旅行4日目①台湾到着編・MSCベリッシマで行く!台湾・沖縄クルーズ7日間の旅!byふすまぱんブログ (original) (raw)
はじめに
この記事は、私たち夫婦が2024年1月にMSCベリッシマで行った「台湾・沖縄クルーズ」について書いた旅行記です。
楽しかった旅行の思い出をブログとして残すことで、少しでもみなさまが旅行される際の参考になれば、と思います。
最後まで読んでいただけると嬉しいです😊
それではよろしくお願いします。
今回から旅行4日目。 昨日とおとといは2日連続の終日航海日でした。
前回の記事はコチラ
⇩
朝~下船
7:00 部屋で起床
おはようございます。
船の部屋で目覚めました。
朝起きると、けっこう乾燥していてのどが痛かったです。船の部屋は乾燥しがちなので、何かしら対策した方がいいかもしれません。
本日は、今回の旅では初の寄港地観光。
当初は、この日の昼過ぎに台湾に到着する予定でしたが、昨夜アナウンスがあり、予定が早まりました。船はもうすぐ港に到着するようです。
本日の船内新聞
本日の船内新聞はコチラ。
今回の旅ではクルーズプラネットを通して予約しています。クルーズプラネットからもたまにお知らせを届けてくれます。
8:00 ビュッフェで朝食
観光の前に、ビュッフェで軽く朝食を食べることにします。(無料)
今日は台湾グルメをたくさんいただくつもりなので、朝はあえて軽めに。
ミューズリーにドライフルーツとナッツを加えただけのものを食べました。
◆寄港地での水分補給◆
船内のビュッフェでは、無料で水が汲めるので、寄港地観光の前に水筒などに入れて持っていきましょう。海外では、飲食店でも水は有料なことが多いです。観光しているとノドが渇くので、飲み水は必ず確保しておきましょう!
8:50 下船開始
「下船可能になった」というアナウンスがありました。急いで船を降ります。
船の下船口は、停泊する港によって異なります。階段を下りていくと、下船口への案内が出ているので、案内に従って進みましょう。
下船の際は、出入口にいるスタッフに「クルーズカード」を渡し、機械にスキャンしてもらいます。「クルーズカード」と「パスポートのコピー」は忘れずに持って下船しましょう。
特に、「クルーズカード」は持っていかないと船を降りられないので、絶対に忘れるということがありませんが、パスポートのコピーは下船時にチェックされません。忘れてしまうと「パスポートを持っていない」となり、万が一、現地でトラブルに巻き込まれたときにかなり厳しいことになるので、絶対に忘れないようにしましょう!
忘れ物をしないように! 要チェックだぜ!
下船の際は、長時間並ぶこともあるようですが、今回は比較的空いていました。下船可能のアナウンスがあってから、すぐに降りたおかげかもしれません。下船開始し始めてから、港に出るまでの時間は10分以内くらいでした。
タイミングによっては混雑しますので、注意しておきましょう。
本日の寄港地は、台湾の「基隆(キールン)」です。
基隆港には「西岸ターミナル」と「東岸ターミナル」がありますが、今回は西側に接岸。上の写真は西岸ターミナルの建物内です。
台湾のおみやげも港の中で買えます。ここで買うと割高ですが・・・。
港の中で、日本語のガイドマップを配っていました。参考に貰っておきましょう。
そして、コチラが港の建物を出たところ。
残念ながら少し小雨ですが、年季の入った建物が雰囲気ありますね😶
台湾初上陸だぜ!
悠遊カードを求めて
9:00 基隆駅へ
山の上に「基隆」を象徴する「KEELUNG」の文字があります。「HOLLYWOOD」みたいだな😓
まずは正面に見えている「基隆車站(基隆駅)」に行きます。港から徒歩10分以内くらいです。
駅に入ったところはこんな感じ。
駅の雰囲気は日本とほとんど変わりませんね。
◆中国語と英語◆
⇩ この看板を見てください。
写真の赤が中国語、緑は英語です。
よく「中国語は漢字だから、なんとなく意味が分かる」と聞きますが、「剪票口」も「月台」も意味が分からなくないですか?
