時事マラソン (original) (raw)

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昨日、世界3大仏教遺跡で世界遺産でもあるボロブドゥール遺跡を訪れました。

何度も来ているおなじみの場所ですが、以前来た5年ほど前と随分変わっていました。お土産店が入った施設が3週間前にできたばかりらしく、あまりに巨大でびっくりしました。

一番変わったのは、遺跡の歩き方。前は、入場券を買って、自由に歩いて見るスタイルでしたが、今は1時間毎に区切られ、1時間で150人限定。私たちは9時半のグループでしたが、150人を15人ずつくらいのグループに分け、それぞれにガイドがつき、説明してくれながら一緒に歩いていきます。

入場口などで150人が重ならないよう、立ち止まって説明を受ける場所が、各グループごとに違っていて、工夫されていました。私たちのグループの少し年配の女性ガイドは日陰のところで説明してくれましたが、グループによっては炎天下の中話を聞いているところもありました(笑)。

1時間ほど一緒に歩いていると、だんだん慣れてきて、「どこから来た?」と、話かけられるようになります。仲良くなったのは3つの家族。ひとつは、どうみても韓国人だと思ったらタイ人だった男性ふたり。ひとりは日本に4ヶ月留学していたらしく、日本語を少し話せました。

ふたつめの家族は、去年20日間日本に新婚旅行に来たカップル。東京、箱根、高山、大阪、奈良とあちこち行ったそうで、一番良かった場所は、ダントツで京都だと。まあそうでしょうな。

最後の家族は、インドネシア人の家族で、御夫婦と子ども、それとご主人のお母さんの4人で来ていました。とても穏やかな家族で、奥さんが、多分義理のお母さんを甲斐甲斐しく面倒を見ていたのが印象的でした。インドネシア人は、子どもとお年寄りを本当に大事にします。

最後に、それぞれと集合写真を撮って、いい思い出ができました。以前のような自由に歩くスタイルなら、あまり起こらなかったであろう、ちょっとした「国際交流」。自由に歩けるのもいいですが、この方がいろんな出会いがあってよりいいと感じました。

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昨日の朝、インドネシアの古都、ジョグジャカルタにやってきました。

インドネシアには、若い学生の子たちと来たり、ひとりで来たりすることが多いですが、今回は2度目のシニアの方との訪問です。

いくつかテーマがあるんですが、ひとつが「ジャムウを飲むこと」です。ジャムウとは、インドネシアの伝統的な漢方薬的なジュースのこと。南国の気候を生かしたスーパーフードの宝庫のインドネシアですが、様々な果物や樹の実やしょうが、はちみつなどを配合して、ジュースをつくります。

おもしろいのが、いろんな症状に合わせて独自のアレンジをしてくれるというところです。疲れを取るならこれ、お腹の調子が悪ければこれ、産後の母乳のためならこれ、みたいな感じで、希望に合わせて作ってくれます。

昔はあっちこっちで、「ジャムウおばさん」が屋台でやっていましたが、最近は随分と減ったと思っていました。それが、私のインドネシア語の先生が「最近、ジャムウ・カフェが流行っているみたい」と教えてくれ、俄然興味が湧きました。たまたまインドネシアのスーパーフード特集をテレビで見て、ジャムウを当然取り上げていました。

今回泊まっているホテルのロビーで、ジャムウをウェルカムドリンクで振る舞ってくれていて、早速みんな飲みました。フライトで少し疲れたと伝えると、いかにも苦そうな見た目のドリンクを勧めてくれました。呑み口は甘く、あとからガツンと苦くなりました。おかげでなんだか今朝は調子がいいです(笑)。

プレミアリーグ第7節、クリスタル・パレスリヴァプールの一戦は、0-1でアウェーのリヴァプールが勝利しました。

群雄割拠のプレミアの首位を快走するリヴァプールと、未勝利で降格圏に沈むパレス。

遠藤が担っていた「6番」にフラーフェンベルグがどっかと座り、今シーズンから指揮を執るスロット監督の思うようなサッカーができているような気がします。

一方のパレスは、結果がなかなか出ない中、システムやメンバー選定に変化を加えている段階。前節は4・3・2・1のツリーでしたが、この日は3バック(5バック)で、かつマテタを外しエンケティアをトップに使っていました。うまくいっている時間帯もありますが、すでに成熟しているリヴァプールとの差は、スコア以上に歴然でした。

