきます。

うん、足りない!?

ショートカット一回分と書いていますが、前髪でちょうどいいくらい。
まあいい。前髪だけでもオシャレしよう。何とか塗って、ゴミ袋で頭をぐるぐる巻きにして、待つ事20分。

結果

洗い流して〜乾かして〜

うん、地味だね。

派手カラーを選んだのですが、暗めの仕上がり。色はまあ、多少入ったかな程度。

でもまあ、白髪がめだった所はカバーできたし、100円ならまあ満足。

そんな感じ。

最後にバケツで道具を洗って、洗面所を洗って、
保護はしたけれど、あーあ、ちょびっと壁についている。

1時間半、かかりました。

美容室だったら

プロにカラーをしてもらうと、発色はいいし、手触りも最高で、カラー前後の面倒もなく座っているだけで完了します。

美容師さんによっては「セルフカラーはダメですよー」という方も多いのですが、けっこういいお値段しますからねえ。。。先日の美容師さんは、「セルフカラーうまいっすね!」とほめていただいたし。

まあ、不器用きわまりないけれど、何度かチャレンジするたび上手くなるのも楽しいし。

ちょっとした趣味みたいなものです。

面白かった!

放送大学の卒業研究のため、サリ・ソルデンの「片付けられない女たち」を読んでいる。

片づけられない女たち

20年前の本だよ!

2000年発行(原著は1994年)だが、成人女性を対象とした本はこれを超えるものはまだないのではないだろうか。

私も2000年代の発達障害ブームのときに、本屋に山積みになっていたこの本を買ってよんだ。

ゴミ屋敷で毎日しっちゃかめっちゃかの暮らし。それは、私がだらしないダメ人間なせいではなく、そうなる原因があって結果がある。対処法もある、、、

ほっとした。とても勇気づけられた。

本のガイドを参考に、発達障害に理解のあるクリニックを探し、リタリンを処方され、鬱にはカウンセラーがついた。自力ではできなかった片付けを家事代行サービスを頼んでやってもらった。

おかげで「発達障害なんてないんですよ」派の医師や「こんな事もできないなんて」派の支援にはNoをいう事ができた。

今の社会では、片付けができない、身だしなみが整わない人は、ルールを守らない厄介者として追い払われる。それに逆らって行動できる人は少ない。自分で自分を守れるようになろう。

ーーーーーーーーー

あれから20年、再読しておどろいたのはとても読みやすかった事だ。この本は心理学に通じている事が前提になっている。当時はADD(Hyper Activityなし)とADHD(Hyper Activityあり)の違いをわかっていなかった。

男女の違いもそうだ。社会の要求しベルがぜんがん違う。同じ程度の障害でも、男性は許されて、女性は許されない事がたくさんある。なので、男性の中でもエリートの男性医師が、女性の発達障害を診断する事はとても難しい。

そして、中年になると、ますます「女性ならできて当たり前」が壁になる。

生き方を再構築する事が必要だ。考え方、暮らし、人間関係、仕事、すべてを見直し、自分に合うように、あつらえなおす。

当事は読み飛ばしていた章だ。今なら重要だと言える。

前半が発達障害女性の苦労について、中盤がどうしたらいいか、ここまでしか読んだ記憶がない。

続きがあったんだ。後半は、人生の再構築、そして成功へ。

再構築が進むと、ある日ふっと楽になり、幸せな人生がまっているっていう。

強力なポジティブメッセージ、大丈夫だよって後押しする感覚。

そうだよ、これだよ、必要なのは。

20年、行ったり来たりしながらだけど、発達障害の女性がいい感じに生きる道に近づいてきている感じがする。長かったなぁ。

今回は原著も読んでみた。

Women With Attention Deficit Disorder: Embracing Disorganization at Home and in the Workplace

インターネットアーカイブで借りれました!

英語は得意でないけれど、パンチの効いたイラストは見ているだけで楽しくなる。

大きな壁!発達障害の女性はこれを乗り越える、大変すぎる

日本語版では小さな図になっていたやつだ。それが1ページまるまるドーン!

