ゆげゆげ日誌 (original) (raw)
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幸いな事に4月よりムスメが保育園に通えることになりました。つまり、育休ももうすぐ終わりです*1
会社とも面談を済ませ、4/26から復帰となりました。
とりあえず、今は慣らし保育最中ですが、いやはやほんと、大丈夫か、と言う状況が続いています。とほほ。
保育園へ入園までの活動については去年の11月に書いているのですが、その後、12月に応募、2月末に通知が届く、と言う感じで終わりました。
結果、第一志望、第二志望は×。第三志望の保育園への入園となりました。*2
ともあれ、三月に保育園との一度面談があり、4/1より通い出しました*3
一日目の様子は、やはり殆ど泣いていたとのこと。
3月に実母*4に抱っこさせたところ、今まで大丈夫だったのが急に泣き出すということもあり、「うわ、とうとう人見知り始めちゃったか」と言う状態でしたが、そーなると保育園はもはや知らないことだらけ。
当初、慣らし保育は一時間で終わる予定でしたが、一時間で何か大したことも出来ず、保育士の先生からは「寂しくて泣いていたみたいです」とのコメントを頂きました。
二日目めは少し慣れたのか、それでも泣きつつも……って感じでした。
あと、迎えに行って顔を見られると、なんだか少しほっとしたような表情をして……。
これが結構心に来ます。そーだよなー。知った顔を見ると安心するよなー。
ちなみに双方とも、目には涙が溜まっていましたし、涙の後も結構残っていました。うう。ムスメよ、強くなってくれ。
そして一番堪えたのは「拗ね」の兆候が見られたこと。
ムスメの通う保育園は幸い、家から徒歩圏内なので、帰り道に抱っこしながら帰宅するのですが、その間、目を合わせてくれないのです。まるで、「知らないところに放置されて怒ってるんだぞ!」と言いたげに*5。
家に連れて帰って妻の顔を見るとキャッキャキャッキャし出すので、妻は「え? 機嫌悪かった?」的な反応で、ちょっと共有出来ないのが悲しく。
それと、保育園二日目にして病気を貰いました。
三日目の朝、保育園に行った途端、妻に呼び出しが。
「ムスメさんの体温が38度あります」
「え? 今朝計ったときは平熱でしたけど……」
連れ帰って体温を測ると、確かに38度オーバー。
小児科の予約を取って連れて行くと、「おそらく突発性発疹だと思います」とのこと。
ググって調べると、「最初に親が遭遇する子どもの発熱の病気」とのこと。
9ヶ月間、便秘以外の病気一つしなかったのですが、コロナ禍で外出が余り出来ず、人と関わらない為、病気を伝染されることも無かった弊害です。
お医者様からは、二、三日様子を見て、四日目に熱が下がらなければまた来て下さい、とのこと。
発熱後二日間は熱が高く、経口補水液のお世話になりました。こちらのサイトを読みつつ、経口補水液を作ることにしたのですが……。
うん。凄く不味い。
書いている通り、1Lの経口補水液を作り、冷水筒へいれて冷蔵庫で保管。
ムスメには1時間ぐらい置きに哺乳瓶で飲ませていたのですが、作り替えのタイミングで少し残っちゃったので、自分でも飲んでみることに。
なんだろう。この、「砂糖の風味がちょこっとだけする水」みたいな味は……*6。
まぁ、ポカリとかも身体が病気のときは美味しく感じますからね。
そう言う事なのかと。
発熱後三日目には微熱状態になるものの、本人はいたって元気元気。
「寝ろよー。明日から保育園だぞー」と寝かしつけようとしますが、親の心子知らず*7。全く寝てくれません。
それでも根気よく寝かしつけると、何とかお昼寝タイムに移行。
四日目は無事に保育園へと行く事が出来ました。
なお、この病気には後日談があり、
先週の金曜日に妻がダウン。
今週の月曜日には自分がダウン、と家庭内パンデミックを引き起こす結果になりました。
保育園で病気を貰ってくるって怖いなぁと思いつつ、今は予防しか出来ません。
家に帰ったら手足の消毒ぐらいはしないとなぁ。
忙しさにかまけていますと、なんだか一ヶ月以上ブログを書いて無く、「書いたらどうですか?」とメールが来るこの頃です。如何お過ごしでしょうか?