でも、「Ticket Gate」、「Platform」は分かります。
他の場所でも同じようなもので、中国語の漢字を見ても、私には全然意味が分かりませんでした。台湾でも英語力は大事だと思います。
関係ないけど、奥に見える「熊の紛楽町」。 「の」だけ平仮名なのも気になる😓
基隆駅には、「悠遊カード」という交通系ICカードを購入するために来ました。日本でいうところ「Suica」、「ICOCA」、「PASMO」のようなものです。
このカードで電車やバスに乗れますし、お買い物にも使えるので、台湾に来たら最初にゲットしておいた方が良いです。
というわけで、窓口の女性に話しかけました・・・。
(画像を見せて)、悠遊カードくださ~い。
ここでは売っていません。コンビニで売っています。
交通系ICなのに、駅で売ってないんか~い😣
コンビニで買えるのは便利だとは思いますが・・・。
というわけで、歩きながらコンビニを探していると、すぐに発見。「Hi-Life」という、台湾にしかないコンビニですね。
知らないお店ですが、一目で「コンビニだ!」と分かるデザイン。早速入店します。
(画像を見せて)、悠遊カードくださ~い。
ここでは売っていません。他のコンビニに行ってください。
ここでも売ってないんか~い😣
コンビニATMで初の海外キャッシング
「悠遊カード」は売っていませんでしたが、ここで台湾の現地通貨を入手しておくことにしました。
というわけで、台湾の通貨について、少し解説を書いておきます。
台湾の通貨は?
台湾の通貨は「**ニュー台湾ドル(TWD)」です。「台湾元」と言ったりもします。呼び方は異なりますが「台湾元」も「ニュー台湾ドル」も同じものです。お店などでは「元」または「圓**」と書いてあることが多いです。ちなみに、中国本土で使われている「人民元」とは別物です。
為替レートは変動がありますが、2024年現在は「1TWD=4.5~5円」くらいです。
お店などで「元」の表記を見たら、日本円に換算すると約5倍くらいだと思っておけばよいでしょう。
100元だったら、だいたい500円くらいかな。
ニュー台湾ドルの両替について
海外旅行の時は外貨をどうやって獲得するかが問題となります。我々は、地中海クルーズのときは「WISEカード」でUSドルとユーロをゲットしました。「WISEカード」はアプリ内で両替ができ、手数料が非常に安いのでおススメです。
しかし「WISEカード」は「ニュー台湾ドル」には対応していませんでした。そこで、日本国内の市中の両替屋で「ニュー台湾ドル」を少し両替して行ったのですが、当時の仲値レートが「1TWD=4.67円」だったのに対し、両替は「1TWD=5.16円」という、非常に割の悪い交換レートでした。
市中の両替所は手数料が高いので、両替はおススメしません。
スプレッド約1円は高過ぎ😖
ATMで海外キャッシング
少しだけ日本で両替して行ったのですが、それだけでは足りないので、追加のTWDはここの**コンビニATMで海外キャッシング**をすることにしました。
海外キャッシングをするのは初めてなので緊張しましたが、全く問題なくできました。海外キャッシングは一応「借金」になるので、心理的に抵抗があるという方もいると思いますが、普通に両替するよりお得になる可能性が高いです。
今回は、繰上返済を活用することで、結果的に「1TWD=4.72円」というレートで両替できました。
個人的には、両替よりも海外キャッシングがおススメです。
◆海外キャッシングの注意点◆
海外キャッシングをする際の注意点は3つあります。
- 手数料が低いカードを使う
使うカードによって手数料が変わるので、手数料が低いカードを使用しましょう。我々は楽天カードを使いましたが、手数料などはよく変更になります。お得なカードはその時によって変わると思うので、使用される際は必ず最新情報を確認しておきましょう。 - 繰上返済する
海外キャッシングは「借金」なので利息が付きます。繰上返済をすることで利息を最小に抑えるのが、海外キャッシングを利用するポイントです。旅行が終わって帰ってきたら、すぐに繰上返済の手続きをしましょう。この手続方法も使用しているカード会社によって異なるので、カード会社に確認しましょう。
(楽天の場合は、電話で連絡して返金先の口座番号を教えてもらい、そこに振り込みます。) - 手数料が低いATMを使う
