ファウルボールに気をつけて (original) (raw)

前来たときも思ったけど、試合間のインターバルってこんなに長かったっけ?50分もあると観客としては少し手持無沙汰になるし、第3試合終わるのが5時回って今の時期だと暗くなってしまう…でもまあ、出場チームの入退場や運営側の準備の忙しなさが軽減されるのなら、それも仕方ないか。

第2試合 正則0-5早大学院○

早大学院が背番号11の1年生左腕の高木君、背番号3の右腕古木君の完封リレーで快勝。先発の高木君はやや小柄な左スリークォーター。フォーム綺麗だな~7回を投げて被安打3四死球ゼロ、奪三振10のナイスピッチング。8回からはファーストからリリーフのマウンドに上がった古木君がエラーのランナー1人のみに抑える危なげない継投でした。

正則は背番号9の左腕田中君が先発、2回のピンチでエースの山田君がリリーフ、その後もピンチの場面で左バッターを迎えたときに田中君が再登板したりもしますが活発な早大学院の上位打線を抑えることはできませんでした。

余談ですが試合中、アカペラ応援に混じって早大学院スタンドから何やら楽器の音が。そちらを見やるとどうやらピアニカってか鍵盤ハーモニカらしい。応援で使ってるのは初めて見ましたが楽しそうでよかった。

第3試合 ○共栄学園6-2安田学園(延長10回タイブレーク)

共栄学園は接戦の末に岩倉を破り、安田学園は桐朋に快勝して勝ち上がって来ている。東東京の実力校同士の対戦で面白かった!

安田は左腕の稲葉君、共栄は右腕の首藤君、両エースの投げ合いとなったこの試合、2回にまず安田が四球に守りのミスも絡んで1点を先制すると、5回には共栄が、死球で出たランナーを単打で3塁にすすめ犠牲フライで追いつき、6回にもヒットで出塁したランナーが2死からの盗塁で2塁に進みレフトオーバーの2ベースで逆転。

その後は球数が増えてくる中で両エースが力投、首藤君が毎回ランナーを出しながらも678回の安田の攻撃を凌げば、稲葉君は789回をすべて三者凡退に討ち取り、中盤まで活発だった共栄打線を抑え込む。

9回裏。四球のランナーを1塁に置いているものの既に2アウト。しかし安田の4番増田君がセンター前への鋭い当たり、これをセンターがジャッグルする間に1塁ランナーが3塁まで行くと、5番長澤君もライト前へのライナーでヒット、土壇場で安田が追いつき、しかも前のセンター前ヒットと同じような外野のミスでバッターランナーは2塁へ…一転してサヨナラ負けのピンチを迎えた共栄でしたが、首藤君が踏ん張り6番鈴木君は三球三振!最後は割と緩く入ってきた感じの外の変化球で、バッターも意表をつかれたかな~ナイスピッチングでした。

試合は延長タイブレークへ。

共栄は送りバントと四球で1死満塁からゲッツーコースのセカンドゴロ。しまった!と思ったでしょうが、ベースカバーに入ったショートからファーストへの送球エラーで命拾い、逆にランナー2人が生還。その後も連打に連続エラーも絡んで更に2点、4点のリードで優位に立った共栄が、10回裏を無失点に抑えてそのまま勝利。最後は稲葉君の右中間を抜けるかというセンターフライを代走からセンターに入った石井君がキャッチ、1塁へのストライク返球でランナー戻れずアウトというナイスプレーでした。

共栄学園おめでとう&両チーム、特に両エース首藤君稲葉君お疲れさまでした…両エース共に先発完投、しかも延長タイブレークまでというのは最近では珍しくなった気がします。攻撃では共栄10安打安田9安打でしたが長打とか当たり良すぎたフェン直のシングルとかもあったし盗塁も多く、共栄の方が少し攻撃力で優っていたかな…

この試合は7回裏、4時20分頃から点灯試合になり、最後はかなり暗くなっていました。終盤で外野のエラーが双方に出てたのは、もしかしたらそのせいもあるのかな~ボールの見やすさとか距離感とかも違ってきそうだし。

3回戦は今日の第2試合だ3試合で勝った早大学院と共栄学園の対戦。好試合になりそうで楽しみです。