さて。そんな状況にめげず、離乳食のお話を。
我が家では料理を作るのは私の仕事ですが、ムスメに離乳食を上げるのも私の仕事です。
いやだって、母乳出ないし。
「貴方が母乳をあげるのが羨ましいので、離乳食は僕が作ります」
と妻に宣言した過去もあったりします*1。
まぁ、とは言えど離乳食も簡略化している時代です。
ベビーフードもありますしね。
そんな訳で、我が家がめっちゃお世話になっている離乳食はこちらです。
まずは米粉。
10倍粥を作る際は米粉を小さじ半分に水を小さじ5杯分、それをレンチンして沸騰を見守れば、完成です。ここに後述の野菜粉を入れれば野菜リゾット風になります。
なお、現状は7ヶ月なので、5倍粥にしています。小さじ1杯+水を5杯分ですね。
あ、米粉を取る時は調理スプーンが便利ですし、水を取る時は計量カップが便利です。 あるものは使わなきゃね。
野菜も、ドライフードを使用しています。
たまたま地方紙を読んでいたら、此処の記事があり、買い求めました。
地元を大事にすることは大切です。うん。そう信じよう。
あ、気になった方は、楽天市場内の「おんせん県おおいたオンラインショップ」もしくは、豊後大野の道の駅そばの野菜工房自社ショップで買えるようです。
オンラインショップは野菜のカテゴリーにあったので、ちょっと発見しづらいです。買って欲しいならレイアウトをもうちょっと考えて欲しいな!
粉に水を良い感じに混ぜ*2、こちらもレンジでチン。レンジは庫内を見ながら沸騰したら容器から零れる前に止める、と言う感じで動かしています。
しかしながら、南瓜や人参、トウモロコシの「ちょっと甘みのある」食材はムスメに好評でした*3。
ただ、ほうれん草は不評で二口三口食べるとそれ以上は食べ進みません。
まずいなぁ……。
いや、粉は味見する限り、ほうれん草の味がしっかりしていて美味しいのですが。
この時期、母親から供給された鉄分は既に枯渇状態にあり、鉄分を子どもに上げることは必須です。
ええい。粉ミルクと混ぜれば食べるだろう。と言う乱暴な試みでしたが、これは大成功。
「ん?」
的な顔をしながら食べています。よし。食べるのだ。赤子よ。
粉で無いのが果物なので、こちらはまず、瓶詰めに頼りました。
キューピーさん、ありがとう!
こちらは瓶を1日で使い切らないと行けないのですが、冷凍すれば問題ないみたいなので、一日分を容器に移したら、残りは製氷皿に小分けした後、冷凍です。二、三日は楽出来ます。もっとも二回食になれば殆ど一日で食べきられてしまいますが……。
この瓶食で慣れてきたら、実際に果物を冷凍保存前提で購入→自分での加工をしちゃいます。
具体的に言うとまずは神の作りたもうた食物と思えるバナナ!
皮を剥いたら、フリーザーバッグに突っ込み、ガシガシと揉む。
後々、小分けして回答しやすいように箸なんかで挟んで、溝をつければ完成。
これと無調整豆乳を凍らせたキューブを容器に移し、解答すればバナナ豆乳が出来上がり、ムスメは喜んで食べてくれます。豆乳にもアレルギーがなくて良かった!
