すべり込み浴衣 (original) (raw)
今日は「白露」
露が降り白く光る季節、という意味だそうです。
秋の入り口という事ですが、毎度ながら暑さが続きますね。
ということで、8月に載せられなかった浴衣姿をすべり込みで。
MYOUDOLL/Delia(40㎝クラス)
すべり込みというか、浴衣は何月まで着られるのか?
21世紀の今はそんなこと大して気にする必要は無いのですが、
一応、和装の作法の様なものはあって、浴衣の季節は9月初旬までだそうです。
現代の衣替えは、明治時代、洋装が周知されてから作られたものとされますが、
昔は、夏と冬だけでなく、装いの季節はもう少し細かく分かれていました。
和装の季節は、
1、盛夏(7~8月)
2、初夏初秋(6月と9月)
3、それ以外(10月~翌年5月頃)
夏場は、麻の生地の着物、冬場は、ウールや木綿など。
裏地を付けない単(ひとえ)に対し、裏地を付けて暖かく着る袷(あわせ)など。
エアコンの無い昔は、着物の着方で色々季節を調整していたのですね。
色々書きましたが、今どきなら年中浴衣着たって良いと思ってます(笑)
着物にスニーカー合わせる時代だし。
伝統も時代とともに形を変えて行くものだと思いますしね。
私事ですが、浴衣は自力で着られるけど、着物は着られない。
帯がねー、難し過ぎるんですよねー、お太鼓も満足に結べない…
ほんのわずかの貴重な過ごしやすい季節、着物でお出かけするのが夢です。