戦略家ケンのコンサルティングファーム (original) (raw)
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先日、**イーロン・マスク**が設立したスペースX(SpaceX)は、大型宇宙船「スターシップ」の3回目の打ち上げに成功しました。まだ無人の試験飛行ですが、すばらしいですね。日本も不発が続いていますが、負けずにがんばってほしいです。
やっぱりすごいぜイーロン・マスク。
ということで、彼の偉業をみてみると
ペイパル(PayPal)創業。
テスラ(Tesla)創業。
スペースX(SpaceX)創業。
そして、ChatGPTで有名なオープンAI(OpenAI)創業にも携わったと言われています。
しかし、
最近、電気自動車(EV)シフトを主導してきた米テスラ(Tesla)は苦戦しています。株価も2024年初来30%近く下落しています。創業者の**イーロン・マスク**は世界の長者番付1位からも脱落してしまいましたね。
日本は電気自動車(EV)が普及していないのであまり実感が無いと思いますが、地球温暖化はまったなしの状況です。少々時間はかかると思いますが、**カーボンニュートラル**への追い風もあり、まだまだ世界各国のEV自動車普及率は上がっていくと考えられます。
ただ、中国のBYDや米GM、米リビアンなど様々なメーカーが、次々と新しい電気自動車を投入してきており競争が激しさをましてきています。さらにはEV市場自体の需要の伸びの鈍化も懸念されており、
はたして、みんな大好き米テスラ(Tesla)は大丈夫なのでしょうか?
スペースX(SpaceX **)**の方に話を戻します。
スペースX(SpaceX **)**は、イーロン・マスクが設立した世界を代表する宇宙開発企業です。
スペースX(SpaceX )は、どんな会社なのでしょうか?
まずはロケットの打ち上げ。
独自開発の低コストのロケット「ファルコン9」、「ファルコンヘビー」を何度も打ち上げています。
そして、宇宙船での宇宙旅行。
2021年12月に国際宇宙ステーションに行ったZOZOTOWNの前澤さんもスペースXの月旅行に行く予定になっていますよね。
そして、大型宇宙船(スペースシップ)の開発。
2021年には米航空宇宙局(NASA)から「アルテミス計画(人類を再び月に送る計画)」の機体の建造の委託を受注しています。
そして、**通信衛星スターリンク(Starlink)**のサービス。
今回私が注目するのはこの**スターリンク(Starlink)**です!
この**スターリンク(Starlink)**は多数の小型人工衛星を連携させた運用システムで、
衛星コンステレーションとも言われます。
小型通信衛星を地球低軌道上に打ち上げて高速で低遅延なブロードバンド通信を地球上のどこでも利用できることを目指しています。この小型衛星は現在4,500 機ありますが、4 万機以上にする可能性があると言われています。
スペースX(SpaceX **)**のインターネットサービスは、30〜50cmのアンテナを空が見える場所に設置すれば、地球上どこでも簡単にWi-Fi環境にすることができるというものです。
今回の**令和6年能登半島地震**では、停電や設備の故障で広範囲で通信障害がおきました。その際、スペースX(SpaceX)と提携するKDDIとソフトバンクがスターリンクの受信アンテナ700台を各地の避難所などに無償提供してくれて、被災者はネット通信をすることができたそうです。
ロシアから軍事侵攻を受けている**ウクライナ**でも通信確保としてスターリンクが使われていることで注目されています。
災害の備えとして考えても、**スターリンク(Starlink)**は本当にすばらしいシステムですね。
Starlink用の人工衛星が、宇宙のどこの場所にあるかを確認することができるマップがあります。ちょっとこれ見たらビビりますよ。
※ここが脳汁ポイント!!