その他は大体、良い感じの大きさに(リンゴや柿は8つ切りくらい)切ったら、そのまま冷凍です。
食べる前にすりおろしてしまえば、それで離乳食完成。勿論、熱は通した方が良いので、沸騰するまでレンジで加熱します。爆発だけは庫内が汚れるので気をつけましょう。何度か妻に怒られました。
しかし果物は面白いように食べてくれる反面、食事が疎かになりがちなんですよね。
と言う訳で、ウチの家では便秘改善を兼ね、サツマイモを茹でて潰した奴をこれまたフリーザーバッグで小分けにして冷凍。出汁と混ぜてレンチンし、ムスメに出しています。
食物繊維を大量に取っているお陰か、4日5日の排便が1日2日の快便状態に……向かってるかな!*4
なお、出汁を取るのに出汁ポットを買ってしまい、一日冷蔵庫でゆっくり抽出する水出汁に手を染めて締まっていることを、此処に告白します。
便利デスヨー。
年末年始と慌ただしく、しかし、緩やかに過ぎていきました。
改めまして、明けましておめでとうございます。
年末ですが、12/25にもなろうかと言うかなりギリギリのタイミングで、年賀状作成。ムスメが一面に映った年賀状です。いやー、百日祝いに袴風の写真を撮っていて良かったですね*1。
最近のカメラ屋さんでの年賀状作成は楽ですね。来年から利用しようかなぁ。
ともあれ、後々考えれば、自分と妻も一緒に映った「3人元気です」的な近況報告写真の方が良かったのかも知れないと思った次第です。来年はもうちょっと余裕を見て作ろう*2。
さてさて。
年末の慌ただしさは以上で、ただ、やっぱりどうしても小児科の年末年始休業に合わせると困ったことが発生。
離乳食です。
「今まで食べたことの無い新しい物を試してみて、アレルギー症状が見えたら小児科へ」が出来ないのです。
とは言え、先生方にお休みを取って頂くのは絶対良いことなので、年末年始の内は新規離乳食はお休み。まぁ、急ぐこともありません。
大晦日はYouTubeを見ながら(聞きながら?)過ごし*3、しかし、ムスメを眠らせることを考えるとカウントダウン出来ず、妻、爆睡。
23時半頃にムスメが空腹を訴えるので、ミルクをあげるとちょうど、23時55分頃終わり。
「このままカウントダウンしようか!」
いいね、と0歳のムスメが答えたかは判りませんが、ムスメ共々カウントダウンすることに。
明けましておめでとうございます、の最初の一言はムスメと交わす事になりました*4。
年始は離乳食をちょこっと食べさせた後、実家へ顔出しです。コロナ禍で帰省は自粛せよ、が叫ばれていますが其処は同じ大分県内。Uターン済組としての利点を生かしましょう。
対して残念ながら、妻の実家は県外への移動になる為、こちらは自粛。義父や義母もムスメに会いたいだろうなーと思いながら、しかして我慢して頂きましょう。気安く行き来出来る日がまた戻ってくればいいのですが。
実家は兄と妹、義弟と甥姪が集っており、兄や妹夫婦からムスメにお年玉を貰う次第。もちろん、僕も甥姪にはお年玉をあげてます。
しかし僕が小さい頃は親戚周りと称してお年玉を集めていたのですが、ムスメにとって親戚は自分の兄貴と妹夫婦、それと義理の妹夫婦*5しかいないんだよなぁ。
お年玉を喜ぶ時期になったら、弾もう*6。まぁ、甥姪にはちょっと多めに包みたく。姪っ子は幼稚園ぐらいかなぁ。
ちなみに兄貴と妹からのお年玉は嫁に渡し、お母さん銀行へと行っちゃいました。例の「お母さんが貯金しておくから」って奴です。資金運用の足しにすると思いますが。
その後は毎年の神社へ初詣。
分散参拝が言われて久しいですが、やはり地方の小さな神社はその打撃をもろに受けている感じです。いつも、石段に並んでいる人影があったのですが、今年はそれもなし。