省略された「私たちはダイヤの原石」のコラム

ダイヤはていねいに掘り出してやさしく磨かないと傷ついてしまうのだ。
だからそのように大切に、そして輝け!キラキラに!

理解のない支援はね!毒ですよっ!

目次はこうよ!

エッセイ: 埋もれた宝物 ・・・ 31 → この本は宝の地図。冒険の旅に出かけようってメッセージ。すてきーわくわくー😆

第2章 女の子とADD: 平等な機会の障害 ・・・ 41 →そうそう!機会の平等が損なわれている!

第6章 地獄の仕事: 女性の仕事の説明 ・・・ 81 →これは!!!地獄って!そうだよ、片付けたりお世話したり、できないのにやれって押し付けられるの、地獄でしかない!!!

「片付けられない女たち」原著の目次

うーんすごい。アメリカンポジティブ!!!

日本語版は柔らかく改変されている。
令和の今なら、原作のドカーンとくるパワーもウケるのではないだろうか。

それにしても・・・

この本のように、障害のサポートには、徹頭徹尾コミュニケーションが必要だ。

家族、友達、学校、会社、近所、自治体、全てに対して交渉し、自分をわかってもらい、必要な支援をとりつけ、自分にできる事を提供する。

おそらく、だから、ADHDASDが重なると難易度が爆上がりするのだ。コミニュケーションが障害になると、こうした交渉が難しくなるのに四六時中交渉し続けなければならない。

なんかいろいろ考えてしまう。続きはそのうち。

え、大晦日!?

うそやろ!???今年は何をやってたっけ?さっぱり思い出せん。やばいやばい。過去ログ引っ張り出して振り返ってみよう。

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去年の今頃何してたっけ?

since:2022-12-20 until:2022-12-31

Twitter検索したら炊飯器+オーブンのパン焼きと暗殺パスタにハマってました。

トラウマは大分落ち着いてきたけど、油断すると入り込まれる、とある。そうだったなあ。

カウンセリングを受けて放送大学の心理コースをとって、一年たって今。嫌なことを思い出しても辛さがだんだん薄まってきている感じがする。辛いけど3辛くらい。いやはややっぱ辛いわ。まだ無理、だけど。去年よりぜんぜんまし。いやーがんばったわ!

ふとiPhoneのアクティブエネルギーを見たら躁鬱が記録されててへーってなった。6月何してたっけ。思い出せない。そう、嫌なことは思い出せない体質なのだ、、、いいけどさ。

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since:2023-06-01 until:2023-06-30

6月は離れたくても離れられないあの人からの「攻撃」がなくなる本を読んでました。なるほどそうだ。逃げるが勝ち、勝負は勝ち目を作ってから!やるときゃやる!!!

離れたくても離れられないあの人からの「攻撃」がなくなる本

ときめきトゥナイト展に行こうと思ってたら終わってた。やっぱ弱ってたんだなあ。。。

https://tokimekitonight-ex.com

それからまあぼちぼちと。

トグルトラックで時間を記録する

これはいい。ずっとだるくて寝ているのを無駄な時間だだらしないんだと自分を責める思考があったのだけど、この時間は必要なのだと納得できるようになった。

‎「Toggl Track: Hours & Time Log」をApp Storeで

「変えられないものを受け入れる力を」吾妻ひでおのアル中日記に書いてたやつ。お酒はそんなに飲まないけどアル中の自助会のノウハウはすごい。発達障害界隈でも12ステップがあったらいいなと思う。

失踪日記【電子限定特典付き】

英語で心理学

放送大学の面接授業にてADHDの本を読むとシラバスにあった。英語は読めないけど読んでみたいと相談しに行ったのがよかった。3ヶ月早く原文を手に入れてチャレンジして挫折。ラジオ英会話を聞いて挫折、中学生の基礎英語レベル1を聴きながら、だんだん読めるようになってきている。

そして授業。ADHDアメリカ発の概念。はじまりのエネルギーに圧倒される。日本に持って来る時になんかズレちゃった所もある。情報量がすごい。そういうことだったのか。

それから英語で心理の本を読む読書会に入れてもらいました。さすが放送大学で80代の方まで現役ですごい。オンラインでルーペで拡大しながら試行錯誤しながらパソコンを使う。ゆっくり使う。すごい。こういう年の取り方もあるんだ。