対照的な両チームですが、それぞれに所属する日本代表のふたりの置かれている状況は同じです。

今のリヴァプールに割り込むチャンスは、遠藤航をもってしても難しい…。

パレスはまだ模索中なので、鎌田大地の方が出場の可能性はありますが、ムニョスがアクシデントで退いたときに、鎌田インとはならないところに、現段階での序列はあまり高くないようにも感じます。

所属チームにはあまり関係のない話ですが、日本代表にとってはふたりのプレー時間減は少なからず影響があり、つらいところではあります。

近年、日本発の「自己啓発書」が世界中で翻訳されているそうです。

その横綱が『嫌われる勇気』。オーストリア精神科医ルフレッド・アドラーの心理学を解説したこの本は、今年6月時点で世界累計1180万部に上ります。1000万部を超えるとは衝撃です。

私も大好きな1冊、というか、『嫌われる勇気』と『幸せになる勇気』はセットで1つと思っていますが、過去読んだ本の中のベスト10には入れたい1冊です。共著者の岸見一郎さんの講演を聞きに、京都まで行ったこともあります。予想通り、素晴らしい方でした。

原著刊行当時、アドラーは日本で一般にほぼほぼ無名でした。心理学の本というと難しい感じがしますが、この本は、対人関係に悩む「青年」が「哲人」と対話する形式でアドラーの理論を解説しています。本当に会話をしています。過去や未来より「現在」を重視し「人生はトラウマなど過去の経験で決まるのではない」との論旨は、著名なフロイトユングの心理学と対照的な内容で、まさに「ありそうでなかった本」として受容されました。

子育てにも実践できる内容が豊富で、特に「子どもを褒めない」は衝撃でした。すぐにも「それはない!」と言ってしまいそうですが、褒める行為には上下関係がある。親が上で、子どもが下だから褒める。子どもは褒められたいと、承認欲求を刺激してしまう。褒めるのではなく「感謝」の気持ちを伝えようと。子ども(以外もそうですが)とは、対等な関係でいよう。言わずもがな、「怒る」行為もまさに上から。丁寧に言い聞かせることは必要だけど、威圧する必要は全くないと。

正直、なかなかその通りにはできませんが(苦笑)、少なくとも対等な関係でいたいなとは心がけています。

嫌われる勇気は、日本書の翻訳が盛んなアジアだけでなく、ドイツで67万部、アメリカでも35万部と、欧米でも売れています。共著者の古賀氏は、ブラジルでも33万部刊行されたことに注目されています。明るい国民性のイメージがあるブラジルですが、人々の悩みは同じなんだと。

久しぶりに読み返してみようと思いました。

今晩から、1週間インドネシアに行ってきます。通常の時事マラソンはお休みにします。できれば、現地レポートをしたいと思っています。

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日本維新の会が、衆院選の公約を発表しました。

その中で、政策活動費の廃止や企業・団体献金の廃止などの政治改革は「まあがんばって」という感じですが、消費税率の8%への引き下げはいただけません。

現立民代表の野田さんが首相の時に、下野も覚悟で税と社会保障の一体改革をして道筋をつけ、安倍元首相が安定政権を味方に5%上げて、今の10%になりました。個人消費の促進策として8%に下げると言っていますが、膨らみ続ける歳出に比べて、ただでさえ足りない税収を減らす。いったん下げた税率を戻す時にも、「増税感」が確実に漂います。その時のことを考えているんでしょうか。消費税だけでなく、所得税法人税も減税すると言っています。減税と言ったら有権者は喜ぶと思っているのでしょう。

若い世代のために、と言うのなら、みんなが等しく税負担をする消費税が一番効果的です。現役世代に比べて懐に余裕のある高齢者は多いですから、たくさん消費してもらって楽しんでもらって、税収アップにも貢献してもらう。現役世代には、社会保険料率を下げてほしい。