お陰でさっとお参りすることが出来ました。
ただ、コロナ禍の影響で本坪鈴*7が取り外され、少々物足りない感に。うーん。致し方ない。
こちらには去年、「無事に子どもが生まれますように」と祈っていたので、今年は生まれたお礼と、一年間健やかに成長する姿を見守って欲しい、と言うお願いをお祈りしてきました。
尚、神社で引いたくじは小吉。まぁ、そこそこ大事大事。
一日目はこんな風に更けていきました。
二日目は出歩かず、ゆっくりと家で。
三日目は妻からの進言もあり、久々に親友の家で飲んだりゲームしたりしていたのです。
さて。
今年も育児と、再開せざるえない仕事に頑張ろう。
昨年より、おおいたパパくらぶに参加させて頂いています。
と言ってもゆるーく、何かイベントがあったらサポートする程度の参加と言う状況なので、幽霊部員とまでは行きませんが、ベンチを温めている様な感じですかね。
切っ掛けは妻とムスメと中央こどもルームに遊びにいった時のこと。
「パパサークルのメンバー募集」の張り紙があり、その後、絵本の読み聞かせの活動をしていると言う事で、どんな物かと様子見に行かせて頂きました。
ホラー系の絵本を読み出した瞬間、ムスメが泣き出すという珍事*1がありましたが、むしろそれで参加を決めたような気がしたりしなかったり。
とすると、
「育休を取っている人はその体験を聞けるのでありがたい」
などとお声を掛けて頂けているので、ありがたく、色々と行事に参加させて頂いている次第です。
まぁ、ネット検索などもそうなのですが、「自分が興味を抱いて初めて視点があう」と言う経験を改めてしています。
例えば街中のベビーカー。ムスメが生まれる迄、それ程注視していなかったなぁと今更ながら思うわけです。街にこんなにベビーカーが溢れているのに、全然気付いていなかったなぁ、とか。
ぱぱサークルも、多分、中央こどもルームだけでなく、色々なところにメンバー募集の張り紙やチラシがあったと思うのですが、それに気付いたのは「やってみようかな?」と思った昨今。うん。アンテナは高くしないとなぁ。
ともあれ、折角の機会なので、これから活動に参加しつつ、自分の体験とか重いとかも語れたらいいなぁ、と思う次第です。
男性育休を取得する人が増えることを祈って!
俺達の戦いはこれからだーーっ!
*1:それまで空腹と痛み以外泣いたことが無いムスメが泣き出したので、私も嫁もびっくりしてしまいました。怖かったのだろうか?
明けましておめでとうございます。本年もゆるゆるとこのブログを続けて行ければと思います。どうぞ、適度にお楽しみ頂ければ幸いです。
さて。
先日、ムスメが生後6ヶ月を更新し、ハーフバースディを行いました。
いやー。いつからある風習なんでしょうね。ハーフバースディ。
当然ながら自分の時は記憶に無く、じゃあ身近にハーフバースディを祝ったことがあったか? と言うと全然記憶に無いんですよね。ムスメが生後4ヶ月頃に嫁から「ハーフバースディをお祝いしたい」と聞いた時、「そもそもハーフバースディとはなんじゃらほい?」から始まったことを考えると、浸透していないお祝い事なのかな? と思います。
とは言え、やるからには頑張りますよ!
主役一人、周り二人*1でのお祝いはちょっと寂しいのですが、このコロナ禍、人を呼ぶことも難しいです。
白羽の矢が立ったのは自分の母親、そして妹夫婦です。甥と姪にも登場して貰いましょう。
残念ながら母親は所用でハーフバースディに参加出来なくなりましたが、妹夫婦が来てくれることになったので、まぁ、由とします。
お客が来る以上、お持てなしは必須です。
あと、ご飯も用意しないと。
それと……おお、離乳食ケーキ……だと……?
