【元旦四国旅その②】四国村観光&原型エンジンのキハ40系で徳島入り (original) (raw)
あらまし
2022年は愛車がエンジンブローしたり、野生動物とぶつかったりと、何かと厄介な年だった。
どこかで厄をつけてしまったのかもしれない...
そういえば、徳島県には御利益のある厄除け寺があるらしい。
2023年こそは厄のないハッピーな年にすべく、厄払いもかねて初詣に行ってきた。
今回は元旦営業の四国村を満喫し、原型エンジンのキハ40系で徳島へ向かいます。
四国村を満喫する
はるばる四国まで来たのに初詣だけして帰るのはもったいない。
とはいえ今日は1月2日、賑わっているのは神社くらいだろう...
と思っていたが、四国村ミウゼアムという所はやっているらしい。
四国村とは?
四国村ミウゼアムとは、四国各地で使われていた建築物の博物館だ。
香川県出身の実業家、加藤達雄氏が四国全土から集めてきた、33の建物が展示されている。
主な展示物は古民家で、時代背景や使われ方、特徴などを解説したパネルが各所に設置されており、当時の四国の民の生活をうかがい知ることができる。
みどころ1:ほぼすべての建物に入ることができる
四国村ミウゼアムでは、ほぼすべての建物に入って見学できる。
これは徳島県の祖谷で使われていたかずら橋だ。
かずら橋は3年に一度に架け替えられる。
これは現役を退いたかずら橋を移設したものだ。
実際に渡ってみると床板?の木と木の間隔が広いことに驚く。
よく揺れるのでアトラクションみたいで楽しかった。
チー牛的に最も面白かったのは醤油蔵だ。
香川県は原料となる塩や大豆が豊富に撮れたことから、古くから醤油の産地として有名だった。
そのため数多くの醤油蔵があり、その一つが四国村に移設されている。
醤油瓶のラベルにも色々あるらしい。
円形のデザインは列車のヘッドマークを連想させる。
こういうの見ると集めてみたくなる。
味比べをしてみるのも面白そうだ。
こっちは囲炉裏、1月の囲炉裏は暖かかった。
みどころ2:可愛らしい村民たち
館内の各所に小さな動物の石像が設置されている。
そして石像の脇には、短い物語が書かれたパネルが設置されている。
石でできたペンギンも、ストーリーと一緒に見ると生きているように見えてくるから不思議だ。
子供でも楽しめると思った(子並感)。
パネルには2022年と書かれているので、物語の内容は毎年変わっているのかも。
みどころ3:古民家を改装した美味しいうどん屋さん
四国村ミウゼアムの目の前には「わら家」という うどん屋がある。
「わら家」は茅葺屋根の古民家を改装した店舗で営業している。
また、この建物は四国村に移築された建物の第一号だ。
わら家はgoogle mapで4.1*1の評価を獲得している人気店でもある。
馬鹿舌のチー牛にはうどんの味の良し悪しは分からないが、ゴムみたいに弾力のある麺は非常に食べ応えがあった。
量も結構あって満腹だ。
なんだかんだ四国村で1日潰れたので、後は本日の宿がある徳島に向かうだけ。
しかしながら、安直に特急で徳島入りするのも面白くない。
そういえば、高徳線では原型エンジンのキハ40系が走っていたはずだ。
原型エンジンのキハ40系は希少、絶対そのうちなくなるので、乗れるときに乗っておこう。
いまから乗れる便だと、19時20分高松発の367Dに充当されるらしい。
この列車、徳島到着はなんと22時07分。
特急なら1時間、普通列車でも最速2時間ちょっとで走る区間を3時間近くかけて走破する。
原型エンジンのキハ40系は圧倒的に遅いのだ。
シートは赤色のモケットだ。
国鉄型車両のシートで赤色と言えばグリーン車、座り心地もこないだ乗ったノスタルジー号より心なしかいい気がする。
このシート、このエンジン音を長時間楽しめるなら、電車オタク的には全然OK。
いや、直角座席に3時間は普通に辛かった...
徳島着。
次回は旅のメインディッシュ、正月三が日のみの臨時特急「やくおうじ」で薬王寺に参拝します。
*1:2023/11現在