これまでの国政選挙は、改革姿勢と実績に維新によく投票してきましたが、ここらが潮時です。

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NISAのおかげもあり、投資家層としての若者の存在が高まっています。若者が投資に目を向けるのはとてもいいことだと思います。昔にはなかった「今どきな」サービスがたくさんある中、スマホ専業証券のブルーノ証券が著名な投資家の資産ポートフォリオを真似できるサービスをやっているという記事が目につきました。

米アップル34%、バンク・オブ・アメリカ16%、アメックス14%…、スマホのアプリの画面上に「投資の神様」の異名をとるウォーレン・バフェット氏の資産ポートフォリオがパッと表示され、「すべてをコピーする」をクリックすると、バフェットさんの投資銘柄と比率をなぞる形で資産運用ができるというものです。もちろん、投資したい銘柄を加えたり、比率を変えたりなどのカスタマイズも自由、これはなかなかおもしろいです。

入金後は、設定した上限金額まで自動で銘柄を購入してくれ、10/1からは新NISAにも対応しているとのことです。

資産形成をしたいけど何をすればいいのかわからない若者にとってはとてもいいサービスだと思います。今の私は個別株の方がスリルがあって面白いからやりませんが、若い時だったらとっかかりにやっていそうです。

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CLリーグフェーズ第2節、ドルトムントセルティックの一戦は、ドルトムントが7-1と大勝しました。

セルティック劣勢は十分予想されましたが、アウェーということを差し引いても、ここまでやられるとは思いませんでした。国内リーグは6戦6勝で悠々首位。CL初戦はスロバキア王者に5-1、直近のリーグ戦は0-6と大差で勝利し、いい勝負するんじゃないかなと思っていたら、旗手が先発から外れており、少し嫌な予感…。

開始7分にPA内で倒してしまいPK献上。ジャンが決め、ドルトムントが首尾よく先制。しかし、すぐさま2分後に右からのクロスを前田が体で押し込み、セルティックは同点に追いつきます。

開始早々のセルティックの動きはよかったです。前田のスプリントも生きていましたし、やりあえそうではありましたが、またその2分後、ギラシの落とし→ブラントのスルーパス→アディエミが決め、すぐさま逆転します。

もうここからはドルトムントのやりたい放題でした。なんか、ちょっとうまい高校生と大学生の試合みたいでした。同点ゴールを決められ「やるやん」と思いましたが、ドルトムントの厳しい寄せ、鋭い突破に対応できませんでした。特に、ブラントをなかなか捕まえられず、ギラシ、ギッテンス、アディエミに自由にパスを供給させてしまいました。旗手がいたら、もうちょっと何とかなったのに…。

アディエミのニア上破りのスーパーゴール、ギラシのPK、そして前田のパスミスからアディエミに前半でハットトリックを許す、計5失点。

後半にも、ギラシとヌメチャに決められ、大量7失点でした。

セルティックは、ドルトムント戦は忘れてもらって、切り替えてほしいです。アタランタライプチヒクラブ・ブルージュザグレブと続く今後の対戦相手は、ドルトムントよりは力は落ちます。

と思いたいけど、7失点はショックだろうな…。

石破首相は昨日の就任記者会見で、日米同盟を強化するため地位協定の改定を目指すと明言しました。

もうひとつ、話題になっているのが、日米や韓国、オーストラリア、東南アジアなどで集団防衛の仕組みを構築する「アジア版NATO」ですが、地域の安全をみんなで守るという考え方は理解できるのですが、実装するのは相当大変で、時間もかかります。アジア版NATOは今後の検討課題として、日米地位協定の改定の方はまだ現実味がありそうです。

石破首相はかねてから、日本は「独立した主権国家」だと述べ、「対等な日米関係」を築くべきだと訴えています。裏を返せば、独立した主権国家なのに、現状では対等な日米関係にないと言っているに等しいです。