今は許しと健康の本を読んでいます。苦しい気持ちを抱えているとメンタルと健康をがりがり削られる。それどうしよっかという研究。

Forgiveness and Health: Scientific Evidence and Theories Relating

Forgiveness and Health: Scientific Evidence and Theories Relating Forgiveness to Better Health (English Edition)

許せない事がいっぱいあるなあ。それが人生の大事な所を削っているとしたら。どうせどうにもならないなら、うまいこと手放していきたいものです。

小笠原に行ってきた

クジラを見てきた。ウミガメのスープを食べた。ダイナミックで何もかもよかった。

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それからいろいろ

数学が面白い。プレッシャーのない勉強はとても楽しい。過去に挫折したことをリベンジできている感じがいい。

ピアノ。3年かけてバイエルとブルグミュラーをだいたい弾けるようになった。ストリートピアノがあれば好きな歌のメロディーとリズムで鼻歌を歌えるようになった。とても楽しい。

ボランティア。いずれお世話になりそうなので障がい者施設でお手伝いをすることに。いろいろビックリ。皆さん楽しいリアクションがいいなあ。時にはウレションする。パワー系の方がそっと手を握る。怒りの衝動が止まらなくて叫び続ける方がいる。そういう事に自分が慣れるのにビックリする。

今は2、3時間も働くとぐったりする。ぐったりするともの凄い勢いで凡ミスが増える。ぐっすり寝るとまた動ける。そうかそういう事だったんだ、、、

以前はこれをコンサータとコーヒーがぶ飲みでなんとかしていた。そういやずっとそうだった。学校ではよく居眠りをして怒られ、仕事もギリギリ、長めの休憩をお目溢しいただける所ならなんとか。あーもーすっごく納得。

大きなニンジンがぶら下がると、健康を害するレベルの仕事を受けてしまう。そういうのは控えよう。命と引き換えにしてでもやらなきゃいけない時だけにしよう。出来ることベースでやっていこう。。。ああ眠たいが来た。寝ちゃったら来年になりそう。。。また来年もよろしくお願いいたします🥱💤

相模原の障害者施設、やまゆり園の事件を覚えていますか?

昨日、ふと思い出して、映画にふらりと入ってみたら・・・
ものっっっすごい鬱映画で、ぐったり動けなくなってしまいました・・・

いや、いい映画なんだけどね。
「R-18鬱」ってタグつけといてー!!!
「R-震災」も必要かも。ちょっとこれは見せられない・・・というシーンがありました。

rkb.jp

そうとうメンタルにダメージがあると思いますが、見れる人は見たらいいと思います。

だって、自分もいつかはお世話になるかもしれないのだから。

その時に、役に立たないから死ねーって人に介護されたくない。
だからいろいろ考えておきたい。できることはやっておきたい。

これは私の感想ですが

人間は条件が揃えば、閉じ込めや虐待を行えるようになってしまう。自分の心を守るために平常心で残酷な事をできるようにできている、、、もしかしたら自分だってあの状況だったら、、、と思った事は忘れないでいようと思いました。

その一方で、現実では映画のような山奥に閉じ込めて知らんぷりする施設が減っている事も、どこかで知ってほしい。

きっと、いずれ一緒に暮らすようになる。

近所のレストランでは映画のような障害をもつ方が働くようになりました。

映画はバッドエンドですが、現実は少しずつ前に進んでいるのです。(とブログに書いて自分の心を守る)

マンガでわかる中高年のADHDASD

いい本だったのでおすすめしたい

マンガでわかる中高年のADHD・ASD生きづらさ克服ガイド

マンガって偉大だ。

ただの人、普通の人、平凡な人がADHDASDとともに生きているんだとわかる。

特殊な人、異常な人だけじゃないんだってわかる。

そしてADHDの本としてはめずらしく中高年がテーマなのだ。

マンガでわかる中高年のADHDASD 第3章 生きづらさ解消のために

50代、60代、70代で診断を受ける人が増えている

驚いたけど納得。いいことだ。

今まで何とかなった事が、体力が落ちてどうにもならなくなる。そんな時に診断を受けて、その人の特性がわかり、あらためて良い方法を見つけられたらいいなと思う。

マンガでわかる中高年のADHDASD 第1章 中高年の生きづらさ

DSM-5準拠の解説

症状については、DSM-5というアメリカの精神科の基準で解説している。放送大学の心理の授業でちょくちょく出てきていたやつだー!