https://satellitemap.space/?constellation=starlink
※satellitemapHP参照
※ちょっとこのマップに関して私は裏がとれていないので、参考までとしてください。詳しい方はどなたか教えていただけるとうれしいです。
**イーロン・マスク**は、このスターリンクの機能はTesla(テスラ)のクルマからでも利用可能になると語っています。
私が注目するのはココ。
これがつながれば自動運転の遠隔操作ができるのではないでしょうか。
世界のインフラの軸が**スターリンク** (Starlink)になるのは時間の問題な気がします。
もしかしたら、高齢者の運転支援、タクシー・トラックなどの無人配送など世界の車を牛耳るトップ企業はテスラ(Tesla)なのかもしれません。
まとめ
イーロンマスク率いるスペースX( SpaceX )が運営するスターリンク(Starlink)は小型人工衛星を連携させた通信運用システムで地球を覆うシステムを目指している。
イーロンマスク率いるテスラ( Tesla)はただの**電気自動車(EV)**メーカーではない。
ちょっと想像しただけで夢があってゾクゾクしますね。
今日は脳汁出ましたか?
今回は相当執筆に時間がかかりました、汗。
これがわかれば人生OK牧場! ※コンサルティングファームだけに(笑)
脳汁出た方はブログのいいね、Xのリポストお願いします。
ではまた。
※投資は自己責任でお願いします。
人生という名の畑を耕していく。耕していく。
最近、インド人の先生から英語を習い始めた戦略家ケンと申します。
2023年の世界人口ランキングの1位がインドだということは皆さんご存じですね。
1位がインド (14億2,862万7,663人)
2位が中国 (14億2,567万1,352人)
3位がアメリカ (3億3,999万6,563人)
4位がインドネシア(2億7,753万4,122人)
5位がパキスタン (2億4,048万5,658人)
出展:国際連合人口部
最近は、大人はインド投資、子どもは数字に強いインド式勉強法など「インド」の話題が絶えませんね。そのせいなのか、近所の閑古鳥が鳴いていたインドカレー屋さんが、最近は家族連れで連日賑わっています。
私はインドカレーが大好きですが、
よく酒のつまみで購入する亀田製菓(株)の「亀田のかれーせん」も大好きです。
ご存じの方も多いと思いますが、
「柿の種」で有名な亀田製菓(株)の 代表取締役会長CEOは、
インド出身のジュネジャ・レカ・ラジュさんです。
https://www.kamedaseika.co.jp/company/message/
※詳細は亀田製菓HP参照
亀田製菓(株)の前会長さんに目をつけられて2020年に副社長になり、それから2022年に会長になられた逸材です。日本のせんべい(米菓)を日本から世界へ向けて「グローバルフード」として展開しています。
わたしも、小さい頃から「亀田のかれーせん」にお世話になっておりますが、
最近少し美味しくなったのは気のせいじゃなかったのかもしれませんね。
というわけで、
日本企業のインド出身の経営者を紹介しましたが、今日のテーマは「インド」。
世界企業に目を向けるとびっくりするほど有名な企業にインド出身の経営者が連なっていることがわかりました。
シャネル(CHANEL) CEO
Leena Nair リーナー・ナーイル
出展:Wikipedia
https://it.wikipedia.org/wiki/Leena_Nair
やっぱり5番の香水が大好きです。
スターバックス CEO
Laxman Narasimhan ラクスマン・ナラシンハン
出展:Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Laxman_Narasimhan
やっぱりスターバックスラテを注文してしまいますよね。
Google (Alphabet) CEO
Sundar Pichai スンダー・ピチャイ
出展:Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Sundar_Pichai
Sundar Pichai(@sundarpichai) / X
みんな大好きグーグル検索、YouTubeでおなじみですね。
Microsoft CEO
Satya Nadella サティア・ナデラ
出展:Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Satya_Nadella
Satya Nadella(@satyanadella) / X
ワード、エクセルでおなじみですね。
最近、BingのCopilot(コパイロット)をよく使います。
Adobe CEO
Shantanu Narayen シャンタヌ・ナラヤン
出展:Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Shantanu_Narayen
Photoshop、Illustratorでお世話になっていますね。
彼らには世界のトップ企業の社長になるための何かが備わっているに違いない。
その能力はどのように培われたのでしょうか。
人口14億人のインドで生まれ、古くからの**カースト制度や格差**に耐えながらハングリー精神を持って生まれ、大人数の中で切磋琢磨したその環境が現在の彼らの位置を作っているのではないでしょうか?