ATMによっても手数料が異なるので注意しましょう。このコンビニのATMは「國泰世華銀行」で、ATM手数料が無料だったので利用しました。「國泰世華銀行」は黄色の看板が目印です。 - DCC決済に注意
ATMを操作しているときに、「DCC決済」にするか聞かれることがあります。「DCC決済」というのは、使用するATM会社が定めたレートで両替をするというものですが、このレートには、手数料が上乗せされているので選択すると損してしまいます。
機械によって画面が異なりますが、レートについて聞かれた場合は「Defer(延期)」や「Decline(拒否)」などを選び、「Accept(承諾)」は選択しないようにしましょう。
というわけで、ここのATMで4,000TWDの海外キャッシングをしました。
- 海外キャッシングのレート・・・4,000TWD=18,674円
- もしも日本で両替したら ・・・4,000TWD=20,640円
結果的に、普通に両替するよりも1,966円もお得にTWDをゲットできました!😁
節約はこういう積み重ねが大事なのだ🧐
台湾での海外キャッシングについては、 コチラのサイトが分かりやすくておススメです。
⇩
9:25 ファミマで悠遊カードを買う
TWDはゲットしましたが、いまだ悠遊カードは入手できていないので、別のコンビニを探して進みます。
少し進むと、すぐに「Family Mart」を発見。台湾はコンビニがたくさんあって助かります。
日本でも見覚えのある看板ですね😯
台湾は、日本と同じチェーン店が多いです。上の写真にはモスバーガーの看板も写っていますね。
(画像を見せて)、悠遊カードくださ~い。
OK!
ファミマでようやく「悠遊カード」をゲットできました。
カードを作るときに発行料で1枚100TWDかかります。Suicaとは違い、デポジットではないので、この100TWDは返ってきません。
カードを作るのと同時にチャージもできるので、レジで先ほどキャッシングした現金の一部をチャージしておきます。
◆台湾での決済方法◆
台湾では、電子マネーやクレカが使えず、現金でしか決済できない店が多いです。
悠遊カードにはいくらかチャージしておいた方がいいですが、必ず現金も必要になります。現金をある程度残しておかないと、いざという時に支払いができない可能性があります。注意しておきましょう!
⇩ ようやくゲットできた「悠遊カード」。
なにこのキャラ! めっちゃ可愛くない?😆
そう? かわいいかな?
今からこのキャラは「カワイイちゃん」。 このカードは「カワイイちゃんカード」と呼びます。
というわけで、「カワイイちゃんカード(悠遊カード)」をゲットしました。
悠遊カード発行料:200TWD(約934円)
(1枚100TWD×2枚 キャッシング時のレート:1TWD=4.67円)
◆台湾のレシート◆
こちらは、ファミマで「悠遊カード」にチャージをした時、レシートと一緒に渡された紙です。
このレシートにはちょっと変わっているところがあるので解説します。
①中華民国歴
写真①のところに、「113年」と書いてありますが、これは台湾独自の「**中華民国歴」という暦です。
「中華民国歴」は中華民国が成立した1912年を元年とします。旅行時は西暦2024年だったので、中華民国歴では113年**となり、「民国113年」などと書きます。
旅行中はあまり気にすることはないかもしれませんが、おみやげの購入の時などは気を付けてください。賞味期限のところに「114年」とか書いてあるので、知らないと「???」となります。
②宝くじ
写真②の番号は「宝くじ」になっています。2ヶ月に一度、当選番号の発表があり、当選すると賞金がもらえます。
台湾では昔、お店でレジ打ちをしないで売上をごまかして脱税するという手法があったようです。コレに対応するため、「必ずレジ打ちをする」、「レシートを捨てさせない」という工夫として、レシートに宝くじの番号を印字するようになったのだとか。
とてもユニークな工夫で面白いですね😄
いっぱい買い物したけど全部ハズレたぜ😓
九份へ
9:35 バス停「基隆火車站」
船の到着時間が急遽早まったため、昨夜あわてて予定を組み直した結果、「**九份**」へ行ってみることにしました。
ファミマの目の前に「基隆火車站」というバス停があるので、そこからバスに乗ります。
バス停から見える景色。
「KEELUNG」の文字と「スシロー」が見えます。
しばらく待っていると、バスが来たので乗ろうとすると・・・。
運転手さん、乗りま~す。
○!※□◇#△!