主に、ADHDASD、LDと、感覚過敏や二次障害が併存する。あらわれ方はさまざまで診断は難しい。認知症かと思ったらADHD が抑えらなくなり診断を受けたという話をを聞いた事がある。

特性の強さより適応が重要

重症でもそれなりに生きていく人も、軽症でもめちゃくちゃに苦労している人もいる。重症でうまく生きている人は、いろんな手立てをもって対策しているのだ。生きづらいなと思ったらメンクリにいって、何がぶつかって辛いのかを診断してもらう。

そして生活の工夫や、手助け、お薬で軽くできる事をまず試して、職場や生活の場が楽になるようだんだん変えていく。

マンガでわかる中高年のADHDASD第4章 自分らしく次のステージへ

そういう事ができるようになってきたってほんとにすごいことだと思います。

自分もいずれ年をとっておばあちゃんになるのだ

でも周りには発達障害の高齢者がなかなかいない。だから、どうなるか想像がつかなくて怖かった。仕事も人間関係も続かなくて人生おわりーと思った事もあったけれど、この本のおかげで、それでも未来ってあるんだなと思いました。いい本です。

マンガでわかる中高年のADHDASD 第2章 発達障害の診断と治療

みんな出来てるのに、自分だけできない。そんでめちゃくちゃ怒られる。恥ずかしくて悔しくてもう嫌だ。こんなところにはいられない。嫌で嫌で仕方ないーーー

夢だった!

ほっとして、すごくだるくて頭が痛い。その上お腹はペコペコだ。よろよろ起きて朝ごはんを作って食べる。頭が痛い。ロキソニンを飲んで二度寝する。起きたらもう昼近かった。

こんな事がよくある。きっと眠れていないのだ。そのくせ腹ペコでしっかり食べるのでウツではないと診断されている。元気になったので支度して昼から出かける。

ピアノを借りて2時間ほど遊ぶ。小さい頃ピアノの音にひかれて毎日通ってそのうち習うようになったのだ。これってADHDらしいエピソードらしい。いろいろあってやめてしまったけれど、いつかまた、と思っていた。それから30年。

こどもが弾くような楽譜と悪戦苦闘している。とても楽しい。

ずっとこうしていたいなあ

あいかわらずたくさん寝ている日々。

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起きてる時は元気だけど、なんかするとすぐパタっと寝ちゃう。夜8時間寝て、昼2時間寝て、ぼーっとしてる時間も結構あって。

シャキッと目覚めてる時間はふつうに健康で元気なんだけどな。もう。

放送大学は一日1時間くらい机に向かえている。あとはだらだらと流して聞いている。それでもそのジャンルの言葉や考え方がうっすら入っていれば、教科書や資料を読むのがかなり楽だ。頭の中が耕されているみたい。

去年はけっこう単位を落とした。それは元気な時の感覚でどんどん申し込んで、でも実際はそんなに出来なくって、後回しにしているうちに落としてしまったのだ。

でも、もう、しゃあない。以前のようにはできない。

でもゼロじゃない。ぼんやり聴くことや、頭の中でゆっくり考えることならできる。何を学んだのか思い出す事はできる。

そう、案外思い出すって学習効果がある。

1ミリでも何をやったのか思い出す事ができたらヨシ!って事にした。

それで無理がないよう単位を申請したつもりが、結局アップアップになっている。それでもどうやっても、がんばれるのは1日1時間が精一杯なのだ。

それならそれで、できる範囲でとれる単位を狙う。

悔しいとか、根性なしとか、自分を下げない。かつてもっとできた自分と比べない。比べちゃうけど、何度でも比べないって思い出す。

「弱い人は弱いままで健康である」

って、だれから聞いたんだっけ。いい言葉だよね。壁に貼っておこうかな。