インドの「カースト制度」は、「ヒンズー教」に存在する、古くから社会に根付いている身分制度です。現在、インド憲法はカースト制度を否定していますが、今でもなお人々の生活には深く根付いていると言われています。
インド経済の発展により、中間層といわれる比較的に裕福な層が増えてきていますが、
一方で貧困層も相当の数がいるようです。インドは富の約80%を人口の約10%が所有しているといわれ、格差はさらに広がっていると言われています。
京都大学大学院の 池亀 彩 准教授は、
著書『インド残酷物語 世界一たくましい民』(集英社新書)の中で、
そしてIT産業の有名企業の創業者の多くはバラモンなどの高カーストである。~中略~
IT産業は、カースト・階級などとは無関係に個人の能力・努力を重視するという「メリトクラシー(能力主義)」によって成り立っているといわれてきた。だが実際のところ、彼らのメリトクラシーはカースト・階級のヒエラルキーを再生産することに加担していると多くの研究者たちは結論づけている。と述べられている。
参考文献:『インド残酷物語 世界一たくましい民』(集英社新書)
池亀 彩 京都大学大学院准教授
インドは優秀な人材を育成する土壌ができている反面、大国インドが世界の覇権を握るためにはこの重くのしかかる「カースト制度」に真剣にむきあっていかなければいけませんね。
まとめ
近年、優秀なインド出身者が世界のトップ企業のCEOになっている。
インドが世界の覇権を握るためには「カースト制度」に真剣に向き合う必要がある。
インドに投資をする時は、不安も少し持った方がいいのかもしれません。
ただし、マーケットは14億人います。
俺もイチローさんのように毎日カレーを食べてストイックになろうかな。
これがわかれば人生OK牧場! ※コンサルティングファームだけに(笑)
ではまた。
※投資は自己責任でお願いします。
半導体の未来
人生という名の畑を耕していく。耕していく。はじめまして。戦略家ケンと申します。
農作物は畑を耕し、そこに種を蒔き、水を与え育てないと収穫できません。この混沌とした時代を乗り切るために、自分の頭を柔らかく耕し、情報を得てチャンスをつかむ種を蒔き、大いなる果実を収穫しましょう!
これから人生への投資に役立つ情報をアップしていきますので、どうぞよろしくお願いします。
米国株絶好調ですね!みなさんの調子はいかがですか?
アメリカの人気番組CNBCマッドマネーの司会者兼投資家ジム・クレイマーさんは、半導体メーカーであるエヌビディア社(NASDAQ:NVDA)を前からおすすめしていて、いま米国半導体関連銘柄が爆上がりしていることは米国株好きの方々であればご存じだと思います。
今回は話題の「**半導体**」について考えていきます。
結論:「半導体はハイエンドからローエンドまで、
いろいろ種類があるから気をつけろ!」
※これがわかっている方は以下ご覧いただかなくても結構です。
日本の半導体産業のレベルはどうなのか?みなさんご存じですか?
