Salon de deux H (original) (raw)

有栖窯 陶芸家「中村 明久(なかむら あきひさ)」氏。

2017年 04月 07日

取扱い作品:「粉引、瑠璃、阿蘭陀、ガレナ、刷毛目、堅手、柔手、塩笥、唐人笛」など…

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全国のギャラリストや同業の陶芸家など、プロが絶賛する知る人ぞ知る、京都の陶芸家「中村明久(なかむら あきひさ)」氏。

李朝古陶磁に魅了され、それらを写すところから始め、そして消化。李朝を彷彿とさせる 粉引 や 祭器に使われた 瑠璃(るり)釉 に取り組み、また、近年では、軟磁のデルフト風 阿蘭陀(オランダ) や 英国 の ガレナ釉 を用いた 茶碗、水指し などの 茶器 を制作し発表されている。

日本から朝鮮半島、さらには欧州へ、まるでシルクロードを行く、キャラバンのような変遷をたどる 中村氏。

確かな造形力に支えられ、なめらかなスロープを描いた 李朝の 徳利 や 瓶、デルフト の 花瓶 などは、どれも形状が美しく魅力的。

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色合いも東洋と西洋をつなぐペルシャ海を思わせる 瑠璃色 や 英国のクラシカルとモダンとが調和する ガレナ釉 の 渋い褐色 の 色合いなど、ヨーロピアンな雰囲気のなかに、どこかオリエンタルで、日本の和を感じさせる。

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また、風合いでは、持つ際に独特なぬくもりを感じる 軟陶 の 阿蘭陀 など、その独自の世界観を構築した中村氏の作風は「文化でいえば、東が西に、西は東に憧れ、互いの文化の歴史を追い求めて学び、新たな表現とした時代から、最後は、故郷の京都、とりわけ日本人独特の文化、茶陶に立ち戻るという、今、まさに集大成の時期を迎えた…」と、自身の現在を語り、そう位置付けられた。

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この貴重な作品と美しい世界観に、是非、触れて頂きたく、多くの皆様からのご関心を寄せて頂ければ、幸いです。

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