え? 何言ってるか分かんないけど、 「乗るな!」と止められた?
そして、バスは行っちゃった・・・乗車拒否?😖 でも、今のは違うバスだったかも??
よく分かりませんが、乗せてくれませんでした。
これは推測になるのですが、ここからバスに乗る日本人観光客の多くは「九份行き」のバスに乗るのだと思います。そして、先ほどのバスは「**九份行きではなかった」ようです。つまり、我々を日本人観光客だと思った運転手さんが「これは九份行きのバスじゃない」と止めてくれたのだと思います。
乗車拒否された直後は「えっ?!」となりましたし、我々のことを勝手に「九份に行く」と決めつけているのは違和感もありますが、結果的には正解でありがたい対応でした😅**
ここはターミナル的なバス停のようで、いろいろな路線のバスが来ます。慣れていない人には難しくて間違えやすいと思います。
◆九份行きのバスのポイント
- 九份に行けるバスは複数ありますが、一番わかりやすいのは「788」という路線(他の路線だと、途中で乗り換えが必要になる場合がある)。
- 「788」の路線でも、途中の停留所までしか行かないバスもある。
- 「九份」の最寄りは「九份老街」というバス停なので、「九份老街」よりも先まで行くバスに乗る必要がある。
実際、間違えかけてしまった😓
さらにしばらく待つと、またバスが来ました
今度こそ「788」の「九份行き」のバスのようです(バス停に着いてから10分ほど経過していました)。
コチラに乗車しようとします、が・・・、
やはり日本人観光客が多いのかな? 乗車の列が全然進まない😓
みなさま、乗車に苦戦しているようです。というのも、台湾のバスは現金で支払うとおつりが出ないのです。
「え? お釣りくれないの?」となっている人で、乗車の列がいちいち止まります。
その様子を見かねた、現地の日本語を話せるおばさまが・・・、
台湾のバス。おつり出ないヨ。九份まで30元。 アナタ100元しかない? じゃあ3人分払うといいヨ。
なんか仕切り始めました😶
でも確かに言っていることは正しくて、100元札しか持っていないなら、それで3人分として払い、あとは観光客同士で現金を融通した方が、余計なお金を支払わずに済みます。(この説明で意味わかります?😓)
なにはともあれ、現地のおばさまのおかげで、乗車の列が進み始めました。
「おつりが出ない」ということについて触れましたが、「悠遊カード」にチャージをしておけば、おつりの心配をする必要はありません。電車やバスに乗る前に、必ず「悠遊カード」を作っておきましょう!
先に悠遊カードを作っておいて良かったね!
ゆうゆうかぁど・・・?😑
先にカワイイちゃんカードを作っておいて良かったね!
だよねー!😆
10:40 九份老街に到着
1時間ほどバスに乗り、「**九份老街**」のバス停に着きました。
バス代:60TWD(約280円)
(30TWD×2人分 当日のレート:1TWD=4.67円)
今回のルート
台湾のバスはむずい・・・つづく!
次回は九份を観光します。
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