実は、日本の「半導体の工場数」は2022年時点で、世界1位だそうです。
「あれ、日本ってそんなにすごいんだっけ?」
世界1位と言われてもなぜか違和感を感じないでしょうか。
1992年の**半導体売上ランキング**は、
1位インテル(米)
2位NEC(日本)
3位東芝(日本)
4位モトローラ(米)
5位日立(日本)
でした。
※経産省HPより
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/joho/conference/semicon_digital/0001/03.pdf
2023年の**半導体売上ランキング**は、
1位インテル(米)
2位サムスン(韓国)
3位クアルコム(米)
4位ブロードコム(米)
5位エヌビディア(米)
だそうです。
※Gartnerより
日本の半導体工場の数は世界1位でも生産能力は世界1位じゃないんです。
そして売上も。
最近よく「**半導体」というキーワードを目にします。今年は日本各地で半導体工場が建設中であり、とくに熊本県でTSMC**(台湾セミコンダクター)の熊本第一工場が稼働予定だということはみなさんもご存じだと思います。
そして、**TSMC熊本第二工場**も建設が決まっています。
回路線幅6ナノメートルの先端ロジック半導体生産を目指しているそうです。
※ロジック半導体って何?→読み進めるとわかります。
日本は半導体製造の地位を復活させたいと各地に製造工場を建設中なんです。
結論② 日本の半導体工場は、先端ロジック半導体をつくれていない
**半導体**は、パソコン、携帯電話、テレビ、リモコン、自動車、データセンターなど私たちの生活に欠かせないものに広く使われています。
その種類は沢山あり、常に進化し続けています。今話題の「生成AI」にも広く使われていると言われています。
私は、半導体専門家ではないので詳しいことは専門家に聞いていただきたいのですが、
今回私が皆様にお伝えしたいことは、
半導体はとても種類があり進化とともに常に新しいものが設計され、製造され、我々人類の進化に広く関わっているということを「超わかりやすく」お伝えしたいのです。
半導体の種類は主に以下のようなものがあります。
「**ロジック半導体**」
「**パワー半導体**」
「メモリー」
「センサー」
「アナログ半導体」
「車載用マイコン」
など
さらに半導体メーカーはこれらをアレンジした半導体を設計したり様々な進化をしています。
半導体ってこんなに種類があるんですって。
日本の半導体製造が得意とするのは、
「パワー半導体」
「メモリー」
「センサー」
です。
最先端の**ロジック半導体**においては、
その、半導体を設計するのが「ファブレス」※クアルコム、エヌビディアなど
そして、半導体を製造するのが「ファウンドリー」※TSMC,サムスンなど
**半導体**を人の体を使って説明すると
**ロジック半導体**→ 頭脳 ※CPUなど
**パワー半導体**他→ 筋肉、骨 ※ダイオード、トランジスタ、集積回路など
と言われています。
日本の半導体工場の大半は、ロジック半導体(頭脳)以外の製造が主であり、経産省は日本の半導体工場の大半が「ローエンドのレガシー工場が多数」と言っています。
日本の半導体産業は、筋肉だけ鍛えて、頭脳はないよねって言われているみたいでなんか腹立たしいですよね。
周回遅れといわれる日本の半導体産業の現状を打破するために、TSMCやラピダスの工場が建設されているのです。
まとめ
半導体は、複雑で常に進化している。
半導体メーカーは、得意不得意の分野があるので流行りすたりがある。
半導体の情報についていけなかったら無理するな。
日本の半導体産業の変遷を調べて思ったけれど、個人的には
半導体には流行があるから半導体メーカーの長期投資はやめとこうかな。
※私は半導体の専門家ではないので、間違った情報があれば修正しますので書き込みをお願いします。
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日経平均株価上昇はバブルなのか?
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農作物は畑を耕し、そこに種を蒔き、水を与え育てないと収穫できません。この混沌とした時代を乗り切るために、自分の頭を柔らかく耕し、情報を得てチャンスをつかむ種を蒔き、大いなる果実を収穫しましょう!
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日経平均株価が上昇を続けていますが、みなさんの調子はどうですか?
現在、日本政府は新NISAなどを活用した「資産運用立国」の実現を目指しています。
今年1月、 東京証券取引所は「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」を開示した企業一覧を発表しました。
東京証券取引所は、日本には低PBR(株価純資産倍率)企業が多いことから23年、上場企業に「資本コストや株価を意識した経営」に取り組むよう要請しました。今後、経営改善の取り組みを開示した企業の一覧を毎月公表するようです。この取り組みをPBR改革2.0と言われたりしています。
詳しくはこちら(日本取引所グループHPより)
https://www.jpx.co.jp/news/1020/20240115-
投資家にとって、この公表は企業の資本や成長へ向けた戦略を知るためのきっかけとなりますね。
そもそもPBR(株価純資産倍率)Price Book-value Ratioとは?
