休みが終わってしまう。 (original) (raw)

長かったお盆休みも、今日でとうとう終わり。

思い返せばいろいろあったし、けっこう充実していた。

心残りなのは、作文作業が思いの外、進まなかったこと。

昨日も苦しみながらやっていたけど、全然進まない。

やり直してばっかり。

その訳は、自分が一番苦しくて言葉にしづらいこと書いているから。

それに気がついたら、その部分をごっそり書き変えてみる。

語り口というのか、話の展開の仕方というか、それをやり直す。

でも、それも行き詰まり、

最初からここまで何を書いてきたのか、その内容を確認しながら、

そして、文章をゆったりとふくらましながら手直しすることにした。

つまり、一から推敲していく作業を始めた。

何度も何度も何度も転んでしまう。

いやあ、ホント大変。

昨日、マーティン・スコセッシの『沈黙 サイレンス』を観た。

とても良かった。

リアリティとか何とかは置いといて、

登場人物の皆が口にする英語の音が妙に気持ち良かった。

あと、イッセー尾形が良かった。

映画を観てて思ったこと。

・・・考えてみれば、

日本でのキリスト教の扱いは日本だけの

特殊な状況があったということ、

島国だし、鎖国していたし。

そこで生まれた人間の外と内の葛藤がとても残酷だったけど、

ドラマチックなものだったということを

知らされました。

つまり宗教そのものが持つ壁そのものというか、

宗教とは何なのかというか、そういうものが見えました。

遠藤周作が書いた小説・・を読んだマーティン・スコセッシが映画にする

・・・という道のりをたどった感じが、

しみじみといいなと思いました。

今回upした写真は、今朝撮ったものです。

休みも終わり良ければ、すべて良し。

そういうことにしよう。