父の命日 (original) (raw)

今日は31回目の父の命日です。まだ、実家に帰れば会えそうな気がするのに、いなくなってからもう30年以上経つとは信じられません。もっとも、実家ももうありませんが。

でも、感染症が流行っているのにマスクをするなとか、年寄りは早く死ねと言わんばかりのこんな理不尽な世の中に、父も弟も生きていなくて良かったかもしれないと思います。二人共きっと激怒していたことでしょう。

親が認知症になり、「ああなってまで生きていたくない」などと言う人も多いですが、どんな人でもいざそうなった時、「生きていたい」と言うだろうと思います。生きるのは本能ですから。

自分はそう思わないと言う人は、まだ若いというのもあるかもしれませんが、想像力が足りない。「死んだほうがマシ」と言う人は、本当に死にたいですか?自分がそうなった時の事を想像していないから、そんなことが言えるのではないですか?

今の惨状は高齢者が悪いのではなく政治が悪いのだから、例え高齢者がいなくなっても、だからといって若者が救われるわけではありませんよ。何も変わらないか、もっと酷くなるかです。

それを分からずに、政府の世代間分断のプロバガンダに踊らされる人達は、自分が高齢者になった時、当然しっぺ返しが来ます。今より酷いかも。何歳で強制的に死ねという法律ができたりするかもしれない。

自分自身が幸せな老後を送るためには、今の高齢者を苦しめるような事はしてはいけないのですよ。締め付けや負担はどんどん増えていくのだから、自分が高齢になった時には、もう自殺したくなるくらい酷くなっているかも。

年金も減らされ、生きていたくても庶民はとても生きていられない負担地獄になるでしょう。今でさえそうなんですから。

とにかく、想像力を働かせて欲しいですね。今の高齢者を痛めつければ、当然そのつけは自分に返ってくるのですよ。何倍にもなって。それを覚えておいて欲しいですね。

寝たきりとかでなくても、歳を取れば誰しも、どこかしら具合が悪くなります。皆歳を取るのだからこそ、安心して医療にかかれる国の方がいいに決まっているではありませんか。

それができない政府、できない事を高齢者のせいにしている政府が無能なのだから、文句があるなら政府を批判するべきです。

選挙権を持ったら、政治に無関心でいてはいけません。せめて選挙くらいは必ず行きましょう。行かないから、今こうなっているのですよ。

父の命日の話から、選挙の話にまで飛躍してしまいましたが、高齢者は早く死ねというような世の中を、未来に残したいですか?

父達も戦後必死で、日本を復興させる為に働いて来たのでしょうが、まさかこんな酷い日本になるとは思ってもいなかったでしょうね。日本をダメにしたいという統一教会と手を結んだ自民党の罪。こんな日本では、子供なんか産んだって可哀想なだけですね。

滅びろ、日本!と思いますよ、マジで。

でも、父と母がせっかく平和ないい時代に私を産んでくれて、今こうして生きているという事は、平和な良き時代を後世に伝えなさいという意味に他ならないと勝手に思うので、もう少し、希望を持って頑張ろうかと思います。

いつか、宇宙空間で父や弟と再会する時には、「いい日本になったよ」と報告できるといいなと。