「株価を1株あたり純資産で割った指標」のことです。PBRが1倍未満の企業は「事業を続けるより資産を処分して解散したほうがいい」と市場からみなされている状態です。
日経新聞によると東証のプライム市場、スタンダード市場に上場する約3300社のうち、昨年3月時点でPBRが1倍を下回る企業が約1800社と50%以上を占めるそうです。ちなみに欧州は20%強、米国は5%程度だそうです。
日本企業は内部留保をため込んでることが多いので一概には言えないと思いますが、数字だけ見ると日本の上場企業の約半分は解散したほうがいい状態ってことですね。
我々投資家は、企業の現在の株価の状態を判断する指標の一つとしてPBRが1以下だと割安だから「買い」だなと教科書で教えてもらいました。
しかし、PBRの数字が割安だからといって「買い」ではなく、どうしようもない解散したほうがいい企業かどうか見極める必要がありますね。
自分の勤めてる会社のPBRが気になっちゃう!!
自分の会社が、世の中からいらねぇと思われている会社の仲間に入っていたらどうしよう。
まじめに社畜として働いていた人であればびっくりするでしょうね。
PBRが常に低い会社は、利益が伸び悩んでいたり、潜在的なトラブルを抱えているリスクがあったり、上場廃止の可能性があったりするので気を付けなければなりません。
本当の社畜になる前に、自分の会社のPBRをチェックして、自分の会社の決算書を読み、カンファレンスコールを確認し、100%人生をベットできる会社なのか確認しましょう!
その判断ができなかったら、やっぱり副業、転職などのリスクヘッジをするなど**人生のポートフォリオ**を考えないといけませんね。
まとめ
日本株の上昇が本物なのかどうか?試される時が来ています。
円安の影響もあると思いますが、日本企業のPBR改革は海外投資家からも注目されていて、収益力の改善やコーポレートガバナンス改革が評価され株価が上がる企業も増えてきました。日本の株高が続くかどうかは、各企業の取り組み次第ではないでしょうか。
自分の会社に「自分の人生を100%ベットできるのか」自分で決算書を調べてみましょう。
※自分の会社が上場していて東京証券取引所の「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」を開示した企業一覧に載っていない場合は注意が必要ですね。
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ではまた。
※投資は自己責任でお願いします。
コロナ禍で忙しかったコールセンター
人生という名の畑を耕していく。耕していく。はじめまして。戦略家ケンと申します。
農作物は畑を耕し、そこに種を蒔き、水を与え育てないと収穫できません。この混沌とした時代を乗り切るために、自分の頭を柔らかく耕し、情報を得てチャンスをつかむ種を蒔き、大いなる果実を収穫しましょう!
これから人生への投資に役立つ情報をアップしていきますので、どうぞよろしくお願いします。
「**風が吹けば桶屋が儲かる**」という日本のことわざはご存じですか?
このことわざは、物事の発生により、一見全く関係がないと思われる場所や物事に影響が及ぶことのたとえです。
風が吹けばほこりが舞う → ほこりが目に入って眼の病気が流行し、目を悪くする人が増える → 目の悪い人は三味線を弾くことを職業とすることが多かったので、三味線の需要が増える → 三味線の素材は猫の皮なので、多くの猫が殺される → 猫が減ればネズミが増える → ネズミは桶をかじる → 桶がたくさん売れて、桶屋が儲かる
という連想ゲームです。
この「連想ゲームを使って投資の種をみつけましょう」というのが今回の戦略です。
2020年1月に新型コロナウイルスが日本で初めて感染確認されてから今年で4年目に入りました。外国人観光客も戻ってきて、かなり街に賑わいが戻ってきたのではないでしょうか。
2020年、日本に未知のウイルスが蔓延したとき、政府はロックダウンに近い外出制限、行動制限、ワクチン接種など様々な政策で人命を守ろうとしました。しかし、その後遺症で経済が停滞しました。
政府は日本経済が死んでしまわないようにと実質無利子・無担保で融資を行うゼロゼロ融資、従業員の雇用維持を図るための雇用調整助成金など様々な対策をしましたが、飲食業、観光業、小売業、運輸業、サービス業など大きな打撃を受けました。
実はそんなコロナ禍の中、儲かっていた業種があったんです。
それは、「コールセンター」です。
これを**風が吹けば桶屋が儲かる式連想ゲーム**に当てはめてみましょう。
