つきよのくじら (original) (raw)

帰国後会った人には「旅行中いかにわびしい食生活だったか」を訴え続けていたんですが、前回のアップでちょっと豪勢な写真が出てきてしまいましたね。しかし、実はあれは多分この旅随一の美食だったのでした。 本日は、私の愚痴が偽りではないことを証立てる写真がラストに待ち受けております。


リスボン一日目の街歩き。


広々とした歩道がそのままレストランのテラス席に。


看板のメニュー眺めてるだけでおなかが減ります。美味しそう!


リスボン市の中でも、海沿いの南側は観光地の色が強く、主要道路沿いにもお土産屋さんが散見されます。


ドン・ペドロ4世広場。


広場を睥睨するこのブロンズ像は、初代ブラジル国王ドン・ペドロ四世。


写真では見えづらいのですが。広場の円柱の前で大道芸人がシャボン玉を吹いていて、青い空に舞う虹色の珠がそれはそれは綺麗でした。


石造りの建物に囲まれても圧迫感が無いのは、とにかく道が広いから。


「七つの丘」という言い回しは欧州旧市のお約束ですが、このリスボンもまた同じ名を持つ街。少し目を転じれば、急峻な坂が広場を取り囲んでいるのが観てとれます。


こちらは、20世紀初頭に作られたサンタ・ジュスタのエレベーター。エッフェル塔を立てたエッフェルさんのお弟子さんが作ったんだそうな。


30分ほど順番待ちをして乗函。


降りた場所から更に少し階段を上がると、リスボンの街並みと海が一望に出来ます。


エレベーターの鉄塔は45メートルほどあるそうですが、やはり奥に目を遣ると小高い丘が。高低差がよくわかります。


そして、ポルトガルと言えばやっぱりエッグタルト!


お部屋に戻ると、こんな可愛らしいアイテムがお出迎え。連泊中毎日このクッキーが枕元に置いてあって、街歩きでへとへとの身にはとても嬉しいプチギフトでした。


お昼に贅沢したこともあって、スーパー探し回ってサラダ買ってナタ(エッグタルト)買って、夕飯はこれにて終了……。

夏にちょっと長めの旅に出まして、その旅記及び写真をどこにどう纏めたらいいのか……というのがここ二カ月ほどの懸案だった訳です。

キャプション作成が楽なFBと同時並行で、過去記事検索機能に優れたこちらにも格納する事にしましたが、二重作業がどれほど捗るかは少々不安な所。ま、とりあえず始めてみましょう。


何故いきなりソーセージの棚?
実は、深く強い思い出の場所思い出の品だから。


ヨルダン赴任中、直行便が無いためにここフランクフルト空港でたびたびトランジットをしていました。美味しい豚肉が無い(美味しくないものはある)緩めのイスラム教国であるヨルダンに向かうにあたって、美味しい豚肉(異教徒が食べる分にはおとがめなし)を食べたり仕入れたりする、最終拠点がここフランクフルト空港なのでした。


懐かしさと嬉しさのあまり手ブレ。


これから豚肉食の国へと向かうのに、わざわざこんなものを。そして、ドイツはノンアルコールであってもビールが美味しい。


多分これが最後のフランクフルト空港……と、感慨深く後にしました。


短い旅路なので階段エントリー。


そして、空路ポルトガルリスボンへ。


空港から地下鉄を経てホテル近くの駅へ。地上に上がると、夏の陽光に照らされた美しい街並み。


歩行者用通路が、まるで公園!


まずはホテルのレストランでチェックインまで一休み。このストローが面白くて、お砂糖を固めて作ってるんです!でも、めちゃくちゃ硬くて頑丈。「エコ」を旗印に押し付けられる紙製のストローに比べて、断然素敵。


赤身肉が美味しい。


お魚のグリルも美味しい。


そして、このリゾットがまた絶品!いきなり美食を堪能して大満足。


お部屋も風情があって素敵。
ホテルバルベルデ、後述するチャンスもまだまだあると思いますが、とても良かったです。
https://www.valverdehotel.com/


大航海時代の風情を残した街並みは、全体的にデカい!古い!綺麗!といった感じ。


あちこちにボカン!ボカン!とモニュメントが立っていて、なんとも豪儀な雰囲気でした。

Facebook、気軽なフォトブログとして結構使い勝手が良く、大量の写真をどんどんアップ出来たり一枚一枚にキャプションもコメントも気軽に付けられるところが気に入っているんですが。最大の欠点として、過去記事の検索がものすごく面倒なんですよね。そこは、いわゆる「ブログ」形式のものには到底かなわない。
「あそこに遊びに行ったのっていつだったっけ」
「確かあの事書いたような気がするけどどこにあったっけ」
という時に、ぱっと探すことが出来ないのは大きな痛手です。

という訳で、あちこちにばらけた旅の写真を、なるべくリファレンス可能なブログに集約したいなあとあがいてみるチャレンジをスタートさせてみようと思います。

まず第一弾は、2018年夏のペトラ遺跡。いやはや暑かった!当時はまだあった筈の(今は撤去されたそうです)スターバックスペトラ店(非公認)の写真を撮り忘れたのは痛恨でした。

金魚。

展示されて鑑賞される「ために」人為的に作られたいきものなのだから、こうしてプレゼンテーションされるのがある意味正しい存在意義なのだとは思うけれど。

世界を区切り隔てる不思議な透明のなにものかの中で(実際、提灯の形をしたアクリル水槽は、不均等な厚みを持たされているのか、中の金魚の見え方がレンズあるいは虫眼鏡を通したように歪んでいて、どうにも不思議ないれものでした)たゆたい蠢く大量の金魚たちを見ていたら、身体の内側がぐらぐらと不安定になっていきました。

なんとも凄い展示だったなあ。

右往左往しております。何に?フォトブログ。インスタの方でも写真はちょこちょこ上げているのですが、あちらは基本食べ物で纏めたい。ついつい長くなりがちな旅記も、インスタよりはブログがいい。
という訳で、膨大な写真と吐き出したい文章を抱えてあっちのサイトこっちのSNSと右往左往しているのですが、やっぱり最終的に戻ってくるのはここ、はてなダイアリーという事になるのでしょうか。
昔作成したアカウントの残滓がきっとネットのどこかに漂っている筈ですが、まあそれは無かった事として新規まき直し(実は、ヨルダンに行った頃に2~3個記事書いてそれっきりになっているブログがはてなにあった筈……すみません、近いうちに再起動します)。

まずはご挨拶がてらの一枚。

貴船の夏

よろしくお願いします!