具体的には、自衛隊の能力向上を目的に、訓練基地を米国に置くべきだと主張。日本が在日米軍基地の管理権も持たないなど、問題は従来から指摘されており、在日米軍の事故・事件があっても、原因究明の調査などに容易に関与できず、「なぜ日本国内で起こったことなのに…」と思うことが何度もありました。

ただ、解決に向けて道筋が示されているわけではありません。カウンターパートのアメリカの新大統領もトランプ氏かハリス氏か、どちらになるかもまだ決まっていません。これからじっくり取り組むことになりますが、悠長に構えるほど時間があるわけではありません。

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自民党の石破総裁は今日1日召集の臨時国会で第102代首相の指名を受け、新たな内閣を発足させ、10/9にも衆院を解散する方向です。

ずいぶんと急いで選挙をやるんだという印象です。9/14の総裁選の討論会で「国民が判断する材料を提供するのは新しい首相の責任だ」と発言。一問一答形式で質疑する予算委員会の開催が必要との認識を示していました。

年内には解散総選挙をやるだろうけど、こんな最速でやるとはみんな思っておらず、野党はさっそく反発。立民の野田代表は「首相指名選挙も受けていないのに、解散を決めるのは国会軽視ではないか」と指摘するのも無理はありません。石破氏も「かなり異例のことだと承知している」と「おきて破り」を自ら認めてもいます。

まあ、「党内野党」の石破さんが置かれている環境がさっそく如実になりました。本人はそのつもりではなかったけど、周りから「政権発足直後の期待感が高い時期にやろう」と強くせっつかれたのでしょう。さっそく洗礼を浴びたようです。

さらには、昨日の株価が1910円も下がったことも大きかったと思います。総裁選後初日の取引としては1990年以降最大の下げ幅です。普通は、期待感で上がるものですが、ここまで大きく下がるとは「ブラックマンデー」とまでは言わないものの、「はよやらんと、どんどん支持率下がる。ただでさえ逆風なのに…」と、解散総選挙を急がせた要因のひとつにはなったでしょう。

これで10月の選挙で、自民党が大きく議席を落とすことになったら、それも石破さんの責任問題になります。まだ、何にもやっていないのにです(苦笑)。

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先週金曜日に石破茂氏に決まった、自民党新総裁。週末にかけて、閣僚・党役員人事が続々と報じられています。

いくつかポイントがあります。ひとつは、幹事長をどうするか。幹事長は党の要職ですが、今の岸田首相と茂木幹事長はうまくいっているようには思えませんでした。茂木氏は総裁選で「増税しない」など、首相の苦労を逆なでするような政策を掲げていましたから。石破氏との接戦に敗れた高市氏が唯一臨んだポストが幹事長らしいですが、正直言ってそれは「あつかましい」というものです。右過ぎる高市氏と、党内では中道からやや左もカバーする石破氏とは考え方が違いすぎますから、高市幹事長でうまくいくはずがありません。

幹事長は、現総務会長の森山裕氏が内定しました。79歳で経験豊富。公明党にも顔が利きます。次期首相への野心もそれほどないでしょうから、いい人選だと思います。

次に、外相には石破陣営の推薦人代表で元防衛相の岩屋毅氏、防衛相には中谷元氏が返り咲きます。このふたりは外交・安全保障に精通しているイメージで重鎮感もあり、安心感があります。石破さんの「アジア版NATO」案などがさっそく物議を醸していますが、議論を整える役割にも期待したいです。

最後に、総裁選を戦った候補者の処遇ですが、小泉進次郎氏の選対委員長はいいとして、林芳正氏を官房長官留任、加藤勝信氏を財務相に起用するのには少し驚きました。党内に確固たる基盤がない石破氏とは言え、閣僚の中でも最要職を充てるとは、かなりバランスをとった印象です。

個人的には、なかなかいい布陣なのではないかと思っています。

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プレミアリーグ第6節、エバートンクリスタル・パレスの一戦は、ホームのエバートンが2-1で逆転勝ちしました。