新型コロナが流行→病院に患者が殺到→病院が保健所に報告→保健所がパンク→コールセンターに一部業務委託→コールセンターが儲かる
新型コロナが流行→感染者が相談センターに電話→相談センターがパンク→コールセンターに一部業務委託→コールセンターが儲かる
新型コロナが流行→ワクチン接種相談センターに電話→ワクチン接種相談センターがパンク→コールセンターに一部業務委託→コールセンターが儲かる
「コールセンター」は全国的に需要があったんだろうと推測されます。
さらに、財務省の諮問機関である財政制度等審議会が「ワクチン接種単価とコールセンター単価の補助金は高すぎるから見直すべきだ」という意見書も出したくらい、行政からの補助金単価が高かったようです。そのぐらいしないと企業は動かなかったのかもしれません。
コールセンターの経営者は一時ウハウハだったようです。すべてではないと思いますが。
その他、様々な業種が儲かりました。
飲食(デリバリー)
例:新型コロナ流行→巣ごもりで飲食→Uber Eats
娯楽(ゲーム関連)
例:新型コロナ流行→巣ごもりで娯楽→Dead by Daylight
IT(ネットショップ)
IT(リモート関連)
例:新型コロナ流行→感染防止のためテレワーク→ Zoom
IT(動画配信)
例:新型コロナ流行→巣ごもりで娯楽→ Netflix
自転車販売
例:新型コロナ流行→感染防止のため自転車通勤→トーキョーバイク
など
いまになって振り返るともっと早く連想ゲームをしておけば、いい投資ができたのにと悔やみますね。
まとめ
連想ゲームを使って投資の種をみつけましょう!
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農作物は畑を耕し、そこに種を蒔き、水を与え育てないと収穫できません。この混沌とした時代を乗り切るために、自分の頭を柔らかく耕し、情報を得てチャンスをつかむ種を蒔き、大いなる果実を収穫しましょう!
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みなさん投資の調子はどうですか?日経平均株価は調子がいいようですが。
オシメ買いしてますか?
今日は投資戦略についてお話ししていこうと思います。
今回は、私の好きな「ランチェスターの法則」です。
1914年にレデリック・W・ランチェスターは、第1次世界大戦が勃発したのを契機に、戦闘における力関係はどのようにして決まるかを科学雑誌に発表しました。
「ランチェスターの法則」は、
「戦闘力=兵力の質✕兵力の数」
であると定義されています。
1位を強者、2位以下をすべて弱者と定義します。「 同じ武器なら勝敗は兵力数で決まる」という定義をもとにした弱者の戦略、強者の戦略に分けられます。
これを株式投資に当てはめてみると
武器の性能 → 投資スキル
兵士の数 → 投資資金
ということになります。
「投資スキルが同じであれば、投資資金が多い方が勝つ」ということです。
我々、個人投資家の多くは、投資スキルも無いし投資資金も乏しい。
機関投資家は我々よりもはるかに投資スキルがあるし投資資金もある。
我々のような弱い投資家は、普通にやってたら機関投資家(クジラ)には勝てないということなので、どうやったら勝つことができるのかを考えるのが弱者の戦略です。
ランチェスター弱者の戦略は、
「弱者の5大戦略」によって弱者が強者に勝てると言われています。
1,局地戦
2,接近戦
3,一騎打ち
4,一点集中
5,陽動作戦
金もスキルもない我々のような個人投資家が勝つためには、機関投資家(クジラ)が狙っていないセクターに先回りして飛び込んで集中投資をし、機関投資家(クジラ)が食いつくのを待つ。ということでしょう。
ただし、普通にやれば負ける戦を勝ちにいくわけですから、死に物狂いで集中投資先を探さなければなりません。単なるカンでの集中投資であればいずれ負けてしまうでしょう。高校生でもわかる米国株投資の花子先生のように、やっぱり決算書は読めるようにしなければいけませんね。
まとめ
弱者が強者に勝つために、ランチェスター戦略を使って投資を考えましょう。
タネ銭がない人は集中投資も視野に入れていきましょう。
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2024年問題
人生という名の畑を耕していく。耕していく。はじめまして。戦略家ケンと申します。
農作物は畑を耕し、そこに種を蒔き、水を与え育てないと収穫できません。この混沌とした時代を乗り切るために、自分の頭を柔らかく耕し、情報を得てチャンスをつかむ種を蒔き、大いなる果実を収穫しましょう!
