連載第六講『ヨハネの黙示録解明講義』『天宙平和統一王国時代・2001～2012』黙示録8章の解明 (original) (raw)

『ヨハネの黙示録解明』を文亨進二代王様御夫妻・文信俊三代王様御夫妻に捧げます。

●はじめに

前回は『氏族メシヤ家庭教会時代・1960～2000』について解説しました。
そして、その結実が2001年『神様王権即位式』です。

今回の『天宙平和統一王国時代』は『神様王権即位式』に始まり、清平聖地に実体的な神殿「天正宮」が創建され、『文鮮明師聖和』に至る2001年～2012年の解明となります。この時代に該当する『ヨハネの黙示録』は第八章（一章のみ）です。

この時代圏は、統一教会にとって栄光の実りの時代であるべきでした。ところが、黙示録第八章の黙示内容が、栄光とは程遠い、試練と苦難、闘争の色調（七つのラッパ）をおびていることに驚かれることでしょう。『成約摂理略年表』は表の摂理史ですが、『黙示録』は通常は表にでてこない『成約摂理裏面史』に対応していることが理解できます。

この時代は、文鮮明師の後継者争いに、韓鶴子総裁清平グループがくわわり、熾烈な内部抗争があった事実は否めません。しかし、日本の一般信徒は、これらの事実を何も知らなかったのです。