エバートンは1分4敗の19位、パレスが3分2敗16位と下位に沈む両チームの対戦。

先制はアウェーのパレスでした。前半10分、右CKのこぼれを鎌田が拾い、リターンをファーサイドに折り返し。競り勝ったヘッドをCBのグエヒが押し込みました。

パレスの鎌田は、4・2・3・1の「3の左」で先発。中盤は2・3と言いながら、この5人は入れ代わり立ち代わり動き、特に2列目の2、エゼとエンケティアは攻撃の核で、自由に動きます。鎌田がボールに絡めば、チームに血が通うように攻撃が組み立てられるのが、みていて面白いです。

前半はパレスのリードで折り返しましたが、後半頭からエバートンは懲罰的に右MFのリンストロームを下げ、動いてきました。

その効果が結果的にすぐ表れ、後半2分にトップ下のマクニールが左足の見事なコントロールミドルで同点に追いつきます。鎌田のパスを相手にカットされてからの失点でした。

後半9分にもマクニールに決められ、エバートンが逆転。後半はホームのエバートンのゲームになってしまいました。

鎌田は、ちょっと早めの後半17分に交代。1点リードを許したので仕方ありません。

パレスは、連敗スタートから、チェルシー、レスター、マンUから勝ち点1ずつをとり、上昇気配にありましたが、先制してからの痛い逆転負けになりました。

10月もリヴァプールトッテナムなど上位チームとの対戦もあります。

うまくいっている時間帯もあるので、それをもっと増やしたい。我慢の時が続きます。

これはほんとに「あるある」だと思います。管理職を中途採用で迎える企業が増えていますが、転職者が企業文化や人間関係になじめず、短期間でまた転職する例が後を絶たないようです。

企業、転職者双方に言い分はあります。採用面接で「できる」と言っていたことが入社してみるとできず、入社から2か月ほどで周囲からクレームが出始め、任せられる仕事がないというケース。せっかく採用した企業としてはつらいところです。

一方、2回の面接を経て広告代理店の課長職に採用され、5人の部下を任されたものの、根回しを重視する企業文化に慣れる間もなく、すぐ結果を求められ、上司の要求には応えられず、部下にも舐められ、1年半後に転職。せっかく思い切って転職したのに、これまたつらい結果です。

管理職適齢期とされる40~50代前半が、ちょうど就職氷河期世代と重なり、人材が足りない企業が多く、需要は旺盛ですが、ミスマッチが多いようです。

ミスマッチを防ぐために、入社前に細かな情報共有をしておくとか、新天地に溶け込む気配りをするとか、対策も記事には書かれていますが、特効薬にはならなさそうです。どんなに職務経歴書を充実させると言っても、限界があります。

私も転職の経験がありますが、もうほんと、会社が違えば何もかもが違うので、管理職でなくてもなじむのが大変。管理職となると、何倍もハードルが上がるので、よっぽど自信があれば別ですが、やめといたら…?と言いたくなります。経営層に近いポジションならまた少し違うと思いますが、いわゆる「中間管理職」の中途採用・中途入社は相当難しい。部下をつけるのを仕事に慣れた後にしている東京ガスなどの例は参考になりそうです。

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インドネシアで来年2025年1月から始まる学校給食の無料化に向けた準備が進んでいます。

25年1/2から段階的に導入し、まずは1500万人が対象、26年に3000万人規模にし、27~29年には8000万人にする計画を掲げます。人口2.6億人のインドネシア。最終的には幼児から高校生までが対象になりますが、8000万人とはすごい人数です。自治体は導入に向けた取り組みをジャカルタなどを中心に独自で始めており、ジャカルタ近郊のボゴールの小学校では、配車サービスのゴジェックが給食を配送し、民間企業との連携を取り入れています。

インドネシアの学校では、学生が昼休みに食堂などで昼食を購入するのが一般的です。この無料給食制度は、来月就任するプラボウォ新大統領の肝いりの政策です。インドネシアは人口の10%近くが月5000円以下の支出で生活する貧困層で、経済格差は激しく、無料給食の導入は家計への恩恵が大です。

給食を通して国際協力も探っており、国際協力機構(JICA)の企画で、同国保健省10人が長崎大学を訪れ、給食づくりの現場視察や、生徒と一緒に給食を食べるなど、食育の取り組みなどを体験しました。インドや中国にも視察に行っているようです。

