介護を終え19:各銀行の相続手続きに温度差が? (original) (raw)

登記完了で法務局へ

◎空き家の相続登記完了!

2024年9月27日、今日は朝から電車で、空き家の相続登記が完了しているハズ!?なので、2時間かけて大阪法務局T市局まで行きました。私の家から90キロ、電車で片道1700円かかります。車で行く選択肢もあったのですが、家財撤去(以前のブログあり)で、もう空き家には泊まれないし、後の時間で銀行を4行回って相続の手続きをする予定なので、駐車場で苦労するよりマシと思ったからです。それに車だと高速道路を使わない場合、往復7時間以上かかりますので。

8時半に家を出て、11時前に法務局に着きました。登記完了で受取りにきた旨を伝えると、予めもらっていた番号札ですぐに「登記完了証」4通と「登記識別情報通知」(昔の登記簿謄本にあたる由)6通をもらえました。何か訂正、修正などあるかと心配していたのですが、問題なく完了したようでした。ここに着いて5分で終わりましたね。幸先のいいスタートでした。でも、これなら申請時に、郵送の話をすれば良かったと後悔しましたが・・

◎返却された謄本を持って銀行回りに!

空き家の土地と建物の相続登記が終わることで、提出していた母の戸籍謄本や除票の原本が返却されます。私はそれを持って、銀行での相続手続きができると思い、残りの時間と言っても銀行の閉まる15時までですが、目一杯動こうと計画していたのです。

法務局を終え、すぐに折り返し、空き家のあるT駅の一つ手前のF駅まで20分ほど電車で行き、母の通帳のある2つの銀行に直行しました。まず最初に三井住友銀行に行きました。事前予約が必要とは思いましたが、飛び込みで受付で言うと、暫くして1枚の紙を渡されました。受付の方が「相続手続きはセンターでやっていますので、この紙のQRコードからネットでやりとりをお願いします」とのことでした。さすが都市銀行ですね。予約が必要でまあ飛び込みでくる私のような輩は、警戒されているみたいですね。なお、私は今日は、粗相のないよう「役所&銀行訪問スタイル」でしたが。ここは10分で終了です。まあある程度予想したのですが・・

次に、すぐ近くの関西みらい銀行に行きました。受付で趣旨を言うと、若い女性がでてきて、よくわかっているようです。私はこれから同じような手続きが5銀行ほどあることを言うと、私の持参した母の戸籍謄本、除票をすべてコピーして、「これで当行への原本の送付は不要です。あとはセンターの方から連絡がいきますので、お待ちください」との対応でした。コピーはここで保管したうえで、原本は返してもらえました。ここでは、約1時間でした。

今日の銀行回り3銀行目は、電車でさらに2駅乗ったE駅の近くの池田泉州銀行です。ここでも、飛び込みでも対応してくれ、担当の男性はよくわかったもので、「法定相続情報一覧図はないですよね」という質問があって、私から「土地の相続登記で戸籍謄本等の原本がやっと今日戻ってきたので、もう法定相続情報一覧図をまた法務局へ申請するのも大変なので直接来ました」というと、「そうですか」と言い、嫌な顔ひとつせず対応してもらえました。有難いことです。要は、ここ(銀行)でコピーしてもらうと、そのコピーに対してページ毎に銀行の証明印(この銀行でコピーしたという意味)を押して、それを私に返してくれるのですね。これによって、私は他行でも原本を使えるのです。ここでは、ほぼすべての必要書類をセットした封筒をもらって、後は家に帰って確認、押印し、送料は向こう持ちで大きな封筒を投函するだけなのですね。ここが一番行き届いた対応でした。所要1時間半でしたが、これでほぼ手続きが完結したので、私としては☆☆☆☆☆ですね。

登記簿のコピー(全頁に銀行の押印)と送付用の全書類

今日は、もう1銀行、電車で20分ほどのA駅まで行き、「大阪協栄信用組合」にも行く予定でした。そこで、池田泉州銀行での手続き中の14時過ぎ頃に、ネットで探して予め電話をしました。「15時までに着けそうにないのですが、15時を過ぎればだめですかね?」と聞くと、「受付をとにかく15時までに済ませれば大丈夫です」とのことでした。また、ここでは事前予約はそもそも不要!?とのことでしたね。

結局、池田泉州銀行での手続きが、15時前までかかりましたので、今日は諦めることにしました。また来るとなると交通費がかかりますが、家の解体までにまだいろいろありそうなのでやむなく次回としました。

まあ今日は、はるばる電車で来て、法務局と3つの銀行を回ったので、よしとしましょう。15時まで目一杯時間を使ったので、実は昼食も食べていませんでした。仕方がないので、帰る途中で何か食べようと探したのですがもう16時前で、ちょうど夕方までの「仕込中」の店や開いていても、結構な”お値段”で、結局、お茶のペットボトルと持ってきた自転車のロングライド用の羊羹や飴で凌ぎ、18時前に家に戻りました。疲れました。11000歩ほど歩いていましたね。

(追記)

家に帰って、三井住友銀行に言われたQRコードから、相続手続きの入力をしました。これって結局、亡くなった情報を掴んで口座を止めるだけで、以降のやりとり、特に私が知りたいのは、戸籍謄本や除票の原本を送る必要があるのか、どの程度の期間なのかなのですが、ネットの中では見当たりませんでした。

そこで、ネット内で質問をしようと探したのですが、見当たらず、それならば、私の家に近い支店に相談をしようとネット予約があったのでやってみました。予約ができるのは、1週間以上先の10月7日でしたね。

まあ仕方がないのですが、今のネット&AI社会では、オペレーター、人間の声を聞くのも一苦労ですし、目的に辿り着くまでの時間が結構かかります。顧客目線で、生産性という意味では、逆行しているような・・

その点、都市銀行以外の銀行の方が、私にとってはですが、生産性が高いと思います。銀行選びにはこれも重要だと思いました。