眼を背けたくなる展開ですが、正統摂理史を構築するために、真実の開示は避けてはとうれないのです。

それでは、本論の解明に進みましょう。

●解明01 『天宙平和統一王国時代・2001～2012』

⇒「成約時代の摂理的同時性」と「ヨハネの黙示録」対照図

●解明02 『天宙平和統一王国時代・2001～2012』

⇒「成約摂理略年表一覧」

2001（0101）祝福中心家庭の名で報告祈祷する時代
2001（0113） 「神様王権即位式」（韓国）
2001（0127）4億双第2次国際合同祝福結婚式（ニューヨーク、他）
2001（1115）「天一国国民証」発給宣布（韓国）
2002（0301）「霊界肉界総統一宣布式」（米国・ハワイ）
2002（0427）14万4000双超宗教超国家聖職者祝福聖婚式（米国・ワシントン）
2002（0703）180万双超宗教超国家聖職者祝福聖婚式（米国・ワシントン）キリスト教とイスラームの和解を中心とする2100万双超宗教超国家聖職者祝福聖婚式（米国・ニューヨーク）
2002（1105）「天一国平和統一平定時代の到来発表」宣布（韓国・中央修練院）
2002（1229）文鮮明総裁、34年間に渡る米国摂理を終えて韓国に帰還される 2003（0206）「天地父母様天一国開門祝福聖婚式」（韓国・天城旺臨宮殿）
2003（0518）エルサレム宣言（イスラエル・エルサレム、米国牧師団132名を中心に十字架を埋葬する儀式を行う）
2003（0713）4億双第4次国際合同祝福結婚式（韓国牙山、他）
2003（1222）「イエス様の平和の王戴冠式」及び「エルサレム平和大行進」（イスラエル・エルサレム、2万名参加）
2004（0413）「カイン・アベル釈放」宣布（米国・ニューヨーク）
2004（0418）『天聖経』奉献式（米国・ニューヨーク）
2004（0419）「安着侍義の日（安侍日）」宣布（米国・ニューヨーク）
2004（0505）「双合十勝日」制定（後天時代出発宣布）（韓国・麗水）
2005（0214）「天宙統一平和の王戴冠式」（韓国・天宙清平修練苑）
2005（0715）「2005ピースカップコリア・国際サッカー大会」（～24、韓国）
2006（0613）「天正宮入宮式」及び「天地人真の父母様天宙平和の王戴冠式」韓国2007（0706）『平和訓経』完成宣布（韓国）
2008（0225）「クイーンガーデン」奉献式（米国・ハワイ）
2008（0319）文孝進様世界聖和式
2008（0418）文亨進様「世界平和統一家庭連合」世界会長就任（韓国・天正宮）
2008（0719）真の父母様御一行搭乗のヘリコプターが不時着事故（韓国）
2008（1109）文鮮明総裁「世界平和統一聖殿」の名で「天福宮」と揮毫される（米国・ラスベガス）
2009（0115）「万王の王神様解放権戴冠式」（韓国・天正宮）
2009（0131）「万王の王神様解放権戴冠式」（韓国・天正宮、米国・ﾏﾝﾊｯﾀﾝｾﾝﾀｰ）2009（0309）文鮮明総裁自叙伝『平和を愛する世界人として』発刊（韓国）
2009（0802）文顕進様が「ＵＣＩ理事職」から金孝律氏と朱東文氏を解雇。
2009（0910）文顕進様、米国ラスベガスで文鮮明師と最後の面談。文鮮明師は顕進様に「ＵＣＩを元に戻しなさい（財団資産返還要求）」と言われる。顕進様「分かりました」と返事をしたものの実行せず（＊文鮮明師と決別）。
2009（1002）文鮮明師、郭錠煥氏に「顕進を連れてきなさい。来ないなら全淑を離婚させても連れてきなさい」と指示（郭錠煥氏への「イサク献祭」指示）。
2009（1123）文鮮明師が文亨進様に『統一教福』揮毫を下賜される
2009（1206）郭錠煥氏、この日の天正宮訓読会を最後に文鮮明師と決別。
2010（0207）「八大教材教本」確定
2010（0214）「天暦」の出発を宣布、2010年が天基元年となる
2010（0221）「世界本部教会（天福宮天心統一教会）奉献式」（韓国・ソウル）
2010（0429）「アベルUN定着戴冠式及び金婚式」（韓国・天正宮）
2010（0605）「真の父母様宣言文」（代身者・相続者は文亨進）（韓国・天正宮）「万王の王はお一人の神様、真の父母様もお一人の父母、万世帯の民も一つの血統の国民であり、一つの天国の子女である。天宙平和統一本部も絶対唯一の本部だ。その代身者・相続者は文亨進である。その外の人は、異端者・爆破者である。以上の内容は、真の父母様の宣言文である」（2010.6.5 文鮮明：印）
2010（0708）「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」（韓国・天正宮）
2010（0801）「真の父母様み言八大教材教本（天福函）伝授式」（韓国・天福宮）2011（0305）「天地人真の父母定着実体み言宣布天宙大会」（米国・ラスベガス）2011（0525）「真の父母様宣布文」
2012（0322）「清心平和ワールドセンター」奉献式（韓国・清平）
2012（0326）「カイン・アベル世界統一宣布式」（米国・ハワイ・キングガーデン）2012（0414）「特別宣布式」（米国・ラスベガス天和宮）韓鶴子女史、神様と文鮮明総裁に絶対信仰、絶対愛、絶対服従することを宣誓する敬拝を行う
2012年4月（ソウル成和社でみ言改竄指示）韓鶴子総裁は金孝律氏と成和社を訪れ、最新発行された『文鮮明御言選集』22巻の改竄を指示。その後、不都合なみ言を削除した改訂版が発行されるも、内部告発で悪事が暴露する。2012（0509）文国進統一教維持財団理事長（当時）「『強い日本』成年学生大会」で「強い韓国と日本」と題して講演（日本・東京）
2012（0701）「日本新氏族的メシア3600名原理本体論30日特別教育」～30日韓国
2012（0606）「四次元入籍宣布式」（米国・ラスベガス・天和宮）
2012（0716）「アベル女性UN」創設大会（韓国・清平平和ワールドセンター）
2012（0903）「文鮮明葬祭天宙聖和」（午前1時54分、韓国・清心国際病院）
2012（0915）「文鮮明天地人真の父母天宙聖和式」（清心平和ワールドセンター）

