新しいアクションカメラでVlogを撮ってみた (original) (raw)
DJI OsmoAction4がとっても良すぎた
春に購入して自転車の車載動画を撮ったり、インタビュー動画のサブカメラとしてつかったり、さらにドイツと中国で歩きながら風景を撮影したりと、最近おおいに活用していたのがOsmoAction4です。
あまりに気に入っていて、さらに活用するにはどうしたらいいかとこのところ情報を集めていました。
そこで今年初めに出ていたDji Mic2がとても便利そうだと思いました。
外部マイクやワイヤレスマイクをつけて、より音質の良い動画を撮るというのは以前から考えていました。春に撮ったうめきた、グラフロ広場から始まる通勤自撮り動画も、マイクアダプタをかませてオーディオテクニカの外付けマイクをつけています。たしかに音はきれいに入るのですが、音量が小さくなってしまったり、マイクのせいでカメラがより目立ってしまうなどのデメリットが気になり、そのうち使わなくなっていました。
Dji Mic2が優れているのは、ブルートゥースでアクションカメラやスマホと接続して使える点です。ちょっと高いけどこのマイクをぜひ使ってみたいと先月くらいから思っていました。
Osmo Pocket3ならマイクがセットでついてくる
Dji Mic2は性能は素晴らしいのですが、類似の他社製品に比べてけっこう割高です。マイク2個とレシーバーのセットで5万円以上になります。この値段のために購入を躊躇っていましたが、よく見るとOsmo Pocket3なら、マイク1個もふくめたセット(クリエイターコンボ)が用意されています。ひとまずこれを購入して、DjiMic2とOsmoPocket3を使ってみることにしました。
Vlog撮影たのしい!
1)大学の研究室で本棚を紹介
とりあえずOsmoPocket3とDjiMic2の操作になれるために、まずは身の回りのものを撮ってみました。
研究室内の自作本棚を紹介しています。
自室内なのでそれほど大きく声を張っていませんが、ほどよい音量で録音できています。画質も4Kなので、一眼レフで撮った動画とあまり差がないように見えます。
画角はOsmoAction4に比べてだいぶ狭いのでこういう狭い部屋の撮影には向いていないのですが、附属のワイドレンズをくっつける(文字通りカメラのレンズに磁石で貼りつけます)とこのくらいの画角で撮れます。
2)東京出張時の街歩き
ちょうどいま取り組んでいた、教科書の改訂作業のため東京に出かけていました。
ふだん東京は学会で大学に行くか、実家に帰る際に乗り換えるだけなのですが、録音スタジオが竹橋にあるので、東京駅から地上を歩いて、都心の風景を撮ってみました。
整備された東京駅前の広場や箱根駅伝のスタート地点である読売新聞本社など、ふだんぜんぜん見ない東京の風景を楽しむことができました。
この動画では、ノイズキャンセリング機能を使っていないので、あとで音声の調整に苦労しました。
昼間の風景はもちろんきれいに撮れます。
夜間の撮影でもかなりきっちり撮れています。
けっこう暗い場所ですが、にじみなどは最小限です。
センサーのサイズが違うので夜間撮影はOsmoAction4よりも得意らしいです。
3)熊本旅行
それから10月半ばに学会出張で訪れた熊本の街も撮ってみました。
熊本は初めて訪れるので非常に楽しみにしていて、期待以上に良い街だと思いました。
体調が悪く、ずっと鼻がつまっていて声がふだんの半分くらいしか出なくなっていたのですが、DjiMicをつけていたため小さい声もしっかり撮れていました。
以下ハイライトです。
OsmoPocket3の画質がすごい
今回は首から下げたマウントにカメラを固定して歩きながら撮っていたのですが、とくにこちらで操作をしなくてもカメラ側で勝手に被写体にピントを合わせてくれます。このオートフォーカスの精度がすごいです。
動画の中から切り出してみますが、たとえばこの場面です。
iPhoneの撮影画面にピントが合っています。
スマホを下ろすとすぐに猫と庭にピントが合います。
こちらも。デパートの前でスマホを取り出します。
スマホを操作していると、スマホ画面にピントがぴったり合います。
上記の場面を動画でチェックしてもらうとオートフォーカスの精度が実感できるかと思います。
今回はOsmoPocket3を買ってみて、3つのVlog撮影を例に使用感をまとめてみました。
ドイツや中国で大活躍したOsmoAction4と同様、使っていて楽しいカメラだなと思いました。またどこかで街歩きやサイクリングなどの動画も撮ってみたいと思います。