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みなさん投資の調子はどうですか?
2024年1月の日経平均株価は、辰年だけに龍が如く上昇しています。年内にも日経平均株価がバブル期の史上最高値(3万8915円)を更新するとの観測も広がっていますね。ひふみシリーズ最高投資責任者の藤野 英人さんも「日経平均10万円」時代が来る!という本を最近出されていましたね。
「調子がいい時ほど注意しろっ」て、みんな言うので、今回はちょっとその視点から日本をみていきましょう。
みなさん「物流の2024年問題」はご存じですか?
2024年4月からトラックドライバーの「時間外労働の960時間上限規制」が適用され、労働時間が短くなることで輸送能力が不足し、物流が停滞する可能性が出てきた、これが「物流の2024年問題」と言われています。
労働環境の是正や労働人口の増加を目指している**働き方改革関連法**ですが、実は大企業は2019年4月1日、中小企業は2020年4月1日からすでに導入されているんです。
今回適用を受ける業種・職種は長時間労働の背景に、業務の特性や取引の課題があることから、時間外労働の上限の適用が5年間猶予されていたものです。つまり、本来あるべき規制の猶予期間が終わり、いよいよ全体に適用されるということなんです。
時間外労働の基準(原則)
・原則として時間外労働の条件は月45時間、年360時間
・臨時的な特別な事情がなければ上限を超えてはならない
36協定を結んだ場合
・一般企業の場合 時間外労働は年720時間以内
・自動車運送業の場合 時間外労働は年960時間以内
※その他細かい規定あり。詳しくは**厚生労働省HP**をご確認ください。
時間外労働の上限は、1日単位の規定は無いものの、月や年単位では明確に定められており、違反すれば罰則も科せられます。※臨時的な特別の事情は除く
これまで、以下の業種については2024年4月1日まで適用が猶予されていました。
・自動車運転の業務
・建設業
・医師
・鹿児島県および沖縄県における砂糖製造業
・新技術、新商品等の研究開発
いろいろ長々と説明をしてしまいましたが、この「2024年問題」は物流業界に限らず、建設業、医療などこれから様々な分野で影響があるかもしれないと推測されます。
日本の株価はうなぎ上りの状況ですが、物流など営業費用の上昇、労働者の収入減少、人手不足など様々な影響が出てくる中、はたして株価はこれを織り込んでいるのでしょうか?
外国人投資家は日本株をどんどん買っているというけれど・・・
日本の企業は、DX化(デジタルフォーメーション)、外国人材受け入れなど、急いで進めていかなければいけないでしょう。
働き方改革のメリットとデメリット
仕事が早く終わり、家族団らんの時間が増える。
働き方改革により、今まで担当が一人でよかったところが、二人必要になる。
まさにポイントはここメリットとデメリットがあるのです。
ここが戦略を練るうえでのポイント。
短期的には人材派遣がもうかるか?アルバイト求人サイトがもうかるか?
長期的には日本衰退か?逆にゆとりがうまれ家にいる時間が長くなり子供が増えるか?
いろいろ考えさせられます。
自分の得意分野を生かせば、いろいろ頭の体操ができそうですね。
これを頭に入れて我々戦略家は日本株投資のセクターを選ぶ必要があると思います。
まとめ
2024年問題は物流分野だけではない。日本全体の問題として考える。
得意分野で頭の体操をして、セクターを選びながら投資を考えていきましょう。
これがわかれば人生OK牧場! ※コンサルティングファームだけに(笑)
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