手のひら駐車場日誌 (original) (raw)

Matchbox Lotus Europa

ピンクではなく、パープルメタリックとでもいうのか、あまり上品な感じがしないカラーリングのロータスヨーロッパ。レズニー時代のキャスト。

お世辞にも良いプロポーションとは言えない。

ゆるさが漂う。

ホットウィールに対抗すべく、サイケな路線に舵取りしたマッチボックスの試行錯誤の過程ととらえるべきか。

ドアは開閉ギミックが付く。

文責:SOx

気品はない。

Aoshima Nissan Silvia S110

アオシマグラチャンコレクションより、S110シルビアである。

グラチャンコレクションの売りは、あの時代のナウいヤングに流行っていたチューニングカーの雰囲気を1/64に詰め込んでいるところ。

原型を留めぬカスタム。これが実在して公道を走っていたというのだから、驚きである。

アオシマこと青島文化教材社は、静岡のプラモデルメーカー。本ブログで取り上げるのは初めてである。自分は、ウォーターラインシリーズで幾度となくお世話になっている。デコトラグラチャンなど、近年では絶滅危惧種になりつつあるチューニングカーのプラモ化に定評がある。
さすがにこの分野で一日の長があるプラモメーカーと言ったところで、ダイキャストでもそのセンスが炸裂している。

最近、中国や香港のハイエンドミニカーブランドで、街道レーサーやリバティーウォーク仕様などナウいヤング向けのチューニングカーのミニカーが流行っているが、それらにはない魅力が、アオシマグラチャンコレクションのモデル群にはあると思う。

文責:SOx

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Matchbox 1969 Ford Mustang Boss 302

直近で買ったボンネットが開くキャストの中で一番お気に入りなのがマッチボックスのこのマスタングである。

マッチボックスのムービングパーツは、どこかしらの部品が稼働するキャストで構成されたシリーズ。本車もそのムービングパーツの一台。パーツが稼働する分、ベーシックのMBXより少しお高めの価格設定になっている。

お値段の話は置いといて、なんとまあカッコいい。
メタリックブルーのボディに艶消しブラックのボンネットが映える。ボンネットはプラ製だが、それが逆に質感の違いを演出していて良い。チューニングカーと言ったところか。

ダイキャストとプラの使い分けが秀逸。灯火類の印刷が無くとも、デフォルメの一種として許せてしまう。

この凛々しさ。やりおるMBX。

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Hot Wheels Ford GT-40

2024年ホットウィールのベーシックラインより、フォードGT40。同じグラフィックで白が存在する。本モデルはセカンドカラーらしい。

グラフィックと言い、キャストと言い、これは格好良い。

とてもホット。

文責:SOx

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Tomica Mitsubishi Delica MINI

こちらも2024年トミカの新車。三菱デリカミニ。

このキャストもヘッドライトの表現が特徴的である。クリアパーツの上に印刷で、釣り目の半円ヘッドランプを再現している。これもミニカーの表現としてなかなか無かったものだと思う。

ホイールがいつものシルバーではなく、黒単色となっている。これだけで、実車の持つタフさとワイルド感を丁度良く表現している。

テールゲートガーニッシュのロゴがないのが、惜しい。でもこれは良キャスト。オヌヌメ

文責:SOx

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南半球より

FUN HO! Bedford CALTEX Tanker

『FUN HO!』は、ニュージーランドのUnderwood Engineering Co.,Ltdが製造するミニカーである。Underwoodは、1930年代から鉛玩具を製造しており、ニュージーランドでも老舗と言えるブランド。

古いマッチボックスを彷彿とさせるキャスト。

窓と内装がない古いミニカーは収集対象外というマイルールをもっているのだが、ニュージーランド製という魅力とカルテックスのカッコよさにひかれてついつい買ってしまった。

トミカと比べてこのサイズ感。3インチというには少し長いか。まあ、ロングトミカの一種だと思えば…。そこまで違和感はない。よね…。

造形はシンプル。素朴な顔。

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Hot Wheels Bugatti Bolide

ブガッティ・ボリードは、1600馬力を誇るブガッティの新鋭スーパーマシン。世界40台限定で、車両価格は約6億円だそうな。ボリードは『火球』という意味らしい。

さて、アメリカ本国でホットウィールのベーシックラインは、1台1ドルだという。6億円のスーパーカーも、ミニカーになれば他の車と同様に1ドルで買える。不思議と言えば不思議な気がする。

ゴテゴテした空力部品に身を包み、いかにも速そうに見えるマシン。ホットウィールのキャストでもその迫力が十分に伝わってくる。

フロントからリアまで、気合が入っていると思うこの造形。ベーシックラインでテールライトまで印刷があるのは、気合を入れてモデルを作っている証拠だと個人的に思っている。

文責:SOx

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