ネットや料理本と格闘する僕を尻目に、嫁は漫画肉ハンバーグなる、いわゆる「バエー」的な料理を作っています。
さて、自分の番です。
離乳食ケーキはその名の通り、ムスメの離乳食で使用した食材を使ってのケーキです。
材料は、米粉粥、人参ペースト、ほうれん草ペースト、トウモロコシペースト。
一ヶ月ほど離乳食を進めていましたが、年末年始で小児科がお休みな為、極端に材料を増やすことが出来ませんでした! おう。この時期きつい!
それらを100均で購入した透明なケーキカップに注ぎ→冷凍→凍ったら次を注ぐ→また冷凍を繰り返し、何とかタワー型のケーキ完成! ……いや、これケーキでは無く、アイスだよなぁ……と言うツッコミが頭の中で沸き起こりますが、無視です無視。
妻のアドバイスもあってチョコペンにトウモロコシペーストを注入。白い皿に「Happy Half Birthday!」と記載し、ケーキを飾れば……いや、ちょっと汚いですが、いいんでない、これ? 的なケーキが完成!*2
漫画肉(手前)と離乳食ケーキ(奥)です。漫画肉のインパクトに負けてる――?!
後は蒸し野菜と三種類のソース、ホットサンドを用意して――。
や、やることが多い!
でもまぁ、お客が来るまでには終わらせないと、と駆け足で準備。
そして迎えた11時頃!
ぴんぽーん。
娘夫婦の到来です。
後はご飯を食べたり、サイエンススイーツに載っていた溶けないアイスを出したり*3、桃鉄したり、ファミリーフィットネスしたり……。
桃鉄は惜しくも二位でしたけどね! くそぅ!
ともあれ、ムスメも無事、6ヶ月となりました。
まだまだ不安な日もありますが、頑張っていきます。
とうとうムスメの夜泣きが始まりました。
夜、よく寝る子どもは良い子、との言葉を何処かで聞いた気がします。
二児の母である同僚からだっけかなぁ……。
この半年間、ムスメは特に夜泣きなども無く、平和な夜を過ごしていました*1。
とは言え、黄昏泣きも経験すれば、「理不尽な泣き方」にも耐性が作ってものです。
そう、赤ちゃんが泣くのって結構理不尽なのですね。
お腹がすいたから泣く、不快だから泣く、痛いから泣くは、まだ判ります。
でも、中には「する事がないから泣く」と言う事象もあると聞きます。
考えてみれば、思い当たるような無いような……。
しかし、上気の「まだ判る」内容が動物的な本能に根ざした泣き方であれば、「暇だから泣く」は哲学的というか、人間的です。ああ、人間になっていくのだなぁ。
ちなみに夜泣きと判断したのは、ミルクをあげてから充分に時間が経っていないことからです。抱っこしたら泣き止んだしね。
そう。小腹がすいた程度でミルクをあげると、凄く飲み残しちゃんです。お陰で80ccを破棄するハメになりましたわ……。
ミルクをあげた後、オムツを取り替えるとこんもりと抹茶色の塊が見受けられました。
あー。今まで液体っぽかったうんちも、半年頃には固形便です。消化器官が成長したのか、それとも離乳食のお陰で纏まりやすくなったのか。それは判りませんが。
……と言うか、これが原因で泣いたのではないでしょうか?
ムスメ、言いたいことがあるならハッキリと言ってくれ。
と、言いつつ。
半年で本当にムスメも表情豊かになりました。
とりあえず顔と泣き声を聞くと、大体何をして欲しいのかが判ります。
眠いので泣く*2。
抱っこして欲しいから泣く*3。
お腹がすいたから泣く時は、大抵指をちゅぱちゅぱしているので判りやすいですね。
それ以外ならオムツを確認。濡れていれば交換します*4。
オムツも大丈夫なら訳が分かりません。とりあえず抱き上げて揺らして様子を見ます。
父親サークルの代表が「男性でも赤ちゃんのことが判るようになります」と豪語していましたが、なんとなくそれを実感している次第です。
そしてこの間。本当に2日前の事。
ソファに腰を掛け、ムスメをあやしていると、妻がふらりとリビングから出て行っちゃったんですね。多分、洗濯だと思うのですが。
その瞬間、ムスメがあんぐりと口を開け、「え? なんで?」みたくリビングのドアを呆然と見つめちゃったのです。ははん。コイツ、顔に出やすい性格だな?
