架空のミナホで遊ぶ (original) (raw)

10月10日辺りから、**#ミナホ私ならこう回る** というハッシュタグをちらほら見かけた。
おそらく以前からあったハグロックハッシュタグ、**#ハグロックこう回る** の派生、というかオマージュタグだと思うのだが、
調べてみると、ミナホの公式アカウントでタイムテーブルと共にこのようなテンプレートが配布され、回る所を教えてくれた人に抽選でグッズプレゼント、という企画があった為少し流行った…という流れらしい。

グッズ云々は置いておくとしても、つまりは自分でタイムテーブル作って遊んで下さい、という事なので、今回は行けない私が全力でこう回る!を作ってみることにしました。

架空のタイムテーブルなので全て気にせず自由に作っても良いのだが、今回はセオリー通り公式のタイムテーブルを元に作成する。

この時点で見たい所めちゃくちゃ被っとる…!
というのもサーキットフェスの醍醐味、にして一番悩ましい部分である。
架空なのでそこも無視して分身上等でも良いのだが、あくまでも現在私が出来る範囲にする。将来会得した時にはこの限りではない。

・タイムテーブル外のアーティストは持ってこない ・被っている所は二者択一

さてそういうルールにしたが、一点だけ、移動時間だけは無視する事にした。
様々なサーキットフェスと比べても、ミナホは会場間が広い。
一番遠い所同士を繋ごうとするとダッシュしても間に合わない可能性もある。

公式で広報用のトゥクトゥクが用意されるぐらいには。

…ここだけは架空の利点に甘えよう。

Day1:


そんな訳でDay1。
3日間のトッパーはAtomic Skipperで、いきなり足を終わりにしていくスタイル。
次はいきなり空白ごっことyutoriで被ったが、空白ごっこを選んだ。
きっと脳がとろけるような音楽を奏でてくれるだろう。
3組目はクレナズム。
空白ごっこ→クレナズムの流れは共通項はあれど色が正反対で楽しいに違いない。
4-5組目はフォロワーさんのおすすめ、ポップしなないでとチョーキューメイ。
ポップ、だけじゃ片付けられない音楽が聞けるだろう。
そして初日最後はHakubi。
明日に余力を、とトリ前で帰ろうとする所を、「余力なんて残すな!」と煽ってくれそうな感じがある。

脳内で好きなように回ってみたのだが、初日は全員バンドになった。
思った以上に趣味全開である。
おそるべし架空ミナホ…と思いながら脳内で宿に帰る。
明日の作戦会議である。

Day2:


Day2のトッパーは明くる夜の羊から。
前日のHakubiの熱量が残る足に確実にとどめを刺してくれると思う。
後で見たセットリストの『リプレイ』→『共存』の流れがヤバすぎる…
続いては〝美根〟さん。
明くる夜でとどめ刺された所に『虫と電気椅子のメロディ』はもはやレクイエムだろう…
昼休憩を入れて、3-4組目、omeme tentenとhockrockb。
不思議な妖怪二組を連続で浴びれば、脳はカオスに。
少し休憩を入れて、終活クラブ。
歌はカオス、フロアもカオス。
ただし究極に楽しい…
を浴びてから本日トリのレイラへ。
全てを吹き飛ばす程にかましてくれて、拳を突き上げる。
ほくほくしながら、宿に帰る。
明日で終わりか…と感慨に落ちながら、バッキバキの足を労いながら。

Day3:


最終日。
トッパーは前から見てみたかったネクライトーキー!
フォロワーさんが勧めていて聞いてみたかったので、これを期に。
しかし実際は規制だろうな…と思わなくもない。
2-3組目はNIPPON CALLING以来、つまりは生で聴くのは初めてのSano ibukiさんと、Czecho No Republic
刺さる歌詞と、人を乗せるのが上手いバンド。
楽しいに決まっている。
ここで休憩を入れての、畳み掛けるように703号室からのフジタカコさん。
絶望から絶望、あるいは一筋の希望。
立て続けに浴びて気がおかしくなりそうだな…
あとどちらかで規制にも巻き込まれそうな予感もする。
(※後で聞いた話だと実際に規制掛かっていたとか)
情緒ヤバくなっている所で、3日間の締めに選ぶのはレトロリロン。
涼音さんの書く歌詞に殴られたり、miriさんのキーボードに酔っている間にいつの間にか終わっていて、感想がまとまらない!とか言いながら新幹線の中で下書きを量産するのだろう。
来年も行くぞ!とか心に決めながら。


という訳で、3日間分架空のミナホを楽しんで、部屋に帰って来た訳ですが。
想像の割に、割とリアルに体験したような感情になっている不思議さと、少しの楽しさと、壮大な虚無感と…

色々調べてみると、VIPシステムの導入など、想像よりも面白い事になっていたらしい。
来年は行くぜ…現地に…!!

おまけ:IWATE WHEEL 2024 エリア不変より

誰も真似できないこれが最強の生き方だ…(?)