ろんのブログ (original) (raw)

こんにちは。ろんです。

今回は、私自身が総合商社含む複数の企業から内定を勝ち取った就活の方法について後編を紹介します。

前回、総合商社4社から内定をもらったサークルの先輩に就活のやり方を聞いた私は、見よう見まねでサマーインターンの選考に臨みました。合計で20社程度ESを提出し、面接では全く手応えのないまま通過したり落とされたりしながら、結果的に難易度の比較的低い3社のインターンに参加することができました。しかし、選考を通じて感じた違和感が消えることはありませんでした。それは、学業やバイト、サークルの頑張ったエピソードを完璧に話せたところで、私は他の学生同様にありふれた存在で、私を落とす理由はあれど、他の学生に優先して通過させる理由は特別ないということでした。自分にはストロングポイントが欠けていました。

このままではマズい。
せっかく大学受験まで頑張ってきたのに、なぜ就活の準備は頑張ってこなかったのだろうと、これまでの学生生活を後悔しました。本番の就活では100社近く受けて、一応名のある企業に入れれば御の字だなと半ば諦めかけていました。

帰宅途中の電車で、先輩から聞いた就活のやり方のメモをもう一度見返しました。

外資就活ドットコムに登録
2ちゃんねる就活偏差値を意識する
・サマーインターンで箔をつける(外資メーカー・外資金融)
・ビジコンで優勝する
フェルミ推定をマスターする
・コンサル・外銀・商社のビジネスモデルを理解する
・TOEIC800点以上を取る
・自分の好きなこと、年表を1冊ずつノートにまとめる

私と先輩を比較して、勝てる部分はあるだろうか。
先輩は2浪していたため、頭が良いタイプではありませんでした。
私が唯一勝てるとしたら、勉強でしょう。それにも関わらず、私はTOEICすら受験していませんでした。インターン選考のESに808点と嘘のスコアを書いていたくらいです。

本選考まで約半年、今からできることはTOEICでハイスコアを取ることだろうと決意し、2ヵ月後に800点、5ヵ月後に900点を取得しました。英語を軸に、海外人材候補として自分を売り込むことにしたのです。

ここから先は、私が実践した就活のやり方を体系的に紹介します。
就活当時のやり方をベースに、就職後に新卒採用の面接を累計100人以上担当し、多くの学生を見てきた経験を踏まえ、再検討しました。

私のような普通の学生が、難関企業から内定を獲得するための方法として、参考になれば幸いです。読んだ方全員が総合商社に内定することは難しいかもしれませんが、就活強者との情報格差をなくし、勝負の土俵には立てるはずです。この記事で紹介するのは、料理に例えると、素材を最大限活かす調理方法です。素材の集め方については、『大学生活の見取り図』に考え方を書きました。広義の就活は早めに始めれば始めるほど効果的なため、大学1~2年生からでも就活のやり方について情報収集しておくことをお勧めします。