思わず笑ってしまった僕に、ムスメは「何でも無いよ?」とばかりに笑いかけますが*5、その取り繕いも人間臭く思えてしまい、更に笑ってしまう僕がいました。
男子三日会わざれば刮目して見よ、と言えばムスメから「私、女よ」と言われかねませんが、つまりはそう言う事です。赤子半年経過すれば刮目して見よ、と言った辺りでしょうか。
本当、日々成長しているんだなぁ。
ムスメがとうとうハイハイをしました。
とは言え、「足はまだ持ち上がったまま」状態での前進なので、はいはいやずりばいと言うよりも「匍匐前進」ではあるのですが……。
それでもここまで来たんだ、とちょっとだけ感慨深く思いました*1
ムスメが生まれてようやく半年程です。
当初、天井を見てパタパタと手足を動かすか寝てるかしかしていなかったムスメが、気がつくと寝返りを打ったり、首が据わったり、お腹を中心に方向転換したりetc、etc……。
そう言えばミルクの量も最初は一回の量が100ccがやっとだったのが、次第に120……150……と数を増やしていき、今では200ccを飲みきります。いや、20~30ccは残すことが多いので、ここはまちまちですが。
離乳食にしても、今や野菜を各5グラムずつ食べている*2ので、このまま、よく食べる子に育って欲しい次第です。ああ、でも、肥満とか生活習慣病とかはならないで欲しいかな! まったく、親の欲目は限りないとはよく言った物ですね。
考えてみれば此処までの約半年。
光陰矢の如しの言葉通り、駆け抜けつつもあっという間に過ぎ去ってしまった気もします。その日その日はバタバタしてたり、大変だったりするんですけどね。今思うと、「早かったなぁ」だとか「え? もう半年?!」だったり。まぁ、人生もそんな感じですが。何かをやっている間は楽しかったり苦しかったりするのですが、思い返すと嘘みたいに一瞬で。だからこそ「苦しいのは今だけ」みたいな文言が出るんだろうなぁ、と思いつつ。そうは言っても、その時の苦しさが無くなるわけではないのですがね。
午前6時になり、ムスメがうぇーんと小さな泣き声を上げます。
朝食ならぬ、朝ミルクの時間です。
ミルクをあげている最中にログを取る為、スマホを操作したり、時間潰しにとツイッターを見ていたりするのですが、最近、ムスメがそんな自分をじっと見てきます。
「ねぇ、とうちゃん。私に構ってよ」
とでも言いたげに。
雨隠ギドさんの『甘々と稲妻』で、娘(つむぎ)が父親(公平さん)に「食べるとこ見てて」と言うシーンがあるのですが、このシーン、結構謎だったんですよね。言いたいこと判るけど、そう言う子はいるのか? って。
でも、読んだ翌年ぐらいに甥っ子が自分の母(私の妹)に同じことを言っていたり、今のムスメが「ミルク飲むところ見てろよ」ばかりに見上げてくるのを見ちゃうと、「成る程。こうやって子どもの承認欲求を満たすんだな」とかへそ曲がりなことを考えちゃったりしちゃいます。
ちょっと抑圧気味に育った自分が色々と表に出せず、背負い込みがちな性格になっちゃったので、ムスメには伸び伸びと、自分を主張出来る人間になって欲しいなぁ、と思う次第なのでした*3
まぁ、焦らず、ゆっくりと大きくなって欲しい、ムスメよ。