来月インドネシアに1年ぶりに行きますので、どんな様子か聞けたら聞いてこようと思っています。

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久々に「大機小機」を取り上げます。

今週金曜日27日には、次の首相を実質的に決める自民党総裁選があります。メディアも連日取り上げていますが、日本の政策課題、特に経済分野への注目度が高く、国土強靭化、憲法改正なども争点として取り上げられますが、これらの政策課題は誰が首相になっても解決すべき課題だと言っていいと記事にはあります。これは本当にそうだなと思っていて、「震災に強い政策はやりません」なんていう候補者はいないでしょう。憲法改正も、時期や強度はそれぞれでしょうが、いずれはね、くらいはみんな思っていると思います。候補者みんながそう思っているのなら、もっと他のことで論戦してよ、って思います。選択的夫婦別姓制度や解雇規制の見直しなどは、主張が分かれるので、どんどんやってほしいところです。

そして、主題の「若者」ですが、政治への関心はあまり高くありません。世襲議員が主流化により政治への関心は乏しく、霞が関の中央官庁への就職人気も目下低迷中。ここまでは分かりますが、大谷選手のようにアメリカで成功し、アメリカでの起業を視野に入れて挑戦したい、アメリカ企業に投資したいという若者が実に多いとありますが、これは本当でしょうか?

新NISAの投資先に「オルカン」や米S&P連動型投信に集中し、日本株への投資は限定的です。若者の思考や投資マネーの動向を見る限り、日本の先行きに明るい展望を持ち得ていないことが示唆されていると記事にはありますが、裏を返せば海外に目を向けているということなので、それはそれでいいことのように思います。

日本で起業したい、日本企業に投資したい、日本の実現のために選挙に行きたいと思ってもらえるよう、総裁選候補者はもっと若者に語り掛けてほしいというのは私もそう思いますが、外に目を向けていること自体に悲観することはないと思います。

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プレミアリーグ第5節、ブライトンとノッティンガム・フォレスト、好調のチーム同士の一戦は、2-2のドロー決着となりました。

今シーズンまだ負けのない両チーム同士。三笘薫も先発(フル出場)と見どころの多い試合でした。

ホームのブライトンがボール保持をしっかりして戦うものの、先制したのはフォレストでした。PA内でバレバが相手FWをひっかけて倒してしまいPK献上。CFのウッドが落ち着いて決めました。

先制されたブライトンでしたが、焦ることなく試合は進めていました。

とはいえ前半0-1かなと思っていたところ、42分にヒンシェルウッドがヘッドを叩き込み、同点ゴール。

グロスドルトムントに行ってしまい、守備の駒が厳しくなったところ、ヒンシェルくん(と私は呼んでいますw)が出場機会を得ていますが、この日は左SBではなくボランチで出場。ゴールも決める活躍で、中心選手の雰囲気が出てきました。ヒンシェルくんはまだ19歳。ブライトンはほんと若手にいい選手がいます。

前半のうちに追いついたブライトン。前半終了間際に、ウェルベックが直接FKを決め、逆転。これもフォレストの壁の後ろで、ヒンシェルくんがうまく飛び上がってGKのブラインドになるナイスアシストでした。

これは、ブライトンの勝ちゲームだなと思いましたが、後半25分にブライトンのハイラインの裏をうまくつき、途中出場のソサが決め、フォレストが2-2に追いつきます。

そのまま2-2で終了。ブライトンとしては、3点目を取って勝ちを決めたかったですが、積極的に選手交代をしたフォレストが頑張りました。

ウェルベックが決めたゴールは、三笘の縦へのドリブルへのファールで得たFKであり、ゴールにつながるいい仕事をしましたが、欲を言えばあと3回くらい、縦への突破シーンが見たかったです。いろいろリスク管理などもあるんでしょうが、もう少し怖さを見せてほしいと思います。

ブライトンは、今週末がチェルシー戦。次がトッテナムニューカッスルと骨のある相手が続きます。