8月28日（水） (original) (raw)
昨日のことだが日経が記事を出して
オレがおおさわぎ（自己評価として）したんだが
DIC川村記念美術館（オレの愛する）が
投資家ファンドの提案により（つまり株主意見としての提案）
美術館本体を25年あたまにはクローズして
いまのままの運営をおそらく終了して
東京移転あるいは美術品売却などになる可能性が高い
みたいな話で
それに対して
あの美術館とあの場所とあの庭園との
快適さ（そう！Comfortable）を知るものはついーとし
投資ファンドの決定としては当然のことだという意見や
もっとはやく美術を所有する主体をカイシャから切り離して財団法人化
しておけばよかったのにとか
あるいは川村記念の過去における重要美術品の売却事件とか
いろんなことがどんすかついったに書かれていた多方面からね
何があっても多方面の意見がどんすかでてくるあたりはまだ
この日本におけるついった（X）の健全性をしめしているが
（最低限意見出すだけは出せる場所がないと本当にまずい）
それにつけてもこの件に関連して
「いよいよ日本の現状として余裕なしなしになっており
公共の行政の経営する美術館も私営の美術館もともに
そういう美術を所有してそれを鑑賞するという方式は
成り立たなくなってきている」という
話
である
経営経済からみるとそうらしいのだが
あれなのかい固定資産税でもかかるのかい（美術品に？）
まあでもちゃんと管理して保持しつづけるのは大変なことだとは
わかるよ
昭和末期から平成から令和にかけて
日本の
低迷といわれていてもそれでも余裕があったからこそ
日本各地に美術館などが建設運営されていて
それをオレは享受してたのしんできたわけですとくに平成末期あたりから
のオレの美術への気づきですね
正確に覚えている最初のきっかけは「このパウル・クレーと
いうのは（なんじゃらほい）」という興味で
専門学校のやつらとの千葉の夏の海あそびのかえりにDIC川村にはじめて訪問
したあたりが最初だと思う
だからそれは2006です
いま
自分のWEB日記で検索して確認したからたしかです
WEB日記は役にたつねえ～～
（クレーなんだけど エゴン・シーレと間違えていたよ）
たぶんそのころになってやっと
美術とかをみるために金を使うことに使用してもいいという感覚と
カネをつかって美術をみにいくとそれまでとは違う感覚刺激があることを
学習したんだと思うのですよ2006オレは36歳だったわけだ
それまでに一人でプールにいくとか旅行するとか
あるにはあったし
美術がそこにくわわったおかげでオレは楽しみの幅が増えたわけだ
どこかに「それにふみきる」きっかけがあり
ふみきってしまえばそれをその後もつづけるようになる
（性に合っていることがわかったので）
これに対して演劇などはオレはどうもたぶん体感として
性に合っていないようでどうしても眠くなってしまう
演劇の1回性とかなんか体がうけつけない
映画はあんなに好きなのにね
美術は静かにそのままそこにいてくれるのがいい
だからオレが好きなだけじろじろ長く眺めていられる
映画はスクリーンの暗さに集中すればいい
演劇ははやくすすむしアップにもならないしなんかこう
制限（こっちが客なのにじっとしてないといけない雰囲気とか）をかんじる
お笑いライブもなんとなくそれはそれとして人間のナマの様子を
みていてもすぐ終わってしまう感覚である（1回性）
どうもナマでライブでそのときの瞬間で１回性であるしかも他人が
それを「演じて」いるものをその場でみるのがキラいなようなかんじだ
映画はナマではなくフィルム（情報）だし
音楽ライブは1回性だが見るものではなく「きくそして感じる」もの
なのでオレが「観る」ことの「視る」をもっとしたいアップでもみたい
という欲が出てくることはない
映画はアップもみれることあるしね
こういうことをくわしく述べているとだんだん
AVみるならAVのどういうシーンが好きかみたいなことになってくるのである
でもAVの話はちょっと脇においておいて
趣味としてやはりオレの場合は読書みたいなのも
家ではすすまないから出かけて
図書館で読んだり電車で読んだりするのがとてもはかどるし
出かけて
出かけてが大事だと思うし
映画も旅行も美術も
出かけていくからいいのである
そして対象がナマ人間ではない（音楽ライブの場合は「音」である）
ナマ人間の「姿」「うごき」を見にいくのはなんか違う
たぶん音は本当に好きなんだと思う車で
音なく走らせるのは好きじゃないから
だからなんどもなんども同じ音を同じ音楽をくりかえし
MP3にしてあるのをカーステにかけて
何度もきくのである
反復
知った場所にいくと落ち着くのも反復
DICがあの場所でもう訪問できなくなるならどうしても
行かないといけない