●解明03 『天宙平和統一王国時代・2001～2012』

⇒「重要摂理項目と黙示ポイント」

小羊が第七の封印を解いた時、半時間ばかり天に静けさがあった。（黙示録8章1節）

○『神様王権即位式』奉献条件

1）再臨主（第三アダム）の勝利⇒『八定式』奉献（メシヤ宣布）

2）**エバの勝利条件**⇒文鮮明師から韓鶴子総裁に表彰牌授与（1999/6/14）

3）子女の勝利条件⇒文顕進様「世界原理研究会：世界会長就任（2000/6/17）
⇒＊2001年段階での後継予定者は文顕進氏でした。

4）サタンの屈伏⇒サタン完全屈伏の日（ルーシェルが謝罪）（1999/3/21）
＊南米摂理は霊界解放のための条件摂理であった。

御使はその香炉をとり、これに祭壇の火を満たして、地に投げつけた。すると、多くの雷鳴と、もろもろの声と、いなずまと、地震とが起った。（黙示録8章5節）

○参考聖句

1）再臨主の聖誕 ⇒『いなずまと、もろもろの声と、雷鳴』（黙示録4章5節）

2）文亨進様が二代王としての位置を位置を復帰される
⇒『もろもろの声・雷鳴・地震・大粒の雹』（黙示録11章19節）

3）文信俊様が三代王として立たれる
⇒『いなずま・もろもろの声・雷鳴・地震』（黙示録16章18節）

○文亨進様が真の血統後継者である事の立証

1）文顕進様（郭グループ）⇒**文鮮明師からの離反確定（財団資産分離収奪）**

2）文鮮明師が文亨進様を「世界平和統一家庭連合」世界会長に任命就任
（2008年4月18日）

3）真のカイン・アベル一体化宣布（文鮮明師は文國進様と亨進様が天宙的カイン・アベル一体勝利を認め特別儀式を挙行奉献した

4）三度の「万王の王神様解放権戴冠式」で平和神経のみ言を賜る

5）真の父母様宣布文公布（2010年6月5日）
「万王の王はお一人の神様、真の父母様もお一人の父母、万世帯の民も一つの血統の国民であり、一つの天国の子女である。天宙平和統一本部も絶対唯一の本部だ。その代身者・相続者は文亨進である。その外の人は、異端者・爆破者である。以上の内容は、真の父母様の宣言文である」（2010.6.5）

第一の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、血のまじった雹と火とがあらわれて、地上に降ってきた。そして、地の三分の一が焼け、木の三分の一が焼け、また、すべての青草も焼けてしまった。
第二の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、火の燃えさかっている大きな山のようなものが、海に投げ込まれた。そして、海の三分の一は血となり、海の中の造られた生き物の三分の一は死に、舟の三分の一がこわされてしまった。
第三の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、たいまつのように燃えている大きな星が、空から落ちてきた。そしてそれは、川の三分の一とその水源との上に落ちた。この星の名は「苦よもぎ」と言い、水の三分の一が「苦よもぎ」のように苦くなった。水が苦くなったので、そのために多くの人が死んだ。
第四の御使が、ラッパを吹き鳴らした。すると、太陽の三分の一と、月の三分の一と、星の三分の一とが打たれて、これらのものの三分の一は暗くなり、昼の三分の一は明るくなくなり、夜も同じようになった。（黙示録8章7節～12節）

1）文顕進氏の背信 ○2009年8月2日（財団クーデターで資産私奪）
⇒文顕進様がＵＣＩ理事から金孝律氏と朱東文氏を解任。郭グループが掌握したのは協会全資産の約6割といわれる。
○2009年9月10日（**文鮮明師と最後の面談**）
⇒文鮮明師から教会資産を返還するよう要請されたが了解せず。

2）郭錠煥氏の離反 ○2009年10月2日（**文鮮明師からのイサク献祭指示**）「全淑（娘）を離婚させても顕進をつれてきなさい」
⇒指示に従わず。
○2009年12月6日 天正宮訓読会を最後に文師と離別。

3）**韓鶴子総裁（＋金孝律氏）の背信** ○2012年1月19日（文師は幹部に絶対服従のための「特別儀式」挙行）
⇒金孝南が韓鶴子総裁他幹部とともに、霊的役事を挙行したことに対し、幹部4名に対して絶対服従を誓わせる。
○2012年4月（ソウル成和社でみ言改竄指示）
⇒韓鶴子総裁は金孝律氏と成和社を訪れ、最新発行された『文鮮明御言選集』22巻の改竄を指示。その後、不都合なみ言を削除した改訂版が発行されるも、内部告発で悪事が暴露する。